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VWがメーカーの垣根払うEV啓蒙キャンペーン「JetStones」開始。エンジン車とEVをアニメのテーマ曲で象徴

わが家の車はヤバダバドゥー

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年8月14日, 午後01:30 in Transportation
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フォルクスワーゲンが、米国で電気自動車(EV)啓蒙キャンペーンを開始しました。キャンペーンのために製作されたCMでは、エンジン車を米国のレトロアニメ『原始家族フリントストーン』、EVを『宇宙家族ジェットソン』の各テーマ曲で表し、EVの(主に加速性能による)運転の楽しさや、意外とお手頃な価格を宣伝します。

この短いCMでもうひとつ興味深いところは、その良さをアピールするために登場するEVがVW車だけでなく、ライバルメーカーの電気自動車も登場させているところ。最後のワンカットのみながら、そこには ヒュンダイ アイオニック、BMW i3、ホンダ クラリティ、日産リーフ、そしてフォルクスワーゲンのe-ゴルフが登場しています。


このCMは総額4500万ドルにおよぶ公共教育のための取り組みとして制作されました。VWが設立した無公害車普及支援会社Electrify Americaのリチャード・スタインバーグ氏は「このキャンペーンによってEVの運転が楽しいものであることを広く知ってもらいたいと考えています。航続距離も伸びており、充電設備はみなさんが思っているよりも多く、いたるところに設置されています」とReutersに語りました。

CMではエンジン搭載車が赤信号で停車する際に『原始家族フリントストーン』のテーマが流れ、化石燃料を燃やした排気ガスがマフラーから放出されるカットが挿し込まれます。そして次のカットでは、隣の車線に『宇宙家族ジェットソン』のテーマをバックにシボレーのEV ボルトが止まり、青信号に変わるとともにEV独特の金属的な音を発しながらスムーズな加速でエンジン車を置き去りにします。

CMのナレーションは「瞬間的な加速力のおかげで電気自動車は(エンジン車よりも)運転が楽しく、さらにこれまでよりもお求めやすくなっています。これが、電気自動車です」と視聴者に語りかけ、最後は「石器時代に別れを告げましょう」と、とどめの一言。これだけ言われれば、気の早い人はすぐにもディーラーへ飛び込んで「EVひとつ!」と言ってしまいそうです。

スタインバーグ氏は「(ジェットソンとフリントストーンをかけ合わせた)"ジェットストーンズ"キャンペーンは、電気自動車が各社から出揃い、消費者を満足させられるようになっていることをアピールするための最初の一歩です」とコメントしています。


ちなみにフォルクスワーゲンといえば、まだ記憶に新しいのがディーゼルエンジンの排出ガス偽装スキャンダル。米国ではこれに伴う訴訟の和解案として、20億ドル(約2215億円)規模のクリーンな自動車の普及基盤整備と教育啓蒙に取り組むことが組み込まれました。VWのディーゼル不正は欧州の自動車メーカー各社にも飛び火し、いまや自動車業界は欧州だけでなく世界的にEVシフト路線まっしぐらといった状況です。

これは真面目に環境基準をクリアするディーゼルエンジン(SKYACTIV-D)を開発してきたマツダのようなメーカーには面白くない話かもしれません。ただ、EVには特に冬場のバッテリー効率の低下や暖房の問題などもあり、エンジン車に比べると快適性が劣るという声も聞かれます。

クリーンという観点だけで語ればEVの優位は揺るぎないものの、それだけで誰もが簡単にEVに乗り換えてしまうかといえば、単純にそうはならない可能性もまだまだ残っていそうです。

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