スポーツクライミングの「自由視点映像」をWEBで無料配信 KDDI
登る様子をあらゆる角度から
KDDIは、スポーツクライミング競技大会「ADIDAS ROCKETSTARS TOKYO 2018」において、競技シーンの自由視点映像をWEBで無料配信する実証実験を行いました。スマホやタブレットから自由な視点操作で、切り立った壁を選手が登る様子を観戦できます。
この自由視点映像技術は、KDDI総合研究所が開発を進めているもの。今回は「タイムスライス」方式を採用し、16台あるカメラからの映像をユーザーが自由に切り替えることで、競技シーンを自由な視点で楽しめます。
映像はWEBで無料配信しているほか、会場内でも大画面モニターとコントローラーを使って確認可能。「登ってみてうまく行かなかった。そんな時にいろいろなアングルから振り返ってみて、あの腕で引き寄せるんだ。といった訓練素材としても使える」と担当者は話します。
なお、スポーツ x テクノロジーの取り組みを強化するKDDIは、VRでスポーツ観戦できる「XRStadium」をすでに商用化。自由視点映像とVRの親和性は非常に高く、将来的に同プラットフォームにおいてスポーツクライミングをVR配信する可能性もあるとしています。