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Surface Goインプレ。ペンをはじめ気になる点をチェック、LTEモデルの価格も予想

お絵描きタブレットとしては使える?

ナックル末吉, @nacklesueyoshi
2018年7月12日, 午後07:20 in surface
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まるで彗星のごとく姿を現したマイクロソフトの新型タブレットPC「Surface Go」。500g強の重量と10インチディスプレイを採用した小型Surfaceというだけあって、話題騒然となっています。

今回は、このSurfaceの遺伝子を継承した「末弟」とも言うべき、本モデルの気になるところをインプレッションしてみたいと思います。

まずはスペックと価格をおさらい


▲マイクロソフト「Surface Go」

まずはスペックに関してチェックしましょう。Surface Goにはインテル第7世代のPentium Gold 4417Yというデュアルコアプロセッサが搭載されており、処理性能を抑える代わりに、低消費電力と低発熱というメリットを授かっています。

ディスプレイは、1800×1200ドットの10インチ液晶。10点マルチタッチや筆圧4096段階のペン入力にも対応しているので、お絵描きマッシーンとしても使用可能です。

本体のサイズは175×245×8.3mmで、重量は522gとなっており、Windowsパソコンとしては異例の小ささ。重い荷物に萎えがちな筆者としてはこういうのを待っていました。しかもマイクロソフト謹製ということで、Windowsとの親和性や安定性もお墨付き。否が応でも期待せざるを得ません。

価格は一般向けの最安モデルが6万4800円(税抜)から。これのモデルにはOffice Home&Buisiness 2016がインストールされていて、メモリが4GB、ストレージが64GBとなっております。キーボードとペンは別売りで、双方とも1万1800円(税抜)です。

気になるポイントをチェック


では、気になるポイントを確認してみます。

まずは重量感。本体の重量522gはかなり軽量と言えますが、実用を考慮してキーボードの重量243gも加味すると実質765gになります。超軽量なクラムシェルパソコンに迫る重量になりますが、手に持った感触ははるかに軽く感じます。

iPadやAndroidの10インチタブレットにカバーをつけているのと同等な重量感。Windowsが動作するパソコンとしては好感度MAXです。

▲この重量であれば肌身離さず、常時携行もいけそうな雰囲気

電源はSurface専用コネクタの他、USB Type-Cによる充電も可能。つまり、モバイルバッテリーから充電可能ということで、電源のない場所での長時間使用もGoな感じです。

▲側面には「Surfaceコネクト」と呼ばれる電源供給とデータ転送に使えるコネクタのほかに、USB Type-Cやイヤホンジャックを搭載

▲Surfaceシリーズにしてはカドが丸い。教育機関向けを意識して、子供が使うには尖っていないほうが良いとか

伝統のキックスタンドですが、クラムシェル型と比べると、作業時にデスク上の面積を多く占有してしまうというデメリットがあります。しかしSurface Goはキーボードがコンパクトなことに加え、キックスタンドも小さいので、専有面積は相対的に小さめ。

キックスタンドの角度にもよりますが、A4の紙を縦にしたのと同程度で収まります。これなら新幹線や旅客機の狭いテーブルでもなんとか使えそうです。

▲Surface Proに比べるとかなりコンパクトな面積で済みます

キーボードは及第点。トラックパッドが秀逸


では、Surface Goはあくまでもモバイル用の軽作業向けなのか、ガチの仕事用マシーンとして使えるかどうか。その重要な分岐点となるキーボードをチェックしてみます。

▲「Surface Go Signatureタイプカバー」価格は1万5400円(税抜)。アルカンターラという上質な素材を採用しているため通常版より少し価格がアップします

まず、キーピッチですがSurface Goタイプカバーは文字通り、液晶のカバーも兼ねている構造。10インチの画面+αを覆う面積にフルピッチ(19mm)サイズのキーボードはさすがに不可能らしく、約17mmのキーピッチを採用します。

17mmは他メーカーのノートPCでいうところの、11から12インチ級のパソコンに多く採用されているキーピッチです(代表的なところでは、VAIO S11が17mm)。

たった2mmの違いですが、普段からフルピッチを使っている人にとっては大きな違いを感じます。4本の指をきゅっと寄せてホームポジションに乗せる感覚。多少窮屈な印象はありますが、本体のサイズ感を考えると妥協できると言えます。

次に打鍵感ですが、適度なストロークが確保された上で、柔らかい押し心地にも関わらず、しっかりとしたクリック感があるというSurfaceキーボードお馴染みの打鍵感はしっかりと踏襲されています。この打鍵感であれば、キーピッチの狭さを考慮してもありあまる恩恵があると感じました。

▲キーピッチ17mmのSurface Go用のキーボード(上)と19mmのSurface Pro用のキーボード(下)

▲ホームポジションに指を置こうとすると少し窮屈な印象。打鍵感は合格点

次にトラックパッドですが、このサイズのキーボードにキッチリとトラックパッドを搭載したことは評価できます。ライバル機として目されているiPad Proの純正キーボードはトラックパッドを搭載していません。この違いは果てしなく大きく、例えばキー入力の多い作業をしている際などに、ポインティングするのにいちいち画面に手を伸ばさなくてもよいということになり、作業が捗ることは間違いありません。

お絵描きマッシーンとして使えるか?


最後はペン入力についてですが、現行のSurface Proを使ったことがある人にとってはお馴染みの描き味です。傾き検知が可能となった現行のSurfaceペンに対応しているため、手書き文字だけでなくイラストも問題なく可能です。

ただし、画面表面のゴリラガラスがツルツルなので、ペン先が滑り気味な点は気になりました。Surfaceペンのペン先を換えるか液晶保護フィルムを貼るなどして、好みの書き味にカスタマイズする必要があるように思えます。

▲筆者的にはもう少しひっかかるほうが好み。これはイラストだけなく手書き文字も同様

また、10インチという画面サイズのおかげで、CLIP STUDIOのような本格的なペイントソフトでイラストを描く際は、ツールパレットなどを表示してしまうと画面が少々手狭な感あり。同人誌を制作しているようなガチの絵師は、購入前に使用しているソフトを考慮した画面のサイズ感をチェックすべきでしょう。

▲試用したOneNoteの画面であればツールパレットが表示されませんが、アプリによってはここから各種パレットが入ります。単発のイラストであれば問題ないが、マンガとなると少々手狭やも

結論としては欲しい......


さて、このSurface Goですが、筆者がノマド用原稿書きマッシーンとして購入するとした場合に、欲しいスペックは......
  • メモリ8GB
  • SSD128GB
  • LTE
  • Surfaceペン 
  • Surface Goタイプカバー

となります。

まずSurfacer Go本体ですが、価格が発表されているWi-Fi版の最上位モデル(メモリ8GB/SSD128GB)の税込価格が8万9424円。これに、現行のSurface ProのWi-FiモデルとLTEモデルの価格差16,200円を加味してLTEモデルの価格を予想すると、本体だけで10万5624円となります。

さらに、Surfaceペンとキーボードの購入を考慮すると、総額で13万円オーバーは確実となり、決して「小さいからといってお安いパソコン」とはならないわけです。

しかしながら、Surface Goのサイズ感と重量感は他に代えがたいものがあり、少なくともパソコン用のOSが動作するデバイスとしては"高機動兵器"と言わざるを得ないでしょう。
正直、LTEモデルが出たらノドから手が出るほど欲しいです。

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