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アップルが「誰の声か」を聞き分けられる特許を出願。SiriやHomePodがマルチユーザー化する?

Siriの暴発事故は減らせるかも

Kiyoshi Tane
2018年8月15日, 午後12:15 in Mobile
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アップルが「音声入力処理のためのユーザープロファイリング」なる特許を出願していることが明らかになりました。

その概要は音声によりユーザーを識別し、誰が話しているかに基づいてタスクを実行できるというものです。アップルの音声アシスタントSiriがマルチユーザー対応となり、スマートスピーカーHomePodがより便利になるのかもしれません。

本特許の内容は、まず電子デバイスが音声入力を処理する上で、声を発するユーザーが誰であるかを認識し、ユーザーごとのプロファイルを作成するということ。ユーザ識別は生体情報(声紋であることを示唆)を含む様々な方法で行うとされています。

音声アシスタントは、このユーザープロファイルを用いて「その人だけの専用タスク」を実行できるようになります。たとえば「新着メールを読んで」と命令すれば、その人宛に届いたメールのみを読み出し、他の人宛は除外するというぐあいです。これはデバイス内に保存された写真やビデオなど、他のコンテンツにも及ぶとのこと。

さらにアシスタントを使い続けることで、音声認識システムは単語や使い方を記録しておき、特定ユーザーのためのライブラリを構築できるもようです。音声パターンを覚えて認識しやすくなったり、よく使うアプリや連絡先を学習したり、要は「賢くなる」わけです。

本特許の応用方法として可能性が高いのは、Siriのマルチユーザー化です。現在のSiriは所有者以外の「Hey Siri」にも反応しますが、これにより複数のユーザーが使う機器上でも、声を聞き分けて使用中の人以外の声には応答しなくする。あるいは声によってアクセスできるメッセージや画像を制限できるといった使い方です。

そして喋り方のクセを覚えて最適化するしくみは、7月に英国議会でギャビン・ウィリアムソン国防大臣が「シリア」と繰り返すうち、Siriが「シリ」と勘違いして起動、マイクを通じて"野次"(シリアの説明を演説)を飛ばしたような事故を防ぐかもしれません。

米AppleInsiderは、特許によりHomePodのマルチユーザーサポートを実現できると指摘しています。リビングで家族ごとの声を聞き分け、その人に最適化した反応を返す情報ハブ化が、ハードの変更なしにソフトのアップデートのみで可能ということです。

アップルは毎週のように新たな特許を出願しており、今回も実際の製品に反映されないまま終わるかもしれません。とはいえ、HomePod以上に普及しているiPhoneやiPadで「Siriが声を聞き分け、その人にカスタマイズされた応答をする」アップデートが仮にあれば、魅力的と言えそうです。

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