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祝発売!! BlackBerry KEY2日本版インプレ、または筆者が物理キーに執着する理由

BB後継機種には物理キーを残してほしいと切に願います

ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2018年9月8日, 午後07:00 in blackberry
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国内版BlackBerry KEY2が、9月7日ついに発売されました。PDA全盛期にPalmデバイス「Tungsten C」で極小物理QWERTYキーに触れてから、この手の端末に目がない筆者は予約開始日に申し込んで、発売日の9月7日に無事入手しました。

今回は、外観、使い勝手、パフォーマンス、そしてキーボード&日本語環境といった気になる点について、筆者なりのファーストインプレッションをお届けいたします。


▲KEY2のパッケージ表面


▲パッケージ裏面

まずは基本スペックから。KEY2は「Android 8.1 Oreo」を搭載した物理QWERTYキーボード搭載スマートフォンです。昨今のBlackBerryブランド機は2015年にClassic、Passport、Privが、2017年にKEYoneがリリースされており、KEY2は待望の2018年モデルとなります。

国内版KEY2に用意されているのはSilver(BBF 100-8)、Black(BBF 100-9)の2モデル。本体カラーが異なるだけでなく、Silverが64GB、Blackが128GBとストレージ容量が異なります。

プロセッサー(SoC)は「Qualcomm Snapdragon 660」(8コア、1.95~2.20GHz)を採用。他社のフラッグシップモデルに比べると処理性能が劣ることが予想されますが、それでもSnapdragon 660は現行のミドルレンジクラス向けプロセッサー。ハイエンドゲームや、動画編集ソフトなどごく一部のアプリを除けば、処理能力が物足りなくなることは比較的少ないはずです。

このほかの細かなスペックについては、本記事の末尾に掲載したスペック表でご覧ください。

さて、株式会社FOXが販売する日本国内向けモデルには、パッケージに専用カスタマーセンターの電話番号が記載されており、ACアダプターは当然日本仕様。クイックガイド、保証規約などもしっかりと日本語化されています。なお技適マークは、「設定-システム-規制関連の承認」でしっかりと確認できました。


▲側面には日本語ユーザーマニュアルを入手するためのURL、QRコードが記載されたシールが貼られています。株式会社FOXのBlackBerry専用カスタマーセンター電話番号も掲載されています


▲同梱物一覧。本体以外にUSB充電器、イヤフォン、イヤピース、USB Type-Cケーブル、クイックガイド、保証規約、SIMピンが同梱されています


▲技適マークは「設定-システム-規制関連の承認」で確認できます

さてパッケージからKEY2を取り出したときの第一印象は、質感が非常に高いな、というものでした。並んで印象的だったのが薄さ。KEYoneは149.3×72.5×9.4mm、KEY2は151.4×71.8×8.5mmと、厚みの差は0.9mmに留まっていますが、KEY2は数値以上に薄く感じられます。

KEY2と同時にケースを購入しましたが、薄さがスポイルされることから、ケース派の筆者が裸で使いたくなったぐらいです。


▲黒一色のボディーは引き締まって見えますね。実際、体感的にも手の中で自然に収まります


▲本体前面。キーボードが大きな面積を占めるので、その分ディスプレイは4.5インチ(1620×1080ドット)と小型です


▲本体背面。左上には1200万画素の標準カメラと望遠カメラがデュアルで搭載されています。イメージセンサーはサムスン製です。なお、背面にはゴムが貼られており、滑り止めと傷防止効果が期待できます。ただしデュアルカメラが飛び出しているので、カメラ部を保護するためにはやはりケースを装着したいところです


▲本体上面にはヘッドセット端子とマイクが用意されています


▲本体底面にはUSB Type-C端子と、マイク(左)、スピーカー(右)が装備されています


▲本体左側面には、右から音量調節キー、電源ボタン、便利キー(コンビニエンスキー)が配置されています


▲本体右側面にはSIMカード、microSDカードトレイが配されています

さて、本製品最大の売りである物理QWERTYキーボードですが、BlackBerryの名にふさわしい仕上がりです。従来のBlackBerryシリーズと同様にキー同士が隣接していますが、キー自体に立体的な形状が採用されており、筆者のような太い親指でもひとつひとつを確実に押せます。ほかのキーを同時押ししてしまうことはありません。

プリインストールされている日本語入力システム「iWnn」も使いやすく感じました。使用頻度の多い日本語、英語の切り替えがShift+Spaceキーで可能で、変換候補はキー全体を上下左右にスワイプして選択できます。

以前KEYoneを使っていたときは、サードパーティーの日本語入力システムをいろいろ試しましたが、KEY2はこのiWnnオンリーで、実用的に日本語入力できそうです。


