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2018年モデルも続々登場、ノキアのスマホを歴代iPhoneやGalaxyと比較:山根博士のスマホよもやま話

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年7月30日, 午後04:30 in smartphone
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ノキアブランドのスマートフォンが復活してから約1年半がたちました。Android OSを搭載した新生ノキアのスマートフォンは気が付けば10モデル以上が登場しています。ノキアのスマートフォンは昔の型番に倣い、数字でモデル名を区別。数字の高いほうが高性能となります。

現在の製品は数字の1から8までのモデルに、小数点以下の数字が付与されたり、アルファベットが追加されています。例えば2017年に出た「Nokia 6」に対し、2018年モデルは「Nokia 6.1」が後継機となり、さらに「Nokia 6.1 Plus」も登場しています。

現在出ている「Nokia 1」から「Nokia 8 Sirocco」までの各製品はスペックをうまく分散させて製品数に厚みを持たせています。ちょうど機種のラインナップ数はこれまでのiPhoneやGalaxyの歴代モデル数にかぶります。個人的にノキアマニアでもある筆者としては、ノキアの現行モデルのスペックがもしかしたら過去のiPhone、Galaxyと似ているのではと思いました。ということでいろいろ出ているノキアのスマートフォンのスペックを比較してみましょう。

Nokia 1

「Nokia 1」は2018年1月に登場したノキアのスマートフォンラインナップで一番下位のモデルです。やや丸みを帯びた本体デザインはいかにもエントリーモデルという雰囲気。昨年復刻されたフィーチャーフォン「Nokia 3310(2017)」と背面仕上げは同じ質感で、どちらも入門機という位置づけになっています。



Nokia 1のスペックは4.5インチ 480x854ピクセルディスプレイ、MT6737Mクアッドコア1.1GHz CPU、RAM 1GB、ROM 8GB、メインカメラ500万画素、フロントカメラ200万画素です。ではこれを「初代iPhone」と、同じく「初代Galaxy S」と比べてみます。2018年モデルとはいえエントリースマートフォンは、8年前の製品と一部のスペックはあまり変わりません。

  • iPhone初代:3.5インチ320x480ピクセルディスプレイ、ARM412MHz CPU、RAM128MB、ROM4/8/16GB、カメラ メイン200万画素、フロント無し。
  • Galaxy S:4インチ480x800ピクセルディスプレイ、Exynos 3 1GHz CPU、RAM512MB、ROM8/16GB、カメラ メイン500万画素、フロント30万画素。

Nokia 2.1

2018年5月発売の「Nokia 2.1」。前モデルとしての「Nokia 2」は存在せず、2018年モデルを強くアピールするためか2.1の型番で登場しています。ボディーはアルミ製で低価格モデルながらも高級感を持たせています。ディスプレイもゴリラガラスで覆い強度を増すなど、ラフに扱っても壊れにくい構造になっています。

Nokia 2.1のスペックは5.5インチ720x1280ピクセルディスプレイ、Snapdragon 425 クアッドコア1.4GHz CPU、RAM1GB、ROM8GB、カメラ メイン800万画素、フロント500万画素。Nokia 1の上のモデルとはいえ、2018年の製品らしくディスプレイは大型です。対するiPhoneの2機種目となる「iPhone 3G」、そして「Galaxy SII」と比べます。
  • iPhone 3G:3.5インチ320x480ピクセルディスプレイ、ARM412MHz CPU、RAM128MB、ROM8/16GB、カメラ メイン200万画素、フロント無し。
  • Galaxy SII:4.3インチ480x800ピクセルディスプレイ、Exynos 4210デュアルコア1.2GHz CPU、RAM1GB、ROM16/32GB、カメラ メイン800万画素、フロント200万画素。

Nokia 3.1

「Nokia 3.1」は2018年5月にNokia 2.1とともに登場。2017年2月発売の「Nokia 3」の後継モデル。Nokiaの3番台はエントリーモデルの中で上位に位置し、必要最小限のスペックを備えた製品が昔からラインナップされていましたが、Nokia 3.1はカメラが1300万画素になるなど結構使えるモデルになっています。またディスプレイのアスペクト比が18:9になりましたがノッチはありません。



