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連続飛行25日間に。エアバスのZephyr Sがソーラーパワー航空機の飛行時間の最長記録を樹立

さっそく英国軍が3機を発注しました

Engadget US(翻訳 金井哲夫)
2018年8月17日, 午前09:00 in Transportation
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[Engadget US版より(原文へ)]

フェイスブックとグーグルは、先日、インターネット接続サービスを提供するソーラーパワーによるドローンの開発から手を引いてしまいましたが、もっと経験が豊富なもうひとつの企業は、そのアイデアを実現させようとしています。

エアバスは、Zephyr S HAPS(high altitude pseudo-satellite:高高度擬似衛星)が連続25日間の飛行を達成し、史上すべての航空機の中でもっとも長い飛行時間の記録を樹立したと発表しました。ひとつ前の世代となるZephyr試作機による、14日間の記録を書き換えました。

Zephyrは、太陽光だけを使って、約2万1000メートル以上の高さを飛行します。これは、コンコルドSR-71ブラックバードなど、ごく少数の航空機にしか到達できない高度です。これだけ高い位置になると天候の影響を一切受けないため、偵察、監視、無線通信基地局などの役割を、より安定して果たすことができます。

エアバスは「人工衛星と無人航空機、そして有人航空機の間にある能力の隙間を埋めて、人工衛星に類似したサービスを局所的に提供できます」とプレスリリースに記載しています。離陸時の動画(下に掲載)では、人の手で持ち上げて飛ばせることがわかります。ひとたび飛び上がれば、人工衛星の数分の一の費用で運用することが可能です。



エアバスに打ち上げを最初に依頼した顧客のひとつに、英国軍があります。英国軍は既に3機を発注しました。

Zephyr Sは、これまでの試作機とは違い、製品版です。エアバスは、Zephyrが製造されたイングランド地方イーストハンプシャーに近いファーンバラの航空ショーで、この飛行機を初めて公開しました。

英国軍はスパイ活動に使用する可能性もありますが、石油流出などの災害の検出にも利用できます。エアバスは、いずれはZephyrの運用拠点をオーストラリアに移し、そこでさらに強力なモデルZephyr Tを飛ばす予定です。

フェイスブックとグーグルが、それぞれ無人航空機AquilaとSolara 50で行おうとしていた無線インターネット接続サービスにも、Zephyrは対応できるでしょう。

しかしグーグルは、独自のProject Loonを存続して、計画を進めると話しています。一方、フェイスブックは、恐らくエアバスを含む他の企業と協力して、ソーラー無人航空機を開発する予定です。フェイスブックは、試験飛行で墜落事故を起こした直後に、Aquilaの開発計画を断念しています。

編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文著者:Steve Dent




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