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【更新】イーロン・マスクのタイ洞窟救出作戦「Falcon 9ロケット部品から小型潜水艦」に現実味

泳げない子供も安全に助けたい

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年7月8日, 午前11:45 in Transportation
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タイの、洞窟に閉じ込められた少年サッカーチーム救出に乗り出したイーロン・マスクは、自身の持つSpaceXおよびThe Boring Company(TBC)から2名の技術者を現地へ先行派遣しつつ、Twitter上で少年たちの救出作戦を具体案を取りまとめています。

その主要な案としてまとまりつつあるのが、Falcon 9ロケットに用いられる液体酸素移送チューブを用いた「小型潜水艦」を作るというアイデア。イメージ的には"艦"ではなく"缶"のほうがわかりやすいかもしれません。


マスク氏の説明では、このチューブは「非常に高い強度」を備えつつ、子供や小さな大人1人が入れるぐらいの径があります。これの前後4か所ずつにハンドルを取り付け、ロープやケーブルをくくりつければ、中に子供を収容して蓋をし、増水した洞窟内を2人のダイバーで引っ張って移動させられます。また本体には4つのエアタンクを取り付けて衝撃吸収用クッションとします。このエアタンクは相互につながっており、もし空気漏れが発生した場合は収縮によって自ら穴を塞ぐ仕組みになっているとのこと。

マスク氏は、この小型潜水"缶"を作るのに要する時間はおよそ8時間だとしました。




洞窟から外へ脱出するまでには、非常に狭く岩が突き出ている場所がいくつかあり、子どもを収容した缶が通れない可能性も懸念されますが、マスク氏はTwitterでのこの質問に対し「確認済みだ」と返答しています。潜水缶はいくつかのパートで構成し、それらを着脱することで浮力などを調節できるように考えているとのこと。
タイ政府のもとにはマスク氏以外からも様々な救出案が寄せられており、救出作戦を実行するにしてもそれらの中から実現可能な対策を選んで行なわれることになりそうな状況。したがってマスク案が採用されるかは、記事執筆時点ではまだわかりません。

現在雨季のタイではいまだ雨足が衰えず、今後も洞窟内の水位が上昇する可能性があると伝えられます。2010年のチリ落盤事故のように地表からの掘削による救出作戦も実行に移されているものの、こちらはうまく避難場所に行き当たるかどうかはわからないと、なんとも頼りない状況です。

なお7月7日の時点で、少年らが避難している空間の酸素濃度が低下しつつあるとも伝えられます。タイ政府は、いよいよ最悪の場合は子供らをダイバーとともに潜水させて救助する可能性も示唆しています。しかし、13人の子供らのうち何人かは泳げないとされ、プロのダイバーですら酸素を使い果たして命を落とすような状況に子供たちを晒すことを思えば、われわれ素人にはマスク氏の潜水缶プロジェクトのほうが無事に救出できる可能性は高いようにも思えます。

7月8日23時30分更新:BBCは、現地救出チームは現地時間日曜日午前10時より少年にフルフェイスの水中マスクを装着させ、ロープで引っ張っての救出作業を開始し、これまでに4人の少年を洞窟の外へ連れ出すことに成功したと伝えています。4人の健康状態は「完璧」とのこと。この日はこれで救出作業を中止し、また月曜日に再開するとのことです。



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