Nokia 3.1のスペックは5.2インチ720x1440ピクセルディスプレイ、MT6750オクタコア1.5GHz CPU、RAM2/3GB、ROM16/32GB、カメラ メイン1300万画素、フロント800万画素。これと比較するiPhoneは3世代目ということでiPhone 3GSになりますが、実はこのあとのNokia 4が存在しないため1つ飛ばして「iPhone 4」としてみます。それに合わせてGalaxyも「Galaxy S4」と比べてみることにします。
  • iPhone 4:3.5インチ640x960ピクセルディスプレイ、Apple A4 800MHz CPU、RAM512MB、ROM8/16/32GB、カメラ メイン500万画素、フロント300万画素。
  • Galaxy S4:5インチ1080x1920ピクセルディスプレイ、Exynos 5410オクタコア1.6GHz CPU、RAM2GB、ROM16/32/64GB、カメラ メイン1300万画素、フロント200万画素。

Nokia 5.1

「Nokia 5.1」も2018年5月発表モデルで、2017年2月の「Nokia 5」の後継機。しかしこの後2018年7月に「Nokia 5.1 Plus」が発表され、ややこしいことになっています。中国では「Nokia 5X」として登場しますが、両者はディスプレイアスペクト比、メインカメラ構成が異なり別のラインとして登場すべき製品にも見えます。ノキアは伝統的に4で始まるモデルはリリースしていませんが(Windows Phoneの「Lumia 430」「Lumia 435」はマイクロソフトブランド)、このNokia 5.1は本来は「Nokia 4.1」として登場させるべきモデルだったのかもしれません。



Nokia 5.1のスペックは5.5インチ1080x2160ピクセルディスプレイ、Helio P18オクタコア2.0GHz CPU、RaM2/3GB、ROM16/32GB、カメラ メイン1600万画素、フロント800万画素。Nokia 3.1のスペックを大きく引き上げています。それでは同じ「5」のiPhoneとGalaxy Sと比較しましょう。
  • iPhone 5:4インチ640x1136ピクセルディスプレイ、Apple A6デュアルコア1.3GHz CPU、RAM1GB、ROM16/32/64GB、カメラ メイン800万画素、フロント120万画素。
  • Galaxy S5:5.1インチ1080x1920ピクセルディスプレイ、Snapdragon 801 クアッドコア2.5GHz CPU、RAM2GB、ROM16/32GB、カメラ メイン1600万画素、フロント200万画素。

Nokia 6.1 Plus

2018年7月登場の「Nokia 6.1 Plus」はNokia 5.1 Plus同様に、中国では「Nokia 6X」として販売されます。Nokia 5系列と同様にラインナップがややこしく、2017年1月に「Nokia 6」が登場。1年後の2018年1月に「Nokia 6.1」にリニューアルされました。ところがNokia 6とNokia 6.1は1年後の後継機ながらもスペックは類似しており、目新しさに欠けています。そのため6シリーズの現在の中心モデルはこのNokia 6.1 Plusと考えたほうがよいでしょう。



Nokia 6.1 Plusのスペックは5.8インチ1080x2280ピクセルディスプレイ、Snapdragon 636 クアッドコア1.8GHz CPU、RAM4GB、ROM64 GB、カメラ メイン1600万画素+500万画素、フロント1600万画素。Plusというだけあって画面サイズは大きくなっています。比較するiPhoneとGalaxy SもPlusモデルが出てきた「6」シリーズで比べてみます。
  • iPhone 6 Plus:5.5インチ1080x1920ピクセルディスプレイ、Apple A8デュアルコア1.4GHz CPU、RAM1GB、ROM16/64/128GB、カメラ メイン800万画素、フロント120万画素。
  • Galaxy S6 edge plus:5.7インチ1440x2560ピクセルディスプレイ、Exynos 7420オクタコア2.1GHz CPU、RAM4GB、ROM32/64GB、カメラ メイン1600万画素、フロント500万画素。

