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Twitter、「リアルタイムで流れるタイムライン」API停止に対し説明。「財政的に余裕なし」

サードパーティ製クライアントで機能が削減されてます

Kiyoshi Tane
2018年8月17日, 午後03:30 in twitter
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Twitterは8月16日(米現地時間)、予告どおりUser StreamsやSite Streamやといった旧APIを停止しました。これにより、TweetbotやTwitterrificといったサードパーティ製クライアントが機能削除を余儀なくされ、Twitterの顔とも言える「リアルタイムで流れるタイムライン」が利用できなくなっています。

今回のAPI停止に関して、同社の製品マネジメント担当上級ディレクターのロブ・ジョンソン氏は、公式ブログで説明するとともに、Twitter上で従業員あての社内メールを公開。9年前の"レガシーな"APIを打ち切ることで一部のクライアントで機能がダウンすると認識しながらも、終了せざるを得ない事情を語っています。



User Streamsは、Twitterクライアントが無制限にタイムラインを取得できる機能。要するに更新ボタンを押さなくても自動で更新されて「タイムラインが流れていく」という、お馴染みの光景を支えていたものです。

今年4月、これら旧APIを6月20日に廃止して新たな「Account Activity」を公開する方針は発表されたものの、開発者やユーザーの抗議運動を受けて8月16日に延期。その予告は撤回されず、実行された次第です。

人気クライアントのTweetbot 4も「新機能」というタイトルながら、機能の削減をアナウンスしています。リアルタイムのストリーミングは無効になり、1分から2分遅れで更新。メンションやDMのプッシュ通知は数分遅れに。「いいね」やRT、フォローや引用にいたっては通知されなくなり、アクティビティや統計タブも廃止。Apple Watchアプリも削除......と、ほとんどの便利機能が封じられています。

こうした"レガシーな"APIの代替とされるAccount Activity APIは、User Streamsなどの機能を全て再現できるわけでもなく、しかも251アカウント以上のエンタープライズ版はユーザー数に応じて料金が上がっていくという仕組みです。アプリ開発者からは、「新APIでは財政的にやっていけない」と嘆くツイートもありました。
Twitterの公式見解ですが、まずブログでは「わが社が現在提供できる最高のTwitter体験は、iOSおよびAndroid公式アプリと、デスクトップおよびモバイル版twitter.com」にて実現していると説明しています。

さらに、これらの体験を優先させるために「サードパーティ開発者の約1%が使用する2つのレガシー開発ツールを含む製品への投資を中止することを選択した」と述べています。

そして従業員宛ての社内メールでは、より詳細な事情が語られています。

レガシーなAPIのサポートを打ち切る決断を下す時がやってきました。そのために、サードパーティ製クライアントが結果として機能削減するのは承知の上です。現在、わが社は無視できない技術的およびビジネス的な制約に直面しています。User StreamsもSite Streamsも9年前からの"ベータ版"であり、すでにサポートしてない技術の上に成り立っています(中略)開発者の1%未満しか使っていないAPIを置き換えるために、完全新規サービスに投資するのは現実的ではありません

いずれの声明も「開発者のうちの1%」を強調する一方で、各アプリのユーザー人口に言及しないことからも、同社の「第三者に利益を分けている余裕がない」という台所事情がうかがえます。

たしかにTwitter本社の経営が行き詰まってサービスが消滅すれば元も子もないとはいえ、プレミアム機能を求めるユーザーには特別料金オプションを提供するなど、「コストを広く薄く負担」のビジネスモデルも検討が望まれるのかもしれません。

関連キーワード: app, apps, sns, third-party, twitter
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