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スパゲティを必ず2つに折る技術・アップル侵入の少年ハッカー御用・WebRTCで遊ぶSNES Party : #egjp 週末版130

どうしても2か所以上で折れるあの現象

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年8月19日, 午後02:50 in Weekend
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注目記事

1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「スパゲッティを必ず2つに折る方法」「アップル侵入の少年ハッカー御用」「WebRTCで遊ぶSNES Party」といった話題を取り上げました。

ハリケーン被災のプエルトリコ、ようやく全域で電力復旧

プエルトリコ電力局(PREPA)は2017年9月以来、ようやく島全域で電力供給を再開しました。プエルトリコでは地すべりなどで崩れた土地も多く、その復旧は困難を極めました。ただし、New York Timesによると、電力が復旧したのは電力供給が可能なところのみであり、一部損壊している家屋などのではいまだ電力供給できる状態になっていないとのこと。

また、行政が電力の再供給を優先して工事した部分では、その1/4を基準に合致した格好に再整備する必要があるものの、これまでの島全域にわたる工事のため、電信柱など必要な資材の在庫も殆どないのが現状とのこと。

とはいえ、ハリケーンに被災するまえは古い木製の電柱しかなかった島の一部でも耐久性の高いスチール製の電柱に置き換えることが出来たと言った良い側面も無いわけではありません。PREPA将来にやってくるハリケーンにも倒れないよう、今後もスチール製の電柱を整備していくことを望んでいます。

8K映像をリアルタイム処理するNVIDIA Turingアーキテクチャ発表


NVIDIAが、カメラメーカーREDの協力を得て8K映像のリアルタイム編集を可能とするGPU Turingを搭載する、Quadro RTXシリーズを発表しました。今はまだ8Kのリアルタイム編集が必要な場面というのは少ないかもしれませんが、8K映像はすでに映画や一部YouTube映像などで使われており、8Kで撮影した映像をパンニングもしくはズーミングして4K映像として使用するなどの用途にも、Turingは活躍するはずです。

NVIDIAはTuringをCUDAを開発して以来の大きな進歩だとしており、CUDAコアとAI推論のためのTensorコア、レイトレーシング用のRTコアを組み合わせたハイブリッドレンダリングは3月にVolta世代のGPU 4枚でデモしていたReflectionsをTuringでは1枚のカードで実行できるとアピールしました。

価格は最高性能の10万ドルQuadro RTX 8000で10万ドル。NVIDIAは、ただ8K映像を再生するだけなら現行のGeForce GTX 1080 Tiクラスのカードでも可能だと主張します。そして、Quadro RTXシリーズはハードウェアというよりも8Kのリアルアイムレンダリングなどを実現するコードのためのものだと説明しました。

MIT、スパゲティを必ず2つに折る技術を開発

乾燥した1本のスパゲティを2つに折ろうとすると、どうしても複数の部分で折れてしまい、どちらかの端を指で支持していない部分はどこかへ飛んでいってしまいます。しかし、MITの研究者らは、これを必ず、"完璧に2つに折る方法"を編み出しました。

普通にスパゲティの麺を半分に折ろうとすると、まず支点と支点の中心付近で最初に破断が発生します。しかしその直後に、スナップバック効果と呼ばれる2次的な力の波が発生し、その力が集中する複数の場所でも麺が折れてしまいます。しかし、研究者らは麺を指示する特別な機械を開発し、あらかじめ麺に約270度のねじれを加えて折る実験を行いました。この状態で麺を折ると、最初の破断で発生するスナップバックを回転方向に分散させられることがわかりました。

実はこの研究はスパゲティをきれいに半分にするだけが目的ではありません。たとえばマルチファイバー構造や人工的に作られたナノチューブ、細胞内の微細管などの破壊制御などに応用ができるとのこと。

論文の共同執筆者Jörn Dunkel氏は「2次元的な3次元の物体のねじれがどのように破壊力学を制御するかを見るのは面白いものです。いずれにしても、この研究は2人の学生によって始められた、興味深い学際的プロジェクトでした。おそらくこの2人はこれからしばらくはスパゲティを見るのも嫌でしょうけどね」とコメントしています。

10代ハッカー、アップルから90GBものデータを盗み出し御用

A customer stands underneath an illuminated Apple logo as he looks out the window of the Apple store located in central Sydney, Australia, May 28, 2018. REUTERS/David Gray     TPX IMAGES OF THE DAY
オーストラリア・メルボルンで、10代の少年ハッカーがアップルのコンピュータシステムに複数回侵入したとして警察に逮捕され、これを認めたと報じられました。この少年は正規のアクセスキーで、顧客のアカウント情報を参照したり、90GBもの保護されたファイルをダウンロードしていたりしたとのこと。

たび重なる侵入に気づいたアップルはこの少年のアクセスをブロックし、さらにFBIに通報していました。FBIは少年を家宅捜索したことがあるオーストラリアの州警察に連絡を取り、2台のアップル製ノートPCと携帯電話、ハードディスクを押収しました。

裁判では警察は少年が使用していたデバイスのIPアドレスやシリアル番号から少年がアップルへの侵入を繰り返したことが明らかだとしています。また少年の弁護士によると少年はアップルの大ファンであり、いつか社員になりたいと考えているうちにアップルへの侵入を繰り返していたとしています。

その会社に入りたいからいつの間にか侵入していたというのは、好きな女の子にスカートめくりをする子どもの心境に近いのかもしれません。ただ、少年にはアップルに侵入するだけのハッキング能力をもう少し役に立つ方向へ使ってほしいものです。

WebRTCで遊ぶスーファミミュレータ「SNES Party」

ニンテンドースイッチでレトロゲームがプレイできるNintendo Switch Onlineは海外でも9月に開始する予定ですが、それまでにスーパーファミコン(SNES)のゲームを(ROMファイルを持っていれば)プレイできる非公式のサービス「SNES Party」が公開されています。

このサービスはWebRTC(Web Real-Time Communication)を利用しており、ブラウザーでサイトにアクセスすれば、自分の部屋を作成するために手持ちのROMファイルを読み込ませる画面が表示されます。ここでファイルを読み込めばゲームをプレイできるようになります。またゲーム画面を他の人にストリーミングし、操作を受け付けることも可能。友人と共に、たとえばボンバーマンで2人同時プレイも可能です。

ただ、こうしたサービスに対してこれまで任天堂がとってきた対応を考えれば、SNES Partyも長続きすることはないはず。ROMファイルと元のカートリッジを持っていて、SNES Partyを試してみたい方はお早めにどうぞ。ちなみに、SNES Partyの開発者は以前に「NES Party」なるサービスもやっていました。




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