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Firefox、表示を遅くする広告トラッキングをデフォルトで無効化へ。バージョン63で採用

暗号通貨採掘スクリプトやトラッカーによる個人情報収集も防止予定

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年8月31日, 午後06:05 in Internet
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Mozillaが、Firefoxブラウザーのトラッキング防止機能をデフォルトで有効化すると発表しました。

ウェブサイトではユーザーの行動を追跡することで広告の最適化などを図っているものの、大量のトラッカーがユーザーをつけまわしている状態はブラウザーの処理速度を低下させるというのがその理由。ただし、設定でトラッキングを許可する状態に戻すことはできます。

すでにFirefoxのプレリリース版であるNightlyビルドではこの機能がデフォルト化されており、ページ読み込み速度を低下させるようなトラッカーはブロックされるようになっています。Mozillaは現在この機能の動作状況を確認しており、問題がなければ10月23日にリリース予定のFirefox 63で正式に採用するとのこと。

さらに、Nightlyビルドではサードパーティのトラッカーによるストレージへのアクセスのブロックもテスト中。これらのCookieが保存されなくなっています。なお、サードパーティのCookieをすべてブロックすることもできるものの、それをやるとウェブサイトによっては何らかの動作がおかしくなる可能性もあるため、現在はそこまではしていません。この機能はバージョン65以降で正式採用される見込みです。

Mozillaは今後、Fingerprinting技術を使うトラッカーや、暗号通貨(仮想通貨)をこっそり採掘するするようなスクリプトの防止機能を組みこむ予定です。

広告トラッカーのなかには個人情報を得ようとする悪質なものもないわけではなく、さらに多数のトラッカーが連なってページの表示を数秒単位で遅くするような状態を引き起こしたり、複数のサイトにまたがって追跡を行うクロスサイトトラッキングといった問題も残っています。

今回の変更は、かつてポップアップ広告がブロックされるようになったときのように、ユーザーがトラッカーに情報を渡すかどうかを自分で決定できるようにすることを目的としています。

8月31日22時訂正:Fingerprintingを誤って指紋認証と記していました。お詫びして訂正いたします。

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