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3DMark公式ランキングからP20など一部HUAWEI端末が削除。ベンチマークでのブースト発覚

「他社もやってる」との開き直りは潔い

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年9月8日, 午前09:00 in huawei
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Androidのみならず、Windows端末でもグラフィックやゲーム性能の指標として使われるベンチマークソフト3DMark。その開発元であるULが、ランキングからHUAWEIの一部端末を削除したと発表しました。

今週初め、人気ベンチマークソフトのGFXBenchにおいて、HUAWEIがベンチマーク実行中のみ、通常よりも高速な設定で動作する、いわゆるベンチマークブーストを行っている、と海外テックメディアAnandTechが報じたのが発端です。
同誌がHonor Playのベンチマークを実行したところ、ハイエンドなP20よりも高スコアを出したことに疑念を抱いたのがきっかけだったとか。


この件について、HUAWEIのコンシューマー・ビジネス・グループでソフトウェア担当責任者のWang Chenglu氏がIFAの会場でAnandTechと会談。Wang氏は、ベンチマークは実際の使用状況を反映していないとしながらも「(ベンチマークブーストは)他社もやっていることであり、HUAWEIだけがやらないわけにはいかない」と開き直りとも取れる回答をしていました。

ただ、同じく海外メディアのAndroid Authorityに対しては、ベンチマーク時にパフォーマンスが上がったのは、AIによる最適化処理によるものとコメントをしたのこと。

ULはこれらの問題を受け、独自に調査を実施。Google Playで公開している3DMarkアプリと、3DMarkの名前がない(ファイル名やアプリケーションIDなどを変更した)非公開アプリとで結果を比較したところ、テスト内容は変えていないにも関わらず、公開バージョンでは最大で47%も高いスコアを示したとのことです。



この結果から、AIが処理内容に合わせ自動調整したわけではなく、ホワイトリスト方式でピーク性能を上げるベンチマークブーストを行っていたことがわかります。

Wang氏の言った通りの結果ではあるのですが、このため、ULは各端末のベンチマークスコアを比較できるランキングからHUAWEI P20 Pro、P20、Nova 3、Honor Playの結果を削除したとのことです。

これに対してHUAWEIは、ブースト時の設定である「パフォーマンスモード」をユーザーに開放すると、ULに約束しています。ユーザーが選べる状態であるなら、パフォーマンスモードの実装自体はULのルールに違反しないとのことです。

実際にパフォーマンスモードが解放されたとしても、発熱やバッテリーの消耗を度外視していると考えられるため、通常使用には耐えられないはず。ただ、外付けのクーラーなどで端末を上手く冷却すれば、処理が重いゲームでも快適に遊べるようになるかもしれません。

なお、ベンチマークブーストが問題になったのは、もちろん今回が初めてということはなく、2013年にはSamsung製スマホでも問題が指摘されていました。また、Wang氏の発言が正しいのなら、(少なくとも)中国メーカーでは常態的に行われていることになります。

消費者としても、そろそろベンチマークの結果で一喜一憂するのはやめるべきなのでしょう。実際に一部ユーザーの間では、ベンチマーク結果だけでなくリズムゲームがどれだけ快適にプレイできるかが指標になっており、また最近だとPUBGや荒野行動などのゲームも判断基準となりそうです。

こうした実ゲームでの指標が普及すると、そのタイトルに対するブーストが行われることにもなるのでしょうが、実際のゲームだけに、それならそれでユーザーとしては困らないのかもしれません。




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