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GPD、国内初のファンミーティングで次期製品GPD Pocket 2の実機が公開

日本人、小型端末が大好きみたい

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年7月17日, 午後12:20 in personal computing
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小型ゲーミングPCのGPD WIN、ゲームコントローラーを廃し小型ラップトップとなったGPD Pocket、そして日本国内でも家電量販店などで一般販売が始まったGPD WIN2と、立て続けに小型Windows端末をリリースしている中国メーカーのGPDが、はじめて日本でファンミーティングを開催しました。



GPD社長のWade氏と副社長で生産・品質担当のSky氏が登壇し、GPD WIN2の開発秘話や、GPD社の体制について語るとともに、次期製品となるGPD Pocket2のお披露目が行われました。

7月14日(土)、渋谷の東京カルチャーカルチャーで行われたイベントでは、およそ100名のGPDユーザーが集合。ざっと見た限りではGPD WIN/WIN 2とPocketの割合が半々といったところでしたが、どちらも所有しているというユーザーも3名ほどいました。

GPDは中国深センにある社員30名ほどの小さな企業。にもかかわらず、その製品は世界80以上の国や地域で販売されているとのこと。中でも日本は売上トップで、代理店の数も断トツで多いそうです(玉石混交とのことですが)。

▲GPD製品の売上トップ10。アジアでは日本以外では韓国とシンガポールがランクイン

このため、今後は日本国内で修理サポートを行う体制も検討しているとのこと。筆者もGPD WIN2で経験しましたが、GPD製品は修理のために中国に送付しなければならず、一般ユーザーにとってはかなりハードルが高いと感じます。

家電量販店などでの販売分は、そちら経由となるので負担は減るでしょうが、結局中国に戻すので時間がかかるのは変わりません。その意味で、国内で修理を受けられるのはユーザーによっては大きなメリットとなります。


▲GPD WIN2。Indiegogoでの出資の半数は日本からだったとのこと

GPD WIN2の開発話では、開発は2017年1月からスタートしたことが明らかに。GPD WINではCPU性能に不満があったとし、まず最初にintel Core m3-7y30の採用を決め、それに合わせる形でシステムをデザインしたとのことです。


Sky氏によると、開発段階から問題が多く発生し、非常に難航したとのこと。その分、完成度が高い製品に仕上がったとWade氏共々、自信を見せていました。

▲Wade氏(右)とSky氏(左)

GPD Pocket 2発表 7月末にクラウドファンディング開始

GPDの次期製品として発表されたのが、GPD Pocket 2。WINシリーズとは違い、通常のラップトップとしても使用できる7インチ端末です。



Gallery: GPD Pocket 2 | 6 Photos

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※GPD Pocket 2の実機写真の一部は、イベントに先立ちWade氏らがEngadget編集部を訪問された際に撮影しています。

現行のGPD Pocketとサイズはほぼ変わりませんが、見た目ではキーボードが大きく変わっているのがわかります(写真のキーボードは試作品。一部製品版とは配列が異なります)。



従来スペースバー下にあったポインティングスティックを廃止。代りに右上に光学式のポインティングデバイスを搭載。これのタップでマウスクリックが行えますが、キーボード左上にはマウスの左右クリックを行うボタンも配置されています。

▲光学式のポインティングデバイス。操作性は良好でした

この光学式ポインティングデバイス、もともとは搭載予定はなかったそうですが、先に情報公開した時点でポインティングスティック廃止について否定的な意見が多く寄せられ、急遽追加したのだとか。PocketやWIN2のようなスティックにしなかったのは、内部スペースの問題とのことです。


▲両手持ちでポインティングデバイスを操作すると、このようなイメージ

筐体はPocketと同じアルミ削り出しのユニボディで、厚みは最薄部で8mmと薄型化。重さも465gと軽量になっています。ディスプレイはタッチ対応の7インチ 1920x1200。パーツ自体はPocketと同じものを使用しているとのことです。

CPUはWIN2と同じCore m3-7y30を採用。発表されたばかりのSurface Goよりも処理性能は高いとアピールします。実際、Surface GoのPentium Gold 4415Yよりも仕様は上です。

このCPUの排熱を効率よく行う為、冷却機構は一新。ファンの排熱も背面から行うようになっています。



インターフェースはUSB Type-A×2、Type-C×1、microSDカードスロット×1、3.5mmジャック×1。microHDMIは非搭載となりましたが、USB Type-Cからの出力は可能です。

その他、主な仕様としては、RAMは4GBと8GB、ストレージは128GB(eMMC)。バッテリー容量は6800mAhでスタンバイ時のバッテリー寿命は6~8時間。長時間駆動よりも、常にピーク性能を発揮することに注力したとしています。

なお、気になる人も多いと思うSIM搭載・LTE対応ですが、現状では考えていないとのこと。もちろん、消費電力の増加等、仕様上の理由もあるのでしょうが、Wade氏は誰もがスマートフォンを持っているのだからテザリングでいいではないかとも述べていました。この辺り、日本と中国との考え方の違いもあるのかもしれません。


クラウドファンディングサービスのIndiegogoでは7月下旬から出資受付を開始予定。4GBモデルが569ドル(約6万4000円)、8GBモデルが639ドル(約7万2000円)。上手くいけば10月に出荷開始の予定です。

なお、今回のイベントを主催した代理店の天空では、WIN2のときと同様に国内版の予約を受け付けるとのこと。気にはなるけどクラウドファンディングは敬遠したいという人は、そちらで予約するのもいいかもしれません。
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