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アマゾン Echo Spot インプレ。「声だけ」の便利さそのまま不便解消、進化するスマート目覚まし時計

コミュニケーション機能まだ?

Ittousai, @Ittousai_ej
2018年8月14日, 午後06:00 in Gadgets
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アマゾンがスマートスピーカーEchoシリーズに追加した新製品、Echo Spot の実用インプレをお伝えします。

Echo Spot は国内の Echoシリーズとしては初めてディスプレイを搭載した置時計型モデル。

会話するデジタルアシスタント Alexa が、音声だけでなく文字や写真や動画でも答えるようになりました。

Echo Spot の概要おさらい




本体形状・重量:
直径約 10cm の球を斜めにカットしたような、目覚まし時計によくある形状。重さ419g。

ディスプレイ:
直径2.5インチ(約64mm)。タッチ操作対応。通常は豊富なデザインからスタイルを選べる置時計。必要に応じて通知やアレクサの回答、各種スキル(アプリ)の情報、ネットワークカメラ(いわゆる監視カメラや見守りカメラ)の映像等を表示します。

カメラ・マイク:
Echoシリーズ自慢の遠距離対応マイクアレイ(4マイク)を搭載。音楽をかけていても、ある程度離れたところからでも声を聞き取ってくれます。

またディスプレイ上部にVGA解像度のカメラを搭載。Echo Spot どうしやスマートフォンのAlexaアプリとビデオ通話したり、外出先から自宅のEcho Spot のカメラで室内を確認したり、あらかじめ許可を受けた相手には内線通話のように「呼びかけ」といった機能があります。

が、国内ではまだ利用できずアップデート待ち。よく言えば大きな進化を残した状態です。

スピーカー:
1.4インチのウーファー、0.8インチのツィーターを搭載。画面側にではなく真下に向いた無指向性・全方位。「声で操作できる高性能スピーカーです」と名乗って売り出した無印 Echo やその上位版 Echo Plus には及ばないものの、スピーカーと言って恥じない、意外にもパワフルな音を鳴らします。

最小最安の Echo である Echo Dot (直径 84mm x 高さ32mm)と同じくコンパクトさが特徴ではありますが、Dot は0.6インチのシングルドライバで163gと軽いのに対して、Spot は400g以上の意外とずっしりした重さもあり、スピーカーとしては一段上です。

Echo Dot と同様、有線3.5mm端子またはBluetoothでの外部スピーカー接続にも対応。マイクと会話は Echo Spot で、音楽再生は自慢のオーディオセットアップで、という使い方もできます。

無線:
802.11 a/b/g/n デュアルバンドWiFi、Bluetooth対応。Bluetooth スピーカーとしてスマートフォンなどの音を鳴らせるほか、AVRCPプロファイル対応で、外部機器の音声リモコンにもなります(スマホの音源を再生中、声でハンズフリー再生操作できる。対応機器のみ)。

電源:
付属の15W ACアダプタ駆動。端子形状はUSBではなく、モバイルバッテリーなどでの運用は考慮されていない据え置き製品です。

スマートホームハブ機能:
対応するスマート家電の音声操作に対応。非対応の家電でも赤外線リモコンで操作できるならば、「Alexaに対応した赤外線リモコン」を購入して操作もできます。ただしリモコンを経由するためやや冗長になり、複雑な操作はネイティブ対応スマート家電に及びません。


結局どうなの?(基本機能編)


これまで画面のない Echo や Echo Dot、他社製 Alexa 対応スマートスピーカー、あるいは Google Home を日常的に使ってきた / 使っているユーザーとしていえば「画面なしより明らかに便利。声だけで使える便利さはそのまま、声だけでは埒が明かない不便を解消したアレクサ本気モード」

「ナチュラルユーザーインターフェースがもたらす人間とコンピュータの関係性の変化」論などを語るまでもなく、スキルを使わない基本的な使い方だけでも、画面があったほうが歴然と便利な場合は多数あります。たとえば:
  • タイマーの残り時間を表示。複数のタイマーをセットしても並べて確認できる。100円均一のキッチンタイマーに負けていた点をようやく克服。
  • 週間天気を一覧表示(標準機能では3日分ずつ)。体感温度や風向き風速など詳細も。
  • 音声による回答と同時に、画像や写真そのものを表示。(人名)って誰?と聞けば肖像を、国について聞けば国旗を、動植物なら写真をダイレクトに。
  • 桁が長い計算結果や数値も、集中して聞き取ることなく目視確認。
  • 音楽再生ではアートワークと曲名、歌詞を表示。思い出せない曲も歌手名から表示させてブラウズ。
  • 手持ちのKindle本をリスト表示、選んで読み上げ
  • 翻訳では音だけでなく綴りの表示

重要なのは、画面表示でこうして便利になった使い方であっても、これまでどおり声だけで使える原則は維持していること

目を閉じたままでも使える音声インターフェースの便利さを損なうことなく、画面を見られる場所にいれば、またタッチ操作できればさらに便利になります。

スマホでもできる?


