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OPPOの新スマホ2機種は「日本向けカスタム」で新たな勝負を掛ける:山根博士のスマホよもやま話

海外モデルを日本向けにアレンジ、R15 ProのFeliCa搭載には驚き

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年8月16日, 午後06:05 in oppo
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Ittousai, 10月11日
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今年3月にカメラに特化したスマートフォン「R11s」で日本市場への参入を果たしたOPPOですが、その後目立った動きはなく、最近はその話題を聞くことも減っていました。

しかし8月になり、新たに日本投入する2モデルを発表。グローバルで発売中の、カメラがスライドする「FIND X」ではありませんでしたが、上位モデルと普及価格帯モデルの2機種という、なかなかうまい構成のラインナップを発表してきました。

上位の「R15 Pro」は、カメラフォンである「R」シリーズの最上位モデル。中国では3月に発表され、その後各国で展開が始まっています。R11sのアップグレードモデルでもあり、ディスプレイが6.28インチ(R11sは6.01インチ)、アスペクト比は19:9(同18:9)と大型化。本体の背面はグラデーションをかけた紫と、OPPOの最近のモデルの標準色ともいえる赤の2色が用意されます。

CPUはSnapdragon 660でメモリは6GB、カメラは1600万画素+1200万画素。OPPOならではの機能としてはフロントカメラが2000万画素と、前面側が高画質なことでしょう。いわゆるミッド・ハイレンジに位置する製品ですが、これだけのスペックであれば「R11sの後継機として投入した」だけに近い印象となり、日本での話題は難しそうなところです。



ところが、日本版のR15 Proには、おサイフケータイ対応のFeliCaが搭載されました。R15 ProはSIMフリー、そしてMVNOから発売されると思われますが、日本参入間もないメーカーにもかかわらず日本独自機能であるFeliCaを搭載してくるのは非常に珍しいこと。

シャープや富士通、ソニーなど、日本メーカーのSIMフリーモデルはFelica搭載は当然でしょうが、海外メーカーとなるとHTCとアップルくらいしかありません。しかもこの2社は日本で実績のあるメーカー。参入直後にFeliCa対応モデルを用意するのはある意味で異例です。

グローバル仕様のモデルを日本向けに投入する海外メーカーは、周波数の日本対応といった点でのカスタマイズを行うことは珍しくありません。しかしFeliCaとなれば話は別です。例として、いまや日本でもメジャーになったファーウェイやASUSも、まだSIMフリーモデルではFeliCa搭載機を出していないのです。

日本のSIMフリー機市場は約300万台(2017年、MM総研)。OPPOが仮に5%を取ったとしても、15万台にすぎません。OPPOはグローバルで世界シェア4位、1億1180万台を出荷する大メーカーです(2017年、IDC)。全体からみればわずかな数にすぎないFeliCa搭載機を日本向けに出してくるということは、日本市場をこれからさらに開拓していきたいという意気込みの表れでしょう。



OPPOは端末の製造も自社工場で行っていますから、こうした細かいカスタマイズも得意なのでしょう。これだけの意欲で日本市場に攻め入るということは、今後も日本向けにカスタマイズしたハイエンドモデルが投入されるだろう、という期待もできます。

一方、もう1機種のR15 Neoは、4320mAhの大型バッテリーを搭載した普及モデル。ですが一点、R15 Proと全く同じ機能を搭載しています。それはフロントカメラのAI美顔機能。R15 Neoのフロントカメラは800万画素とR15 Proには劣りますが、AI美顔エンジンは同じものを搭載しています。

R15 Pro、R15 Neoに搭載されたこの美顔エンジンは、顔の296箇所を判別して自然な美顔エフェクトをかけるもの。そのパターンは800万にも及び、R11sを大きく上回っています。



さて、このR15 Neoは、グローバルでは「A3 Pro」、中国で「A5」として販売中のモデルと同型機となります。
海外ではAシリーズとして、シリーズ自体がRシリーズの下位という位置づけで販売されていますが、モデル数の少ない日本で今、Aシリーズとして投入しても消費者に混乱を招くだけでしょう。上位モデルとして「Pro」、低価格かつ大容量バッテリーという新たな展開の「Neo」、日本向けのネーミングとしてうまく考えられていると思います。

R15 Neoは価格を抑えながらも電池は長持ちしてほしい、そしてカメラはきれいなほうがいい......という、ちょっと欲張りなニーズにこたえる製品です。MVNOキャリアを選ぶユーザーもこの3点を重視しているでしょうから、製品のバランスは悪くありません。ハイエンド以外のモデルのイマドキの日本向け製品としては、悪くない選択でしょう。

ダイヤモンドカットデザインの背面は上品であり、男性よりも女性をターゲットとしているように思えます。ライバルはズバリ、ファーウェイの低価格機です。



ところで気になるのはやはり価格ですが、現時点では両機種とも未発表。
R11sは5万7900円で登場し、その強気の価格に驚かされました。しかしカメラ性能、特にフロントカメラ機能の高さを売りにした端末であり、高い仕上げを誇ることから、あえて高い価格をつけたと筆者は考えます。
安売りや値引き競争に加わる製品ではなく、OPPOの製品を買えば必ず満足してもらえる――その思いがR11sの価格設定からは感じられました。

R15 ProはR11sよりも性能が高まっていますから、価格はより上になるでしょう。実際にシンガポールでのR15 Proの価格は899シンガポールドルで、7万円を超えます。カメラフォンとしての自負がこの価格に表れているのです。日本でも同等の価格になるかもしれません。

R15 Neoは普及価格帯モデルです。中国ではA5の価格は1500人民元、約2万4000円です。2万円台でR15 Neoが日本で登場すれば、ファーウェイ「lite」シリーズのライバルに十分なりうるでしょう。特に美顔機能はファーウェイより優れているので、そこをどう消費者に伝えるかがポイントです。
日本ではiPhoneユーザーが多いだけに、乗り換えではなく「セルフィー用にもう1台」など、大胆な売り方が求められるかもしれません。



OPPOはここ数年、グローバル市場のユーザーニーズにマッチした端末を次々と出して成長してました。日本市場はiPhone人気が世界でも最も高い国の1つですし、またキャリア契約が一般的。プリペイド主体の新興国とはマーケット構造が大きく異なります。

そうした事情もあり、R11sの日本展開は正直なところ苦戦していると思われます。しかし今回は「おサイフケータイ機能の使えるハイエンド機」「デカバ(大容量バッテリー)と低価格で攻める普及価格機」という、他にメーカーにない2モデル。これらを発売することで、これからの巻き返しもまだ十分期待できそうです。



そしてR15 Pro、R15 Neoの販売が好調であれば、待望のFIND Xの日本投入も今後ありうるでしょう。OPPOの新製品2機種がどのようなパフォーマンスを示すか、気になるところです。





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