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保釈金75万ドル「仮想通貨で支払い」米裁判所が認める。EAのユーザー情報盗もうとしたハッカー

75万ドル(約8300万円)相当の仮想通貨持ってて何故ハッキングした

Munenori Taniguchi
2018年8月20日, 午後04:00 in Internet
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アメリカ・サンフランシスコ地方裁判所は、逮捕され勾留中のハッカーが75万ドル相当の保釈金を暗号通貨(仮想通貨)で支払うと発表しました。このハッカーはイタリア在住ですが、サンフランシスコ国際空港からゲームメーカーEA(Electronic Arts)のユーザーのアカウントをハッキングしようとしたところを警察に逮捕されていました。

地方検事補のエイブラハム・シモンズ氏は、保釈金の支払いに暗号通貨を使うのはこれまでで初めてではないかと語ります。保釈金というのは、保釈後に被告人が逃亡をはかったりしないように裁判所が徴収するもののことであり、逃亡しない、証拠隠滅しない、かならず裁判に出廷するなどといった保釈条件を守らせるために徴収するものです。したがって保釈金は被告人がきちんと保釈条件を守れば返還されます。

シモンズ氏によると、この保釈金は裁判所判断により、現金以外で代用もできるとのこと。要するに、被告人が失いたくないものであればなんでも良いとも考えられるわけです。とはいえ、今回のようにその価値が短期間で大きく変動するかもしれない暗号通貨を保釈金に代わりするのは、普通に考えればありえないことです。シモンズ氏は、裁判官の意図はその価値の大小ではなく、被告人を確実に裁判所に出頭させるために暗号通貨を指定したと推測しています。

一方、カリフォルニア州サンマテオ郡の上位裁判所に務めるスティーブ・ワグスタッフ地区検事長は「保釈に暗号通貨を使うなんて聞いたことがない。私は、ドル札しか信用しません」と語りました。

暗号通貨による保釈金の支払いは8月20日にも行われる予定です。ただ、先程も述べたようにビットコインを始めとする暗号通貨は大きくその価値が変動することがあるため、場合によっては保釈金額が変更されるかもしれません。

ちなみに問題のハッカーが有罪判決を受けた場合最高で5年間の服役と、ハッキングしたアカウント数 x 25万ドルの罰金が課せられる可能性があるとのことです。

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