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VRゴーグルで新感覚の野球観戦。新しい観戦スタイルは定着するか

バッター目線のカメラも希望

ハード松村(Atsushi Matsumura)
2018年7月5日, 午後03:00 in vr
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ソフトバンクが、プロ野球の試合をVRライブ観戦できるゴーグルを発売した。

7月26-29日に福岡ヤフオク!ドームで開催される「鷹の祭典2018」4試合が対象で、視聴するためには専用VRゴーグルが必要だ。価格は8640円で7月10日までホークス公式通販ショップ「ダグアウト」で販売されている



VRを使ったスポーツ観戦はサッカーや格闘技などでも導入されており、新しい観戦スタイルとして注目される分野。同社の招待によりヤフオクドームで実機を体験してきた。

VRゴーグルはiPhoneなどのスマホをセットして使うタイプで、ソフトバンクホークスのロゴ入り。「鷹の祭典2018専用ユニフォームLサイズ」も同梱され、お買い得感がある。

スマホは多少のサイズやOSの制限はあるものの、最近の端末であれば概ね使えそうな仕様。Oculus Goのような専用VR端末は用意されていないが、価格やユーザーのとっつきやすさを考えると今回のセットが正解だと思う。



配信用のカメラはバックネット裏と一塁側、三塁側、外野の4箇所に置かれて、VR視聴時にカーソルを他のカメラにあわせることで、カメラを切り替えられるつくり。映像は4Kで制作、配信され、3〜10Mbpsの回線速度が必要となる。同社によれば、4G回線では低めの3Mbps固定となるが映像の違和感はあまりないという。



今回の取材では過去のVR映像を使っての体験となったため、バックネットからの映像で距離が少し遠いのが気になったが、本番ではカメラ位置がグラウンドに近くなるので違和感は少なくなると思われる。VR観戦そのものは概ね良好で、カメラの切り替えもスムーズにできた。

取材で気になったのは、VR観戦はリアルタイム時のみで試合後にもう一度見たりすることができない点。スポーツ観戦はリアルタイムが盛り上がれるとは思うが、VRゴーグルで2-3時間も観戦し続けるのは無理があるし、複数のカメラがあるのであれば「さっきのシーンを別カメラでみたい」なんて要求もあるだろう。権利関連かもしれないが、できれば数日程度の再視聴も可能になればと思う。



音声はカメラのマイクからではなく、テレビ中継で使う音声をそのまま流していた。ライブ感を出すのであれば、耳をふさぐヘッドホンではなく、スマホのスピーカーを使うほうがベターだろう。さらに、テレビ音声と現場の音の切り替えやミックスができると、より野球観戦への没入感が増すように思えた。

さらに、選手の表情もはっきりわかるぐらいズームを多用した映像もほしいところだが、「VRはズームとの相性がよくないため、カメラと被写体の距離がある環境では臨場感が減ってしまう」(同社)という。カメラと選手の距離を短く設定できそうな卓球やテニスのほうが向いているのだろうが、あえて難しい野球でチャレンジした心意気が感じられた。

関連キーワード: android, baseball, iphone, softbank, sports, vr
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