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アップルスペシャルイベント目前 iPhoneとApple Watch以外に望むこと (本田雅一)

今晩13日午前2時から答え合わせ

本田雅一, @rokuzouhonda
2018年9月12日, 午前07:00 in apple
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来ましたよ。本当に。本気ですか。

いやね。今、このタイミング、つまりApple Special Eventの直前でアッくん(編集長)から「アップルの発表前に事前記事を書いてくださいよ」って。

ほぼほぼ噂も出そろったところで、もうすぐ発表されるっていうのに。事前にわかってそうなことなんてもう出尽くしてるじゃないですか。

ということで、新情報は出尽くしているので、ここはひとつ、ちょっとひねりを利かせていきましょう。

アップルの新製品発表会に、いつも僕が感じていること(製品にも少し関係します)に加え、この発表会では"まだ発表されないであろう製品"と、発表される製品は"こうなっていればいいなぁ(いやそうなっているべき)"という妄想(?)の世界にでも入り込みましょうか。

あぁ、数日後には外しまくって馬鹿にされてる自分の姿が見える気がします......。

そもそもApple Special Eventって?

ご存じの通り、Apple Special Eventとは、アップルが何か新しい製品をお披露目する際に行うイベントのこと。必ずしもiPhoneが発表されるとは限らず、iPad miniの時(が僕の初参戦)もあります。なにしろ僕は業界歴25年の超オッサンなので、毎回呼ばれているような誤解を受けているのですが、iPhoneを発表するイベントへの参加は、たしかiPhone 6sの時が最初だったと思います。

実のところ、みなさんがそうであるように"発表会を観る"だけならば、現地に行く必要はありません。



たとえば僕の場合、iPhone 6の発表時は招待されていなかったこともあり、ドイツ・ベルリンでの取材後、休暇でチェコ・プラハに出かけていました。早めの夕食を取り、夜7時ごろからゆっくりビールをあおりつつ発表内容を鑑賞。

どのような製品が発表になったのか、映像とその後の内容からチェックしてレポート記事を書いたら、時差の関係からか、これが某大手サイトの"第一報"となって、びっくりするほどたくさん読まれたという記憶があります。

イベントに招待されていなかった時にはわからなかったのですが、実際イベントに参加してみると、会場とホテルの往復もありますし、何より朝早起きして列に並び、疲れた後には製品のハンズオン。それからの執筆なので、なかなかのロングラン。ハードな取材日程なのです。

近年のアップルのプレス対応は実に律儀というかルールが厳格化しています。(と、僕が感じているというのが正しいでしょうか)

一カ所に集めて同じ時間、空間を共有し、同時に同じプレゼンテーションを体感する。しかし会場の広さには限りがあるため、集まれる人数を各国(アップル製品が販売されている地域)のプレスに割り振る。すると日本から参加できる人数も決まるので、そこでイベントに参加させたいと思う人をアップル本社側が選んで招待する(招待の基準はまったくもって不明です)。

ただし。"ご接待でお呼ばれする"わけではありません。あくまで移動手段なので日本からの場合、イベントの前日朝に現地へ到着し、翌日早朝から並んでイベントとハンズオン。夜までに記事を書いて、早い人は翌日お昼の飛行機で帰国。用事が終わったら元の場所に戻る、といった具合。到着日にはバフェ形式の軽いディナーもありますが、基本的にご飯は自分たちで食べます。

ちなみに米国の記者、特にシリコンバレー周辺に住んでいるプレスには宿の提供もありません。なぜなら、宿はなくとも自分の車で自宅から通えるから。

"その場所にいてもらう"ための準備はしてくれますが、それ以上のことはしない。そういうフラットな、近すぎず、遠すぎず、熱すぎず、冷たすぎず。そんな距離感でこのイベントは行われています。

こう書くと、「じゃぁ、しっかり昼寝しておいて、映像情報とウェブだけで記事を書いた方が早くない? 行く意味あるの?」と思う人もいることでしょう。しかし、実際に参加してみると、なるほどと思うことも多いのです。



彼らが知って欲しいのは、単純な機能やスペックではなく、フィーリング。それは操作性、操作感、風合い、それに新たなアプローチのユーザーインターフェイスなどを盛り込んだ際には、体験の質やわかりやすく使いこなせるか? といった部分を知って欲しい、ということなのでしょう。

現地では確認しにくい情報、つまり、日本でウェブサイトを細かく見ながら発見できることもあるでしょうが、一方で現地で触らなければわからないこともある。そんな風に切り分けながら、現地レポートも、日本での冷静な分析も、両方読んで愉しんでもらえればと思います。

