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VRゴーグル「VIVE Focus」でSteamVRを動作させるソフトウェアを試してみた

VIVE Focusのコンテンツが一気に増えます

ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2018年7月13日, 午前10:30 in Htc
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既報「コントローラーも6DoF化するスタンドアローンVR「VIVE Focus」実機レビュー」でお伝えしたとおり、年内に「Oculus Go」、「Mirage Solo」に続くスタンドアローンVRデバイス「VIVE Focus」が発売される予定です。スタンドアローンVRデバイスは単体で手軽にVR空間に没入できるメリットがある一方、演算性能に優れるPC接続型VRデバイスほどリッチなコンテンツは実現できません。今回はVIVE FocusでSteamVRのPC向けVRコンテンツを動作させる「VRidge for Vive Focus Beta」を試してみました。

「VRidge」は、「Cardboard」や「Gear VR」などスマホ装着型VRデバイスでSteamVRやOculus RiftのVRコンテンツを動作させるためのソフトウェア。VRコンテンツ自体はPCで動作させて、その映像、音声をVRゴーグルに転送するという仕組みです。もちろん頭の動きにリンクして映像も変化します。

今回のVRidge for Vive Focus BetaはVIVE Focus専用に開発されており、記事執筆時点ではベータ版という位置づけです。


VRidge for Vive Focus Betaに必要なものは「VIVE Focus」と上記のスペックを満たすWindows搭載PCです(※VRidgeの公式サイトより転載)

セットアップの流れは下記の通り。
・Steam、SteamVRをインストール
・VIVE FocusでVRidgeアプリをインストール
・VRidge for Vive Focus Betaを配布サイト(https://riftcat.com/focus)からダウンロード、インストール、起動
・VIVE FocusでVRidgeアプリを起動
・VRidge for Vive Focus Betaで「Play SteamVR」を実行
・SteamVRでルームスケールを設定
・完了


セットアップで特に詰まるところはありません。VIVE Focusが無線LAN、PCが有線LANで接続されていても、両者が同じLANに存在していれば自動的に接続されます。

ただし、すでにHTC ViveなどのPC用VRデバイスを接続しているのなら、PC用VRidge for Vive Focus Betaアプリを起動前に電源ケーブルを抜くなどして、電源を切りましょう。HTC Viveを接続したままでは、VRidge for Vive Focus BetaからSteamVRを起動した際に、HTC Viveへの接続が優先されてコネクションエラーが表示されます。


まずはVIVE FocusでストアからVRidgeアプリをインストール


つぎにVRidge for Vive Focus Betaを配布サイトからダウンロード


そしてVRidge for Vive Focus Betaをインストール。基本的に「Accept」、「Install」、「Start Riftcat」、「I Accept」と青いボタンを押していくだけでOK。ただし注意書きはもちろんご確認ください!


VRidge for Vive Focus Betaを起動すると接続待機モードに入ります。画面にはスマートフォンの画像が表示されますが気にしないでください


VIVE FocusでVRidgeアプリを起動すると「Connecting to RiftCat Application」というメッセージが表示されたのち、PCと接続されると「Connected! Waiting for SteamVR.」というメッセージに切り替わります


PC側のVRidge for Vive Focus BetaでVIVE Focusが検出されているので「YES」を選択


これでVIVE Focusの接続は完了。スマホの画像がVIVE Focusの画像に切り替わります


筆者は「VRidge Full Version」(14.99EUR)を購入しているので、ここでログインしました。アカウントを持っていなくても試用は可能です


左上の再生ボタンを押してから「Play SteamVR」を選択します


SteamVRがVIVE Focusを正常に認識すると、下のウインドーでヘッドセットを示す「H」、コントローラーを示す「C」アイコンが表示されます


最後の作業はルームスケールのセットアップ


HTC Viveならコントローラーだけでプレイエリアを設定しますが、VIVE Focusではヘッドセットを持ったまま(私は額に装着しました)、コントローラーのトリガーを引きながら部屋の外周を回り、プレイエリアを指定します


以上で、VRidge for Vive Focus Betaのセットアップは完了です

さて肝心の使用感をお伝えしましょう。まず大前提としてプレイ可能なゲームは現時点でかなり限られます。VIVE Focusで利用できるのは3DoFコントローラーひとつだけ。そのためハンドトラッキングコントローラーがふたつ必要なVRコンテンツはプレイできません。

ただしVIVE Focusのコントローラーは、近々6DoFコントローラーのように振る舞う機能が実装され、またスマホを第2のコントローラーとして利用可能になります。これらのアップデートが提供されれば、プレイできるVRコンテンツは増えるでしょう。

また現在のベータバージョンでは、ブロックノイズと遅延も気になりました。ブロックノイズはストリーミングの品質を下げれば解消されますが、頭を素早く動かしたときの細かくカクつくような遅延は解決されません。VIVE Focus自体でVRコンテンツを動作させたときにはスムーズに映像が動くので、VRidge for Vive Focus Betaの正式版リリースにあたっての大きな課題と言えます。


Rez Infiniteはコントローラーひとつでもプレイ可能。また背景がないせいか、画面の遅延もあまり気になりませんでした

前述の通りVRidge for Vive Focus Betaはまだベータ版。VIVE Focus自体の進化とともに、もっと快適にPC接続型VRデバイスのコンテンツが快適に楽しめるようになる可能性が高いです。正式版がリリースされた際に、また改めて使用感をレビューいたしますね。

関連キーワード: HTC, RiftCat, VIVE Focus, VR, VRidge
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