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速報:Surface Go日本版発表。一般向けは6万4800円から、8月28日発売

予約開始は7月12日から。LTEモデルは「年内発売予定」

橋本 新義 (Shingi Hashimoto)
2018年7月11日, 午後02:38 in surface
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日本マイクロソフトが、10インチ画面のキーボード合体式Windowsタブレット『Surface Go』の日本版を発表しました。発売は8月28日、価格は一般向けモデルが6万4800円から、教育機関向けが4万7800円(税別)から。廉価でかつ小型、軽量となるSurfaceの新シリーズです。なお、今回の発表はすべてWi-Fiモデル。海外で公開されたLTE対応モデルは、年内発売予定と告知されました。

特徴は、約10インチ、解像度1800×1200となる液晶パネルの採用などにより、従来のSurfaceシリーズに比べて小型・軽量となった点。本体サイズは245×175×8.3mm(幅×高さ×厚さ)と、いわゆるB5版用紙(約257×182mm)より小さめ。重量は、別売りのタイプカバー(カバー兼キーボード)を外した状態で約522gで、キーボードを付けても765gと、800gを切ります。

Gallery: Surface Go 日本版発表会 | 41 Photos

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個人向けモデルは2グレード。いずれもOffice Home & Business 2016がプリインストールされた構成のみとなります。そして日本版モデル(一般、法人、教育機関向け)の基本構成と価格一覧は上記の通りです。なお、日本でのグレードは2種となっており、RAM 4GB/ストレージ 64GBモデルとRAM 8GB/ストレージ 128GBモデルのみ。海外での最上位となるRAM 8GB/ストレージ 256GBモデルは(少なくとも現時点では) 用意されません。

また、気になる上位グレードと下位グレードの機能差に関して発表会でMS側に尋ねたところ、表に書かれたRAMとストレージ容量の差、そしてストレージの接続形態(64GB版はeMMC接続、128GB版はPCI Express接続のNVMeタイプ)のみとの回答がありました。

つまり4GB/64GB版でも、CPU(SoC)はインテルのPentium Gold 4415Y(2コア4スレッド/1.6GHz)となり、またWindows Hello対応の顔認証機能なども省略されません。なお、フォトギャラリーに仕様一覧表を掲載しておりますので、ご参照ください。





周辺機器の価格は上記のとおり。気になる専用タイプカバーは、ベーシックモデルが1万1800円(税別)、人工皮革を貼った高級モデル(Signature タイプカバー)が1万5800円(同)。Pro用より若干安価となります。
なお、今回の発表会で展示されたタイプカバーはすべてUS(英語)配列モデル。日本語配列版はまだありませんでした。



機能的な特徴としては、薄さと軽さを筆頭として、解像度1800×1200、画素密度217ppi、アスペクト比3:2の液晶パネル(10点マルチタッチ)やマグネシウム合金製の本体外装、USBタイプC端子の採用、Windows Hello対応の顔認証カメラ搭載、連続動画再生時で9時間をキープする27Wh大容量バッテリーなどが挙げられます。







とくに本体の意匠は、上位モデル『Surface Pro』と基本仕様を同一とすることから、並べてみると「一回り小さなSurface Pro」に見えます。実はベゼルがProより太かったり(タイプカバー側のキー面積との兼ね合いで本体幅を決めた結果のようです)など、細かな差はありますが、手触りの良さなどは、評価の高いProの完成度をほぼそのまま受け継いでいます。


▲発表会展示機のシステム表示。なお、4GB/64GBモデルの展示はなく、すべて8GB/128GBモデルでした


▲ディスプレイ詳細表示。解像度はウワサ通り1800×1200。HDR動画ソースには非対応です


▲注目点となるCPUと(128GBモデルの)SSDの表示。後者は東芝のNVMe 1チップSSD『BG3シリーズ』の128GB版でした(SSDはまだ試作のため、変更の可能性もあるとのこと)


PCとしての基本仕様は、CPU(SoC)がインテルのPentium Gold 4415Y。RAMとストレージ容量はグレード別となり、GPUはCPU内蔵のインテルHDグラフィックス 615。Wi-Fiは802.11ac対応で、カメラ画素数はフロント側が500万、リア側が800万。フロント側は上述のように、Windows Hello対応顔認証用の赤外線カメラも搭載します。

OSは一般向けモデルがWindows 10 Home(初期設定はWindowsストアアプリ制限が入った「Sモード」での搭載)、法人向けモデルと教育機関向けモデルがWindows 10 Proといったところ。



また発表会には、限られた数ながらLTE搭載モデルも出展。Wi-Fiモデルでは端子などがない本体左側面にナノSIMトレイが搭載されており、Windows 10上からもセルラーモデムが認識されている様子が確認できました。


▲個人的な注目点であるキックスタンドの最小幅は現行版Proと同程度。本体重量が軽いこともあり(安定性を確保する必要はありますが)ほぼ垂直でも自立していました。なお、最大角度は現行Proと同様の165度。ペンでの作業に便利な『スタジオモード』も使えます



▲主なターゲットの一つが教育機関向けだけあり、小学校を模した展示も。学習机の上で教科書を横に置いても使える大きさをアピールしていました

さて、実際にSurface Goを触ってみた感想としては、事前のウワサ以上に、と言っても過言ではないほど、Surface Proの良さをある程度保ちつつ、小さく、軽く、手軽にしたモデルと呼べるものでした。

価格を考えると驚きの完成度......と言いたいところなのですが、実は一般向けモデルではOfficeなしを選べない点などから、米国向けモデルが399ドルからなのに比べて、コストパフォーマンス的な評価を非常に大きく落としています。


▲Surface Goはこれまでに寄せられたSurfaceユーザーからの声を聞いて生まれた、とのアピールも。製品的な完成度はこれにふさわしいとは思うのですが......


なお発表会場の質疑応答や試用時における来場者からの質問も、当然ながら価格に関連したものが中心でした。MS側の回答としては「(従来のSurfaceシリーズと同じく)Officeプリインストールの価格差、および為替や国ごとの事情を勘案して決定した価格である」とのことでしたが、「いや、そう言われてもさすがに今回はなぁ......」と思ったのは筆者だけではないはずです。

教育機関向けや法人向けの価格であれば、RAMが4GBな点などを除いても非常に強力なモデルであり、昨日の記事で紹介したように「モバイルPCの価格破壊者」と呼べるモデルだったのですが、正直ここは残念です。


なお、日本マイクロソフトの平野拓也社長からは、Surface Goの発表をイベントとして開催するのは日本でだけ、といったコメントもありました。これはGoにおける日本市場の期待度の表れによるものだそうですが、であればなおさら、一般向けモデルにおいても価格的インパクトも重視してほしかったというのが正直なところ。日本マイクロソフトには今からでも、このあたりの検討をお願いしたいところです。

(写真協力:砂流恵介)

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