Sponsored Contents

Alcatelの最新記事

Image credit:
Save

Galaxy Note9に対抗するスタイラス内蔵スマホは出てくるのか:山根博士のスマホよもやま話

iPhoneのApple Pencil対応に期待

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年7月23日, 午後04:30 in Alcatel
59シェア
10
49
0

連載

注目記事

HomePodレビュー。Apple MusicとSiriが家に来るスマート高音質スピーカー

HomePodレビュー。Apple MusicとSiriが家に来るスマート高音質スピーカー

Ittousai, 8月13日
View


サムスンは8月9日にニューヨークで新製品発表会「Samsung Unpacked」を開催します。夏のフラッグシップモデルということで登場するのはGalaxy Noteシリーズであることはもはや間違いありません。モデル名も春の「Galaxy S9」に合わせ、「Galaxy Note9」となるでしょう。



Galaxy Noteシリーズの最大の特徴は専用のスタイラスペン「Sペン」の存在です。しかし他社の製品を見ると、スタイラスペンを搭載したモデルはほとんどなくなってしまいました。ペンユーザーの数が少ないのかもしれませんが、Galaxy Noteシリーズはサムスンのフラッグシップモデル。最上位の製品にペンが搭載されているということは、ペンの利用者が多いはずです。

それでは他社のペン付きスマートフォンは今、どのような製品が出ているのでしょうか?

Galaxy Noteシリーズに対し、負けじとペン付きスマートフォンを出し続けているのがLGです。2011年9月に初代のGalaxy Noteが発表されると、翌2012年2月にディスプレイアスペクト比が4:3でペンを利用可能にした「Optimus Vu:」を投入します。ただしペンは通常のタッチパネル向けのペン先が柔らかい素材のもので、ワコムの技術を採用したSペンとは性能は大きく異なるものでした。日本ではドコモから「Optimus Vu L-06D」として登場。JOJOモデルも用意されました。



しかしこのディスプレイサイズが使いにくいのか、あるいはペンの性能が低いためかVu:は3モデルで終了してしまいます。その後は「G3 Stylus」が発売され、フラッグシップモデル「G」シリーズの派生モデルとしてペン付きモデルが投入されました。とはいえこのG3 Stylusのスペックは5.5インチ960x540ピクセルディスプレー、SoCがMT6582などミッドレンジクラスの製品でした。

2018年に発売された最新モデルの「Q Stylus」はカメラ性能を分けた3モデルが投入され、MILスペック対応で耐久性をアピールするなどLGならではのペンスマートフォンとしての魅力を引き上げました。しかしターゲットユーザーはボリュームゾーンで、Galaxy Noteシリーズの対抗ではなく別の位置づけのモデルになっています。



LGはVu:シリーズからStylusシリーズへとモデル名を変えながら毎年ペン付きスマートフォンを出しています。しかしそれ以外のメーカーとなると1モデルを出して売れ行きが思わしくないとなると、それでディスコンとしてしまう例ばかりです。

ASUSがZenFoneシリーズを出す前年の2013年に発売した「Fonepad Note 6」は名前にNoteとあるようにGalaxy Note対抗として登場しました。当時のASUSのスマートフォンは合体するとタブレットになる「PadFone」シリーズしかなく、売れ行きは思わしいものではなかったと思われます。PCメーカーとして薄型ノートPCやタブレットは得意としていたものの、スマートフォンの開発ノウハウはまだ他社には追い付いていなかったことでしょう。



そんな状況の中、大画面モデルとして出てきたGalaxy NoteはASUSにとって頑張れば手の届く大きさのモデルだったに違いありません。2013年登場の「Galaxy Note3」は5.7インチディスプレイでしたが、FonePad Note 6は6インチ。大きいながらもギリギリスマートフォン、いや、当時の呼び名でファブレットに属する製品として投入されたのです。

FonePad Note 6のスタイラスペンは筆圧対応の本格的なもので、手書きノートアプリのプリインストールやペンを使って簡単に画面キャプチャをとって文字を書き込めるなど、スマートフォンの画面を紙のように扱える機能が多く搭載されていました。Galaxy Noteほどのヒット作にはなりませんでしたが、ペンを使って手書きしたいユーザーには大いに受けた製品となりました。

そのまま後継機が続けばGalaxy Noteを脅かす存在になったのかもしれませんが、翌2014年に発売したZenFone 4/5/6が世界的にヒットしたことで、PadFoneも含めた他のスマートフォンのラインナップは開発が止まってしまいました。しかしここのところのZenFoneシリーズにやや特徴が欠けていることから、そろそろ「ZenFone Pen」なんて製品を出してほしいものです。

このほかには東南アジアのマイナーメーカーからもLGに似た単機能なスタイラスペンを内蔵したスマートフォンが登場したこともあります。また日本で知られたメーカーであればアルカテルの「Hero」シリーズがペンに対応していました。Heroは複数のシリーズがありますが、ペン付きスマートフォンであるだけではなかったのです。それはLED内蔵で通知を表示できるカバーから、電子ペーパー搭載でブックリーダーになる高性能カバー、さらには小型の携帯電話型Bluetoothヘッドセットも投入されるなど、合体型スマートフォンともいえる製品でした。



周辺機器を合体できるんだからスマートフォン本体にもペンを内蔵し、あれこれできるようにしたのかもしれません。しかし合体式スマートフォンは本体以外の出費がかさむことからモトローラのMoto modsシリーズ以外成功した例がありません(モトローラも成功、というレベルには達していないでしょうけれど)。アルカテルは2018年に行ったスマートフォンのフルモデルチェンジがうまくいっておらず、今やペン端末どころではない状況です。



このようにペン内蔵スマートフォンはGalaxy Note以外パっとした製品が出てきていません。タブレットは2in1型を中心に各社がペン対応モデルを出し、最近では電子ペーパー搭載のタブレットも電子ブックビュワーからペンで書けるノートを目指した製品が増えています。しばらくはペンの使えるデジタルデバイスはタブレットが中心となりそうです。



Apple PencilがiPhoneに対応すれば、それに対抗しようと再びペン付きスマートフォン熱が起きるかもしれません。iPhoneも3モデル展開、うち1台は大画面という流れになっていくようですから、最大画面サイズの製品くらいはApple Pencil対応にしてほしいところです。



サムスンは他社の動きは無関係に、独自にGalaxy Noteシリーズを進化させています。8月9日にニューヨークで発表されるNote9はSペンにBluetoothが搭載され、ペンを超えた機能を持つと言われています。果たしてGalaxy Noteはどこまで進化するのか、そして他社から対抗製品は出てくるのか?今年の秋冬モデルがそろそろ気になりますね。



「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

59シェア
10
49
0

Sponsored Contents