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シリーズ史上最もコンパクトなSurface GoはメインPCになりえるか?

安さではなく小ささに魅力を感じているなら買って後悔なし

ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2018年9月1日, 午後01:30 in tablet
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10インチディスプレイを採用したタブレットPC「Surface Go」が8月28日に発売されました。すでにIttousai氏、山本竜也氏のレビューが掲載されているので、私は「唯一無二のメインPCとして使えるのか?」という視点から、Surface Goをチェックしてみます。


実は米国Amazonから購入したのですが、カメラレンズが取れていたため返品しました。たまにはこういうこともあります

クリエイティブ系アプリはSurface Goには荷が重い

Surface Goには「インテルPentiumプロセッサー4415Y」が搭載されています。これはKaby Lake世代のプロセッサーで、クロック周波数1.60GHz、2コア4スレッドと、スペックはそれほど高くありません。

ベンチマークソフト「CINEBENCH R15.0」を実行してみたところ、CPUスコアは160cb、OpenGLスコアは32.13fpsという結果。CPUスコア的に見ると、「Core i7-8550U」(1.80~4.00GHz、4コア8スレッド)の1/4付近に留まっていますね。


▲CINEBENCH R15.0のCPUスコアは160cb、OpenGLスコアは32.13fps

体感的にもSurface Goは決して俊敏なマシンとは言えません。たとえば「Chrome」の起動には約6秒、「Word」の起動には約4秒、「Photoshop」の起動には約24秒かかります。アプリの起動に待たされ感はあります。
※9月2日修正:上記起動時間の単位に誤りがありました。お詫びして訂正いたします

ちなみにワタシは8GB RAM/128GB SSDを搭載する上位モデルを購入しました。4GB RAM/64GB eMMCを搭載する下位モデルは、アプリの起動、切り替えが上位モデルより遅い可能性があるので、より快適に使いのであれば上位モデルを強くオススメします。


▲ストレージ128GBモデルには、東芝製SSD「KBG30ZPZ128G」が搭載されていました


▲東芝製SSD「KBG30ZPZ128G」のシーケンシャルリードは1046.9MB/s、シーケンシャルリードは116.9MB/s

クリエイティブ系アプリはSurface Goには荷が重いですね。「Adobe Lightroom Classic CC」で100枚のRAW画像(7952×5304ドット)を現像(クイック現像/カラー-自然)するのには47分16秒67、「Adobe Premiere Pro CC」で5分のフルHD動画(1920×1080ドット)を書き出し(H.264)するのには19分53秒04かかりました。

LightroomもPremiereもモバイル版ではなくデスクトップ版が動作するのが、iPadやAndroidタブレットに対するSurface Goのアドバンテージ。とはいえ、インストールだけしておいて緊急避難的に利用するのが無難でしょう。


▲合計4.05GBと膨大なデータ量のRAW画像を現像したとはいえ、約47分もかかってしまっては、日常的に作業するのは厳しいですね

Premiereでは4KどころかフルHD動画の書き出しも実用的な速度ではこなせなかったわけですが、ややもっさりとした起動さえ我慢すれば、ブラウザー、Officeアプリはまずまず快適に利用できます。

タイプカバー、Surfaceペンの使い勝手はProと同等

タイプカバー、Surfaceペンの操作性は非常に快適です。タイプカバーのキーピッチは実測17mm前後とやや狭めですが、変則的な配列はなく、また「^」、「\」、「]」以外のキーは幅が揃えられています。

キーボード面は強く押せばわずかにたわみますが、剛性はしっかりと確保されており、強くタイピングしても頼りなさはありません。サイズは異なりますが、「Surface Pro」のタイプカバーと同等のクオリティーを備えていると言えるでしょう。


▲左が日本語版、右が英語版のタイプカバー。キーピッチはどちらも同じで、打鍵感なども変わりません。ただ英語版タイプカバーは文字、記号キーがすべて等幅に揃えられているので、配列に抵抗がなければ海外から購入してもいいかもしれません

個人的に驚いたのがスタイラスの仕様。Surface Goは廉価版に位置づけられていますが、Surface Proと同じく低レイテンシーに対応しているようで、機能アイコンの上で描線が表示されます。これはCPUを介さずにディスプレーに直接描画する技術が採用されている証です。4096段階の筆圧感知、傾き検知機能も搭載されているので、Surface GoとSurface Proのペン機能は同等と言えます。


▲CPUを介さずにディスプレーに直接描画しているので、機能アイコンの上でペン先を走らせると、一瞬で描線が表示されます

256GBモデルを用意してほしかった

ストレージは正直物足りないですね。「iPad Pro」に64GB、256GB、512GBモデルがラインアップされていることを考えると、256GBモデルを用意してほしかったところです。Surface GoはmicroSDカードを装着できますが、アプリをインストールしたり、オンラインストレージのフォルダーを保存するための設定をしたりする作業が初心者には高いハードルです。

Androidスマホ、タブレットではmicroSDカードにアプリをインストール可能なので、WindowsもOSの標準機能としてメモリーカードをローカルドライブとして設定できる機能を追加してほしいですね。いつでも自社でやれるのですから。


▲Word、Excel、PowerPoint、Photoshop、Lightroom、Lightroom Classic、Premiere、Media Encoderをインストールして、Dropboxに21.3GB、OneDriveに84.2MBのデータを保存したときの空き容量は55.19GB。400GBのサンディスク製microSDXCカードがAmazonに1万6600円で販売されているので、ワタシも空き容量が危険水域に突入したら導入する予定です

USB Type-C対応ハブは必須

Surface GoはProシリーズに先んじてUSB Type-C端子が採用されたので、対応ハブさえ導入すれば周辺機器&電源の接続がラク。USB Type-C対応ハブにディスプレー、キーボード、マウス、電源を接続しておけば、Surface Goをケーブル1本で接続するだけで、すぐデスクトップPC的に使えます。

なおSurface GoのUSB Type-C端子は位置が高いので、接続ケーブルの長いUSB Type-Cハブを選んだほうが使い勝手はよさそうです。


▲HooToo製USB Type-Cハブの場合、ケーブルの根元側が浮きます。延長ケーブルかL字型変換アダプターなどを試してみる予定です

結局、メインマシンとして使えるの?

冒頭からSurface Goのパフォーマンスについてあーだこーだ不満を言いましたが、「メインマシンとして使えるのか?」という疑問については、クリエイティブ系さえ避ければ使えるというのが率直な感想です。


▲実際この原稿も、ベンチマークを実行しているとき以外は、4Kディスプレーに接続したSurface Goで書きました。広いディスプレー、手になじんだキーボードとマウスがあれば、PCが多少遅くても気にならないんですよね

総合的には、本領を発揮するモバイル用途も含めて、Surface Goを非常に気に入っています。Officeが強制同梱されていることがなにかとネガティブに取りざたされていますが、「最も安価なSurface」ではなく、「最もコンパクトなSurface」という点に魅力を感じているのなら、買って後悔のないデバイスです。




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