Nokia 7 Plus

Nokiaの7系列は2017年10月に「Nokia 7」が登場しましたが、後継機「Nokia 7 Plus」は2018年2月とすぐの登場。ディスプレイ形状のワイド化を受けて、急遽入れ替えとして出したのかもしれません。しかし2月登場のためモデル名は7.1 Plusではなく7 Plus。このあたり型番がややわかりにくくなっているのがちょっと気になってしまうところです。また「7」のラインは昔はファッションやデザイン特化製品が多かったのですが、現状のNokia 7 Plusにはそこまでの外観上の差はありません。



Nokia 7 Plusのスペックは6インチ1080x2160ピクセルディスプレイ、Snapdragon 660オクタコア2.2GHz CPU、RAM4GB、ROM64GB、カメラ メイン1200万画素+1300万画素、フロント1600万画素。カメラはカールツアイス製。比較製品はこちらも大画面モデル。
  • iPhone 7 Plus:5.5インチ1080x1920ピクセルディスプレイ、Apple A10クアッドコア2.33GHz CPU、RAM3GB、ROM32/128/256GB、カメラ メイン1200万画素、フロント700万画素。
  • Galaxy S7 edge:5.5インチ1440x2560ピクセルディスプレイ、Snapdragon 820クアッドコア2.15GHz / Exynos 8890オクタコア2.3GHz CPU、RAM4GB、ROM32/64/128GB、カメラ メイン1200万画素、フロント500万画素。

Nokia 8 Sirocco

「Nokia 8 Sirocco」は、2017年9月登場の「Nokia 8」の後継機で2018年2月発売。2月に出てはいるもののディスプレイアスペクト比は16:9のまま。その変わり両サイドを丸めたエッジ形状のディスプレイを採用しています。ノキアの「8」ラインは高級機、プレミアムモデルにつけられており、Siroccoの名前は2006年にリリースされた高級機「Nokia 8800 Sirocco」と同じもの。側面の曲面仕上げの美しさからこの名前を付けたようです。



スペックは5.5インチ1440x2560ピクセルディスプレイ、Snapdragon835オクタコア2.5GHz CPU、RAM6GB、ROM128GB、カメラ メイン1200万画素+1300万画素、フロント500万画素。iPhoneとGalaxy Sも比較対象がようやく「8」になりましたが、同じ世代のモデルということでスペックもようやく互角に比べられます。
  • iPhone 8 Plus:5.5インチ1080x1920ピクセルディスプレイ、Apple A11ヘキサコアCPU、RAM3GB、ROM64/256GB、カメラ メイン1200万画素+1200万画素、フロント700万画素。
  • Galaxy S8+:6.2インチ1440x2960ピクセルディスプレイ、Snapdragon 835オクタコア2.35GHz / Exynos 8895オクタコア2.3GHz CPU、RAM4/6GB、ROM64/128GB、カメラ メイン1200万画素、フロント800万画素。

こうして歴代のiPhoneとGalaxy Sとノキアの現行モデルを強引に比較してみると、今の製品は単純にスペックが高いだけではなくディスプレイがワイドになり、フロントカメラの強化などが目立ちます。iPhone、Galaxy Sシリーズもそれぞれ時代を反映したスペックになっていますが、この先どう進化するのでしょうか。



ノキアはこの後最上位モデル「Nokia 9」が登場するはずなのですが、過去のQWERTYキーボード付き端末が「9」シリーズだったとはいえその形状で出てくる可能性は無いでしょう。現状のスマートフォンはカメラスペックが注目されていますから、カールツアイスの超高画質カメラでトリプルレンズ構成になるかもしれません。数年後、iPhone、Galaxy、そしてNokiaの最新モデルが世界中から注目を浴びるようになっていたら、ノキア好きな筆者としてはうれしい限りです。



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