ファーウェイ、次期スマートウォッチでは駆動時間が大きく延長されるか
1週間駆動するスマートウォッチを目指す
中国ファーウェイの重役がインタビューにて、スマートウォッチでは駆動時間の延長が製品開発の課題となることを明かしています。ファーウェイでCEOを務めるリチャード・ユー(Richard Yu)氏は、海外テックサイトのDigtal Trendsに、以下のように述べました。
「今日のスマートウォッチは2日程度しかバッテリーが持たない。しかし我々の目標は、1週間駆動するスマートウォッチだ。もちろん大幅なパフォーマンスアップやユーザビリティの向上も大事だ。しかし、我々はバッテリーのサイズを大きくすることはできない。なぜなら、スマートウォッチ自体が大きくなりすぎるからだ」
ファーウェイではこれまで「Huawei Watch」を展開してきましたが、米アップルの「Apple Watch」や韓国サムスンの「Galaxy Watch(Gear Sシリーズ)」ほどは、存在感を示せていない印象です。
なお、米クアルコムは9月10日にスマートウォッチ向けの新型プロセッサの発表を予定しています。この新型プロセッサではパフォーマンスと省電力性の向上が予定されており、ファーウェイのユー氏の発言もこのプロセッサの採用を念頭に入れたものなのかもしれません。
ちなみにサムスンが今年8月に発表したGalaxy Watchでは数日間のバッテリー駆動を実現しています。ライバル製品の性能向上を考えても、ファーウェイの次期スマートウォッチでは、駆動時間の延長が必至といえそうです。
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