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コモドール64復刻版の「THEC64 Mini」、北米で10月販売開始。USBキーボードでプログラミングも可能

すでに3月にはヨーロッパで発売済みでしたが

Kiyoshi Tane
2018年7月24日, 午後04:30 in gaming
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80年代に大ヒットしたパソコン「コモドール64」のミニ版である「THEC64 Mini」が、2018年10月9日に北米とカナダで公式に発売されることが発表されました。

コモドール64は、1982年に今はなきコモドール社が発売したホームコンピュータ。いわゆるアタリショック後からファミコン(NES)上陸までにゲーム機として大成功を収めた名機です。

その公式ライセンスを受け継いで、ARMチップ+Linuxにより新たに開発された復刻版がTHEC64 Miniです。2018年3月29日からヨーロッパで販売され、日本を含む諸国でもお店や個人が輸入する動きがありましたが、ようやく「北米で正規販売」となりました。


THEC64 Miniはミニファミコンやミニスーファミの成功にインスパイアされて登場した、レトロゲームハード復刻の一つという位置づけです。

70年代末から80年代初めにかけてゲームバブルが崩壊したという俗説(今では崩壊しなかったのでは?との反証もあります)を指す「アタリショック」という言葉があるとおり、北米でのファミコン以前のゲーム機イコールAtari VCSのようなイメージが抱かれがちです。

が、コモドール製のホームコンピュータも、北米市場で一世を風靡した巨大な存在です。史上初のオールインワンパソコンであるPET2001(故・岩田聡氏も愛用)や、実質的にゲーム機として大ヒットしたVIC-20(日本ではVIC-1001)を送り出しました。

VIC-20の後継機として登場したのが、コモドール64でした。日本では10万円近い高価格のために苦戦したものの、廉価版といえるマックスマシーンがそこそこ売れて、国内でも一部ユーザーの心に爪痕を残しています。

かたや低価格路線が取られ、NESの上陸後もゲーム市場に留まり続けて善戦した北米ではコモドール64の人気も根強く、復刻版であるTHEC64 Miniの正規販売も「ようやく」の感があります。

THEC64 Miniはコモドール64のフル機能を、1/2スケールの本体サイズで完全再現。専用ジョイスティックも同梱され、HDMI経由で720pの映像出力、2つのUSBポートを備えています。現時点では北米価格は公表されていませんが、英アマゾンでは64.99ポンド(約9500円)で販売中です。

コモドール64用のゲームが語呂合わせで64本内蔵。それは復刻ゲーム機として珍しくはありませんが、USBフラッシュメモリを挿して64用のプログラム(ゲームやデモ、ユーティリティなど)を後から追加できることは異色と言えます。もちろん、合法的に入手されたファイルに限られます。

さらに「フル機能のホームコンピュータ」込みで再現ということで、USBキーボードをつないでプログラミングを楽しむことも可能です。押し入れから過去のプログラム雑誌を取り出して打ち込み、カセットテープやフロッピーではなくUSBメモリに保存もできます。ちなみに本体側のキーボードはただの飾りで、機能はしていません。

ヨーロッパに続き北米やカナダも加わり、ますます販売地域を拡大しつつあるTHEC64 Mini。「ただし日本を除く」と惜しむには国内で思い入れあるユーザー人口が限られている気もしますが、できれば正規販売の実現を祈りたいところです。

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