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孫社長が「16眼カメラ」のLightに約100億円を投じたワケ

ガジェッター目線ではなかった

小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2018年8月7日, 午前10:40 in Light
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ソフトバンクグループの孫正義社長は8月6日、9眼カメラスマホなどを開発するスタートアップの「Light」(ライト)に、ビジョンファンドを通じて約100億円あまりを出資した理由を明かしました。

Lightは、多眼カメラ技術を開発する米国のスタートアップです。特性の異なる複数のレンズが捉えた光を1枚に合成して、高品質の写真を生成可能。同社のコンデジ「L16」では、計16個のレンズ&1300万画素センサーを搭載し、ここから1枚の写真を合成することで、5200万画素という高解像度・5倍光学ズームを実現します。さらに異なる露出で同時撮影した10枚を合成するためダイナミックレンジが広く、深度情報を得られるため撮影後のピント合わせも可能です。


▲16眼カメラ搭載コンデジ「L16」


▲世界初の9眼カメラスマホも開発中

同社は9眼カメラ搭載スマホの年内に発売する見通しで、iPhone Xの2眼や、HUAWEI P20 Proの3眼どころではない多眼スマホが登場することになります。

●孫社長の狙いは?

ただ、孫社長が「超高画質なコンデジ」や「超高画質なスマホ」を求めてLightに出資したのかといえば、どうやら違うようです。

AIによる産業革命を目指す孫社長は、AIがより正確に外界を把握する「眼」としてのLightの技術に着目。スマホだけでなく「自動運転」や「ロボット」「防犯カメラ」といった用途をアピールします。

『2mm・20mm・200mmと焦点距離が異なるカメラを同時に10個20個くっつけて、AIチップで分析しそれを伝えていく』(孫社長)



例えばLightを自動運転車に搭載すれば、LiDARの安価な代替として外界を捉えるのに役立ちます。防犯カメラに搭載すれば、高機能なカメラを使ってAIが危険な徴候をいち早く察知できるでしょう。







孫社長は変わり種の応用例についても明かします。

「例えばこれがWeWork(シェアオフィス)にずらっと並んでいたらどうか。どんなメンバーがどのメンバーどの机で会話をしていたということがわかる。Facebookで友達同士でグラフが作られて、さまざまなレコメンドが行われるように、それがバーチャルな画面の世界だけでなく、WeWorkという物理的な空間でグラフが作られて、マッチングレコメンデーションが行われる」(孫社長)

なお孫社長はビジョンファンドの出資先と、ソフトバンクグループが抱える事業会社とのシナジーを今後強めていくと強調。日本でもLightを利用したサービスが近く登場するかもしれません。

関連キーワード: light, softbank
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