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ファンMTGで「ニコン Z 7」を触ったら、Z以前のフルサイズミラーレスは考えられなくなった

プレス発表会では実機を触れなかったZ 6も試してきました

Hirotaka Totsu
2018年9月3日, 午後05:30 in camera
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9月1日、2日に、渋谷の「ベルサール渋谷ファースト」にて、「ニコンファンミーティング2018」が開催されました。今回の東京を皮切りに、大阪、名古屋、札幌、広島、福岡、仙台の全国7都市で開催されます。

すでに、Z 6を購入してしまった筆者ですが、まだ実機を触っていないこともありニコンファンミーティング2018でその感触を確かめてこようと出かけました。

Gallery: Nikon fan meeting | 77 Photos

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会場は、いち早くZ 7を試したいという来場者で賑わっていました。ニコンファンミーティングではありますが、ニコンユーザだけでなく、SONYやキヤノンなど他のシステムを使っている人もちらほら。彼らもNikon Zが気になるようです。



来場者は、一部の来場者の中で「踏み絵」と呼ばれた、受付で渡されたシールに自分の持っているカメラやレンズとコメントを記入して見えるように貼ることを求められました。中にはフィルムカメラ時代のNikon Fや歴代の名機を書き連ねている人もいれば、先行する他のフルサイズミラーレスやまもなく登場するであろうフルサイズミラーレスのカメラメーカーの機種の方もいました。もちろん、スタッフの方も同じように所有機種やコメントを書いているので、話題のきっかけになります。見た中でもっとも面白いコメントは、スタッフの方の「沼八分目」というものでした。



会場には、ガラスケースの中に展示されている実機や切断モデルなど、仕組みや機構を確認したり、カメラやレンズなど現行製品が一堂に並んでいるものなどちょっとしたNikon博物館的な感じでもありました。Zの体験コーナーは、列が制御されていて、並ぶことができれば1時間しないで実機に触れる状態になっているのも良い配慮だなと思いました。



来場者は、XQDカードを持参すれば撮影データを持ち帰ることができます。筆者はD850ユーザですので、そのままカードを差し替えて、撮り比べました。


▲「Z 7」のサンプル

撮ってみた感想は、まず「撮りやすいな!」でした。ピントもさっと素早く合いますし、EVFの見え方も自然で、D850のOVFと見比べても見劣りしないものでした。なるべく似た環境になるように、D850には「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」を装着し、24mmワイド端と「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」にあわせて70mmで撮り比べました。


▲「D850」のサンプル

ライティングがしっかりした静物写真では、どちらも良い写りです。気持ち設計が新しい「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」のほうがよく写っているかも?という印象。



▲「Z 7」のサンプル

続いて動きのあるモデルの撮影です。ライティングはブースにセッティングされた状態です。 Z 7は、動きのあるモデル撮影でもAFの挙動がキビキビしてしっかり顔や目にフォーカスがいきます。



▲「D850」のサンプル

D850では、AF方式の差もあり微妙にピントを外してしまう写真が多く発生してしまいました。レンズに装着したプロテクトフィルターも影響しているのかもしれませんが、撮れ高はZ 7の方が多いように感じました。



そして、何と言っても一番の差はボディの大きさと重さだと思いました。Z 7と24−70mmの合算は、1,175gほどで、D850と24−120mmの合算でおよそ1,715gと、500g以上軽いのは手持ち撮影の場合かなり大きく影響します。動きに合わせてカメラの向きを決め、シャッターを押すという流れの中で、軽いほうが重さに負けてブレてしまうことも少ないわけです。



グリップのホールド感も良好でした。持った感じはD850とほぼ変わらずと言ったところ。筆者は他人と比べて大きめの手ではあるのですが、ギリ指は余らない感じでした。なるべくコンパクトにしたい、というニーズもあったかと思いますが、しっかりホールドして撮影する、という基本からブレないところが好印象でした。

その他、D850とZ 7の作例はこちらをご覧ください。

Z 7

Gallery: Nikon Z 7 | 43 Photos

43


D850

Gallery: Nikon D850 | 25 Photos

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最後に並んだ相談コーナーでは、様々なレンズを装着して試したり、質問ができました。順番が来て手に取った機種はなんと筆者も予約した「Z 6」でした。「Z 7のほうがいいですか?」と聞かれましたが、せっかくの機会なので、そのままZ 6を試させてもらいました。Z 7との違いはセンサーのみで、外観もバッチしか異なりません。しかし、シャッターは、最大秒12コマの連写が可能なので、連写時の小気味良さはZ 7を上回ります。メーカーとしては公式にはそのようにアナウンスしていないということですが、動画性能もZ 7よりもZ 6の方が優れているという(ユーザーによる)テストレポートも得られたということです。



マウントアダプター「FTZ」の動作も良好でした。D850を使用していた時とほとんど変わらないレンズの挙動やAFのスピードなどが確認できました。Web上ではXQDカード1スロットというのが懸念点として挙げられていましたが、少しの時間試しただけではその懸念は感じられませんでした。むしろ、XQD規格によるデータの高速書き込みなどの恩恵の方が上回っているように感じました。そもそも、フィルム時代は記録メディアは冗長化されていなかったのですから、1スロットでも問題ない上に、信頼のあるメーカーのメモリであればほとんど事故は起こりえないと思います。(筆者の一眼レフ使用経験のなかで、SD、CF、XQDなどのメディアが破損したことはありません。一眼レフ以外のスチルカメラ、ビデオカメラにて、SDカードの認識エラーなどの経験はありますが、それは安価なメディア、メーカーのものでした)



参加する前は、Z 7を触ってしまって、Z 6を後悔するのではないか?と心配でしたが、Z 6を触れたことで、Z 6の予約が間違っていなかったと改めて思うことができました。実は、1日目に行った時はZ 7しか触れず、もしかしたらZ 6を買ってしまったのは早まったのでは?と心が揺らいだのですが、もっとじっくり触ってみたくなり2日目も参加した結果、Z 6を触ることができてラッキーでした。

改めて思ったのは、「Nikon Zシリーズ」はフルサイズミラーレスカメラの基準を一つ超えてしまったということです。もちろん、プロキャプチャーや6Kフォトなどの「遡り撮影」には対応していませんし、EVFブラックアウト(シャッター時にEVFの表示が途切れる)も起こります。Z以前のミラーレスでこれらをクリアした製品はありますが、それをもってしても「写真機」としての仕上がりは格段に違うなと感じました。

今まで基準となるフルサイズミラーレス機はあったかと思いますが、これからは、Nikon Zが基準になるのではないかと確信しました。

関連キーワード: camera, event, evf, mirrorless, NikkorLens, nikon
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