▲プリインストールされているiWnnでは、Shift+Spaceで日本語入力、英語入力を切り替えられます


▲キーひとつひとつは非常に小さいですが、左右それぞれの親指で打ちやすいよう、立体的な形状が採用されています


▲KEY2には、QWERTYキーボードだけでなく、タッチパネルとしても動作する「Touch-Enableキーボード」が採用されています。カーソルを移動させるだけでなく、変換候補を上下左右に選択可能です

そして、いい意味で予想を裏切られたのが、カメラ画質です。派手さはないですが、実際の色に忠実な発色で撮影できます。合わせて驚いたのはフォーカスの正確さ。今回は試用時間が短かったので約40枚しか撮影できなかったのですが、ピントが合わないことは一度もありませんでした。
接写が多かったのに失敗写真が少ないのは、KEY2の美点と言えます。


▲焦点距離:26mm、シャッタースピード:1/1156秒、F値:f/1.8、ISO感度:192


▲焦点距離:26mm、シャッタースピード:1/155秒、F値:f/1.8、ISO感度:307


▲焦点距離:26mm、シャッタースピード:1/30秒、F値:f/1.8、ISO感度:634


▲焦点距離:26mm、シャッタースピード:1/30秒、F値:f/1.8、ISO感度:444

ベンチマークソフトのスコアは予想通り。「AnTuTu Benchmark」のトータルスコアは134604、「Geekbench 4」のマルチコアスコアは5492、「3DMark」のSling Shot Extreme - OpenGL ES3.1のスコアは1160に留まりました。
AnTuTu Benchmarkのスコアを「Snapdragon 845」搭載端末と比較すると、約半分というところになります。

RAMは6GB搭載しているのでアプリの切り替えが遅くなることは考えにくいですし、ほとんどのアプリは快適に動かせるはず。しかし先述したように、ハイエンドゲームをプレイしているときや動画の書き出しなどの際には、物足りなさを感じることがあるかもしれません。


▲AnTuTu Benchmarkのトータルスコアは134604


▲Geekbench 4のマルチコアスコアは5492


▲3DMarkのSling Shot Extreme - OpenGL ES3.1のスコアは1160

今回は物理QWERTYキーボード搭載端末を久しぶりに使いましたが、改めてそのよさを実感しました。KEY2の物理キーは最近の大画面スマホのソフトウェアキーに比べれば決して大きくありません。しかし、キーひとつひとつを確実に押せるというのは物理キーならではの明確なメリットですし、ダイレクトなフィードバックはバイブレーションより心地よいです。
タブレット端末の巨大なソフトウェアキーボードと比べても、その考えは変わりませんね。

スマホネイティブ世代には、なーに言っているんだか!......と笑われるかもしれませんが、少なくとも触覚フィードバックキーボードがさらに進化するまでは、BlackBerryは後継機種に物理キーを残してほしい。そう切に願います。


▲左が「HUAWEI MediaPad M5」、右が「iPhone Ⅹ」。KEY2の物理QWERTYキーは左右端末のソフトウェアキーボードより小さいですが、筆者にはもっとも打ちやすく感じます

BlackBerry KEY2(日本国内モデル)のスペック
価格BlackBerry KEY2 Silver(BBF 100-8):7万9800円、BlackBerry KEY2 Black(BBF 100-9):8万9800円
OSAndroid 8.1 Oreo
CPUQualcomm Snapdragon 660(8コア、1.95~2.20GHz)
SIM種類ナノSIMカード、Silver:デュアルSIM/Black:シングルSIM
サイズ151.4×71.8×8.5 mm
重量160 g
ディスプレイ1620×1080ドット(4.5インチ)
外部メモリmicroSDメモリーカード(最大2TB)
内部メモリSilver:64GB/Black:128GBフラッシュメモリー、6GB RAM
Wi-Fi802.11ac/a/b/g/n(2.4/5GHz)、Wi-Fi Direct
BluetoothBluetooth 5.0 Low Energy(LE)and EDR
NFC対応
FMラジオイヤホンジャック利用で受信可能
リアカメラ1200万画素+1200万画素のデュアルカメラ、オートフォーカス、f2.0、手ぶれ補正、パノラマ・バースト・フィルター撮影機能搭載、4Kビデオ撮影対応
フロントカメラ800万画素、f2.2、手ぶれ補正、ワイドセルフィーモード搭載、フラッシュ撮影
バッテリーリチウムイオン(3500mAh)
物理キー電源、ボリューム、便利キー
周波数LTE:
1/2/4/3/5/7/8/12/13/17/18/19/
20/26/28/32/38/39/40/41
3G:
1/2/4/5/6/8/19
※製品公式サイトから引用、一部表記を修正


関連キーワード: android, blackberry, key2, reviews, smartphone, smartphones
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