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アップル App Store 10周年。任天堂 宮本茂やNianticジョン・ハンケもコメント

iPhone 3G発売前日開店でした

Ittousai, @Ittousai_ej
2018年7月6日, 午前07:57
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アップルのアプリ配信プラットフォーム App Store はこの7月10日で10周年を迎えます。

アップルが公開したApp Store 10周年リリースは、この10年間にApp StoreとiOSデバイスが達成した数々のマイルストーンについて、さらに将来について、アップルの幹部やデベロッパーがコメントを寄せる内容。

「モバイルファーストなビジネスの躍進」やモバイルゲームの隆盛、「来るべきAR革命」まで11項目にわたり、任天堂の代表取締役 フェローでマリオの生みの親 宮本茂氏、82歳からプログラミングを始めた「最年長開発者」こと若宮正子氏、ポケモンGOやIngressのナイアンティック ジョン・ハンケCEOなど、各界さまざまな人物がコメントしています。



アップルのアプリ配信プラットフォーム App Storeが開店したのは2008年7月10日。初代の無印iPhoneに続く二代目のiPhoneであり、初めて日本で買えるようになったiPhone 3G発売の前日でした。

iPhone 3Gは3G通信初対応、GPS内蔵などハードウェアも進化しましたが、最大の特徴は「iPhone OS 2.0」で、App Storeが使えるようになったこと。(初代iPhoneもアップデートで対応しています)

今からは信じられませんが、オリジナルのiPhoneはサードパーティー製のネイティブアプリを動かす方法がなく、アップルの純正アプリ以外はウェブサイトをアプリとして使う方針でした。

10年前のことなのでウェブ技術自体も洗練されておらず、いまでいうウェブアプリとは比較にならなかったうえに、iPhoneのSafariもまだ原始的だったことから、サードパーティーアプリが動くモバイル端末のユーザーからは「それは果たしてスマートフォンなのか」と言われたのも懐かしい話です。



WWDC 2008のキーノートプレゼンテーションより。PCを経由せず、iPhoneで直接アプリを無線ダウンロード&自動インストールできる!とApp Storeの概念を解説するスティーブ・ジョブズ。

こうしたなかでようやく登場したApp Storeは、開店当日から500本超のアプリを用意。ウェブをブラウザよりはマシにラップしなおしたようなアプリも多かったとはいえ、当時のウェブでは不可能だったようなゲームも含め、小規模開発者から大手までのアプリをラインナップしました。




時は流れて2018年。iPhoneは10周年モデルのiPhone Xになり、App Storeも7月10日で10周年を迎えます。

アップルのフィル・シラーのコメントは「最初の10年間で、App Store はわたしたちのどんな大胆な予想も超えました。開発者が夢見た革新的なアプリの数々から、アプリがユーザーの日常生活の一部になることまで。しかし、これは始まりに過ぎません。デベロッパーが作り出してきたものについて、そしてこれからの10年に生まれるであろうものについて、わたくしどもアップルは心から誇りに思います。」

10周年告知のなかで、アップルがApp Storeのマイルストーンとして挙げる11項目の参考訳を並べれば、

I. App Storeが開発者に成功への道を開き、カスタマーの手にまったく新しい体験をもたらした
II. モバイルファーストビジネスの隆盛
III. (モバイル)ゲームの定着、新しいファン層への浸透

任天堂 宮本茂「iPhoneで片手で遊べる新しいスーパーマリオ、Super Mario Runを、App Storeのおかげで何億もの人に届けられたことをとてもうれしく思います。App Storeがあったからこそ、これまで任天堂ゲームの楽しさを知らなかった大勢の人たちに遊んでもらうことができました。これからもApp Storeのお客様に向けて、ユニークで新しいゲームをお届けできるようがんばってゆきたいと思います」 (英文リリースからの勝手参考訳です)

IV. アプリ内購入、定額サブスクリプションが新しい体験を開く
V. ストリーミングエンタテインメントの本格始動
VI. クリエイティブアプリ、プロダクティビティ、教育アプリが、教室やオフィスを越えて広がる
VII. 健康、フィットネス、ウェルネスアプリが一般化
VIII. アクセシビリティアプリがコミュニティに力を

IX. コーディングが新しい世代にインスピレーションを与える
Future Generationsとして学生デベロッパーの活躍やアップルの支援策について触れつつ、若宮正子さんのコメントも。「82才になってから、シニア世代も楽しめるゲームを作ったらどうだろうと考え、友人たちからプログラミングを学びiPhoneアプリを作ることができました。よく「なぜアプリ開発をしようと思ったの?」と尋ねられますが、後ろ向きになりがちな高齢者だからこそ、新しいことに挑戦して、人生を豊かにできると思います。わたしが開発したアプリは日本語・英語・中国語に対応しているので、アプリを通して世界中の人とつながれます。考えただけでもわくわくします。ほんとうにApp Storeのおかげです」 (英文リリースからの勝手参考訳です)

X. 発見を助ける App Store新機能
(10年間のマイルストーンというより、昨年リニューアルしたApp Storeの新機能について。本日のアプリや特集、開発者インタビューなど独自コンテンツの並ぶTodayはわりと読み応えがあります。)

XII. 来たるべきAR革命
ナイアンティックCEO ジョン・ハンケ「Nianticは人が自分のコミュニティについて発見したり、エクササイズしたり、家族や友人と現実の世界で一緒に楽しむきっかけとなるテクノロジーの開発を目指して創業しました。App StoreはポケモンGOやIngressを何億もの人々の手に届けてくれただけでなく、われわれのプレーヤーコミュニティに光を当て、プレーヤーを導くストーリーを伝え、そして開発チームが継続的に新機能を追加しやすくするという、すばらしい手助けをしてくれています」

アップルによれば、iOSは世界最大のARプラットフォームであり、ARKitに対応したアプリはすでに3000本超。

App Store 10周年マイルストーンの最後に、これから来るものとしてAR(とオンデバイス機械学習フレームワークCore ML)を挙げるのは、アップルが本気でARに注力していることを改めて印象付けます。スマホをかざして覗き込む、ある意味滑稽な現状のARの次に来るものに期待です。

The App Store turns 10 (英文)

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