Sponsored Contents

smartphoneの最新記事

Image credit:
Save

50万円の超高級スマホがどうしても欲しくなる理由:山根博士のスマホよもやま話

削りだしボディーに本革の組み合わせは「本物」だ

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年8月2日, 午後06:00 in smartphone
114シェア
19
41
0
54

連載

注目記事

消費者版Google+がサービス終了。「あまり使われなかったから」と最大50万人の個人情報流出の恐れあるバグのため

消費者版Google+がサービス終了。「あまり使われなかったから」と最大50万人の個人情報流出の恐れあるバグのため

View

スマートフォンの価格はスペックだけで決まるものではありません。ファーウェイのポルシェデザイン端末のように高級ブランドとコラボした製品は高価ですし、貴金属を使った端末を手掛けていたVERTUの製品は100万円以上もしました。
そのVERTUのように本物の素材を使った高級スマートフォンを手掛けているHanmacというブランドは、日本円にして50万円弱という高価な製品を販売しています。

Hanmacはフランスブランドの中国メーカーです。複数のラインナップがありますが、最新モデルは2016年末発売と、製品そのものは新しくありません。しかし高級素材を使った製品はライバルがほとんどいないためか、今でも当時のスペックのまま販売されています。
2018年6月に上海で開催されたMWC上海2018にもブースを構え、当時の製品をそのまま展示していました。



Hanmacの最上位モデルは「Knight-II」。スペックはSoCにMediaTek MT6753(オクタコア)、RAM2GB、ROM64GB、5.2インチ1080x1920ピクセルディスプレイ、メインカメラ1600万画素、フロントカメラ800万画素といったところ。

CPUとメモリはさすがに2年前を感じさせますが、カメラは今でも十分通用しそう。OSはAndroid 5.1。本体サイズは147.5x74.10.4mm、206gと重量がたっぷりあります。



一方、本体の仕上げはかなり特殊です。金属製のボディーに装飾を施し、背面には革が張られています。トカゲ革とワニ革の2種類があり、前者の価格が19990元(約33万円)、後者が26880元(約44万円)。ファーウェイの「PORSCHE DESIGN Mate RS」が165ユーロ(約22万円)ですからそれより高価です。

しかし本革の肌触りは最高でしょうし、このサイズで200グラムを超える重さは手のひらの中にその存在感を十二分に与えてくれます。「握っているだけで価格を感じられる」そんな製品なんですね。



本体背面には上に細かい装飾の施されたデザインパーツが取り付けられ、1600万画素のカメラが横に位置しています。その下にあるのが指紋認証センサー。本体の下半分以上を本革が覆っているので、握り心地はよく滑って落としてしまうこともなさそうです。

革の部分は張替えも可能でしょうから、長年使い続けることもできそう。とはいえスペックを考えると、3~4年使うのが現実的でしょうか。



パッケージも木箱入りという高級仕上げ。買うことそのものを楽しませてくれる端末です。よく見ると充電器も凝った仕上げになっているようです。



OSは素のままのAndroid 5.1なので使い勝手は良さそうです。アイコンは端末に合わせてカスタマイズされたものになっています。中国販売品なのでGoogle Playは非搭載のようですが、独自UIを採用する中国国内販売の他社品よりはカスタマイズしやすそうです。



価格に見合っただけの品質にはなっているものの、毎年技術革新が進むスマートフォンを高級化するとなると、毎年新モデルに入れ替えるのはなかなか難しいのかもしれません。iPhoneのように基本設計は2年ごとに入れ替え、1年後にマイナーチェンジさせるという戦略もアリなはず。

筆者はVERTUの実機に触れ、携帯電話であれスマートフォンであれ「素材がいいものは使っていて気持ちいい」ことに気が付きました。VERTU亡き今、高級スマートフォンを作っているメーカーは数社しかありません。Knite-IIの後継モデル、「Knite-III」をぜひ今年中に出してほしいものです。

114シェア
19
41
0
54

Sponsored Contents