スマートフォンにも音声アシスタントはありますが、現状では音声やAIアシスタント経由のアプリ操作は発展途上の段階。各社がAIアシスタントとアプリをつなぐAPIを用意するなど対応を進めていますが、タッチ操作が前提のスマホでは、中身まで声で操作できるアプリ、アシスタントから使えるサードパーティーのサービスはまだまだ不十分です。

一方、Echo のAIアシスタント「アレクサ」で使えるスキル(アプリ)の絶対数は通常のスマホアプリに遠く及ばないものの、音声だけの会話操作をベースにしつつ、追加する形でディスプレイに対応するものが着々と増えています。

ディスプレイがあるといっても、Spot の小さな画面よりもスマホやPCに切り替えた方がよほどストレスが少ないスキルも多々ありますが、率先してサードパーティーの参入を促してきたアマゾンだけあって、声だけで使えるサービスの数は今のところ Alexa に一日以上の長があります。

なにより現状のスマホのマイクやセンサ、バッテリーでは、部屋のどこからでも常に音声コマンドを聞き取ることができないため、ハンズフリー操作に関しては据え置きのスマートスピーカーやスマート置時計etc にアドバンテージがある状態です。

現在のスマートスピーカーに対してよく言われる、「スマホでできるでしょ」「スマホのほうができることが多くて便利」は一面の真実ではありますが、スマホが手元になくても、ポケットから取り出さなくても、指紋や顔でロックを解除しなくても、画面をタッチしなくても、むしろ画面を見る必要すらなく、目を閉じて横になったままでも、時刻や天気や予定やニュース確認、目覚ましアラーム、タイマー、ちょっとした計算や検索、メッセージの送受信、音楽といったタスクがこなせる便利さは、ユーザーならばいまさら言われるまでもありません。




さかのぼれば、かつてのフィーチャーフォンやスマートフォンは、非力で画面も小さく機能も限られていたにもかかわらず、いつでもどこでも、腰を据えて起動を待つ必要もなく、片手でもすぐに使えることで「もっとも普及したコンピュータ」の地位をPCから奪いました。

普及段階でのもっとも分かりやすいアプリケーションが音声通話であったためにスマート「フォン」や携帯電話と呼ばれてはいるものの、要は初めて一人に一台を実現しつつある「コンピュータ」の姿です。

最初のアプリケーションが音楽サービスだったために便宜上「スマートスピーカー」と呼ばれるEcho などの製品も、名前はともかく、自然なインターフェースで日常に溶け込むコンピューティングデバイスという点では同じ流れの現れです。

スマートスピーカーは単純にスマートフォンを置き換えるものではなく、できることも限られていますが、ある意味で現状のスマホよりさらに人に近づいたコンピュータのありかたを、室内限定で実現したデバイスとはいえます。

スマホやウェアラブルのほうも早く長押しやタップ不要で、マイクの場所を意識しなくても声を聞き取ってくれたり、むしろ視線や体勢やバイタルの数値から意図を読み取って声に出す前に反応するくらいには進化してほしいものです。

目玉のコミュニケーション機能は未実装



このように基本機能だけでもより便利になった Echo Spot ですが、目玉機能のはずのコミュニケーション機能、音声・ビデオ通話、メッセージ、呼びかけ機能は日本国内では未提供。

Echo Spot ではシンプルなビデオ通話に加えて、スマホアプリで外出先から自宅の様子を確認したり、アプリから送られたテキストメッセージを読み上げさせたり、逆にスピーカーに話しかけてテキストメッセージを送信するなど、さらに一段進んだ使い方ができるだけに、国内での解禁が待たれます。

今回のインプレで触れていないサードパーティー製のスキル(アプリ)は、国内サービス含めて着々と増えつつあります。アレクサ自身の聞き取り能力や指示として解釈可能な言葉もまだまだこれからの段階。

スマホアプリと違い自然言語で使えるため操作への習熟が容易であるはずのスマートスピーカーですが、現状では言い回しや発音のゆれ吸収が不十分なために、「どう言えばわかってくれるのか」「アレクサが聞き取れないNG単語・構文はこれ」と覚える手探りノウハウが必要です。

クラウドベースのAIが価値の中心である製品すべてについて言えることですが、Echo Spot については特に、いま買っておけば末永く進化が楽しめるデバイスです。






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関連キーワード: ai, aispeaker, alexa, amazon, Amazon Alexa, echo, Echo Dot, Gadgets
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