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「デジタルメモ」の基本に立ち返った仕上がりと可能性:ポメラDM30レビュー

E Inkならではの使いどころを見出せば名機の予感も

Hirotaka Totsu
2018年7月9日, 午前11:30 in mobile
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6月8日に発売されたE-ink採用の新型ポメラ「DM30」ですが、製品発表会でのハンズオンでは描画の遅延と残像現象が煩わしく、今まで使用していたDM200の方が使いやすいのではないか?という評価をしましたが、1ヶ月ほど様々なシーンで使ってみて「DM30ならでは」の活用シーンを見出しました。

「俺はDM200で行く!」キングジムの新型ポメラ「DM30」ハンズオンレポート



ポメラ「DM30」は、初代ポメラ「DM10」発売から10周年目に発売された「デジタルメモ」です。DM10は、モノクロTFT液晶と折りたたみキーボードを組み合わせたコンパクトなメモツールで20時間という使用時間が特徴的でした。発売当初は賛否両論で、ノートPCを使いこなすユーザーからは厳しい評価を下されることもありました。しかし、ある時を境に人気が高まり後継機が次々に開発されるようになりました。

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その人気の秘訣は、折りたたみ機構の持つガジェット感と、乾電池を使用する長時間駆動及び可用性(コンビニで電池を買えば使い続けられる)だったのではないでしょうか?歴代最高性能の「DM200」が登場した時でさえ、乾電池式で折りたたみ機構のポメラが欲しいと熱心なユーザーからはリクエストが出るくらい、ユーザーには馴染んだ仕様だったと言えます。

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ポメラを使い続けてきたユーザーにとっては、DM200に比べてスペック的に遅く感じる部分は決定的なデメリットとなりえず、E-ink採用という目に優しい、屋外でも見やすい、最新テクノロジーを使っているという部分に惹かれるものがあるのかもしれません。そんなメリットもデメリットもあるDM30が活かされる場面ですが、1ヶ月ちょっとの使用の中で見えてくるものがありました。



その一つは、パワーオフ時にも描画を表示させておくことができるというE-inkならではの特性です。伝言メモや、印刷して貼り出すまでもないないが、その場にいる人に共有したい事項など、パッとタイプして常に表示し続けておくことができます。記載内容を他の人に見られたくない場合、机を離れる際などにフタを閉じておけば良いので、設定を切り替えることも必須ではありません。



文字の大きさが変えられるので、なるべく大きな文字にすることで、可読性も高まります。また、メモや共有情報レベルのタイピングであれば、高スペックを必要としません。



もう一つの活用シーンは、会議の議事録や取材メモのツールとしてです。多くの文字を高速でタイプするのには向かないと評価したのになぜ?と思われる読者の方もいるかもしれませんが、高速タイプできるがゆえに、一言一句を逃さないように書き起こしてしまうこともありがちです。もちろん、時として重要なことではありますが、議事録、取材メモに求められることは、要点を分かりやすく整理するという面もあります。

入力が遅いということであれば、むしろ内容を整理しながらメモすることでタイプの遅延は気にならず、入力された時点である程度の整理が済んだメモが残されるという結果が得られます。議事録であれば、出席者の確認作業がありますし、取材メモであれば同時にボイスレコーダーも回していることが多いので、メモを取り逃がしたとしてもリカバーは可能です。

また、透明なコーラや紅茶が必要とされるほど「周囲のお気持ちに配慮」が求められる日本のオフィス空間では、ノートパソコンでメモを取るという行為そのものがNGとされる場面、企業もあるかと思います。理由としては、会議に集中しないでノートパソコンで他の作業をしている、関係ないWebを見てサボっているなどの疑いや打鍵音がうるさいなどが挙げられますが、ポメラであれば単機能ゆえにこれは「デジタルメモツールなのです!」と会議に必要なツールであるアピールができます。

常にタイピングするほどのメモをとらないので打鍵音の問題も少なくなります。QRコードを読み取るなどのワンステップ、もしくはFlash Airなどの機器を追加で必要としますが、デジタル化されたメモですので、共有の効率化にもなります。上司など社歴の長い人にもポメラユーザーがいた場合には、より理解が得られることでしょう。




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関連キーワード: EInk, KingJim, mobile, pomera
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