きっと発表されないだろうけれど


Les Numeriques

今回のApple Special Eventで発表されるのは、2つのiPhone X後継機種と廉価版iPhone Xとも言えるシングルレンズカメラ+液晶ディスプレイモデルの計3つ、それにディスプレイをより大きなものへアップデートしたApple Watch Series4と言われています。というより、実際にこのタイミングで発売が行われるのはこの4製品で間違いないでしょう。


もうすぐ発表となるので、これ以上の言及は不要でしょうが、もっとも握りやすいコンパクトモデルだったiPhone SEに新機種が投入されず、iPhone 8のラインもなくなって6.1インチモデルだけになる今回、もしかしたら"サイズ感"が一番の話題になるのかもしれませんね。(もちろん、噂のペン対応など新しいアプローチがあるかもしれませんが)


また、きっと発表も発売もされないでしょうけれど、Apple Special EventのあとにはMacの新製品も期待したいところです。

今年、プロセッサが大幅にアップデートされたMacBook Proは高性能なうえ、どうやらキーボードのトラブルにも対処できているようで、クリエイターにとって素晴らしい道具になっていると思いますが、一般的なビジネスパースンや自宅で使いたい人には、ややオーバースペックな印象が否めません。

別の選択肢となると、Retina DisplayではないMacBook Air、あるいは本来タブレット向けとなるYプロセッサ搭載の美しいけれど高価なMacBook。それ以外だとTouchBarなしのMacBook Pro? いやいや、そこはひとつMacBookのラインナップを、今一度整理し直してほしいところです。

もちろん長年、アップデートされていないMac mini、Mac Proあたりの新モデルを期待している人もいるでしょうね。


個人的には、ハードウェア製品ではありませんが、アップルによる映像ストリーミングサービス、米国では始まっているライブストリーミング配信サービスなどのグローバル展開に期待したいところです。このジャンルは映像ストリーミングならNETFLIX、Amazonといった巨人がいますから、わざわざアップルが再編することはないかもしれませんが、ライブストリーミングであればチャンスがあるかもしれません。

日本でもサービスをしているDAZNなどがありますが、各国ローカルのサービスや球団独自の配信、あるいはベルリンフィルのようにコンサートのライブ配信など、さまざまなサービスが多様に入り組んでいます。それらの入り口と契約をまとめられれば、もっと手軽に自分の観たい映像へたどり着けるように思えますし、そのあたりの実装技術こそアップルが得意とするところでしょう。

はたして隠し球は何かある?


9to5Mac

さて話をiPhoneに戻しましょう。

アップルはWWDCで各種OSの新機能について予告し、開発者たちに新機能を用いたアプリやサービスの開発を促します。しかし、(毎回ではありませんが)ハードウェアに新たな要素を加える際はこの時に公表せず、ハードウェアの発表とともに案内します。

今年発表されるiPhoneは、昨年のiPhone Xに対するマイナーアップデートと予想されていますが、単純に高速化されただけとも思えません。何かハードウェア+ソフトウェア、そしてサービスやコンテンツといった部分も含めた新しい提案に期待したいところです。



たとえば、新しいプロセッサにはAI関連の機能が含まれているかもしれません。先日、IFAで発表となったファーウェイの「Kirin 980」には、ニューラルネットワークプロセッサが2コア内蔵され、いわゆるエッジAI(ユーザーの利用する端末側にニューラルネットワークを用いたAI機能を持たせる考え方)の能力が強化されました。クラウドで処理するクラウドAIとエッジAIとを併用することで機能性を高めようとしているわけです。


一方、アップルはプライバシーなどの問題からクラウドAIには向かわず(もちろんユーザーが自らアプリを通じてクラウドAIを使ったシステムを使うことは自由ですけどね)、自社で提供する機能において、機械学習やユーザー自身によるカスタマイズを容易にするアプローチを取っています。iOS 12ではその方向がかなり鮮明になってきました。

しかし、機械学習の精度を高め、エッジAIのアプローチで多層化された学習を行うならば、プロセッサ側にも専用の処理機能がなければ消費電力効率が悪いでしょう。クラウドAIにおける深層学習の成果、ファーウェイのKirinに内蔵されるNPU(ニューラルプロセッシングユニット)などのアプローチに対して、アップルがどう答えを出していくのか、何らかを示唆する内容があれば面白かなぁと、個人的には期待しています。

もし、そこに何もないとしたら......。今回のApple Special Event招待状に記した「Gather round」という言葉にヒントがあるのかもしれません。意味深ですが、ストレートに受け取れば「全員集合!」といったところでしょうか。



招待状のデザインはアップルの新本社「Apple Park」をイメージしたもの(このマーク入りのTシャツが販売されています)ですが、「Apple Parkに全員集合!」なのか、それとも「アップル製品、全員集合」で見方は大分変わってきます。

何が全員集合なのでしょう? もしかして、みんな集まれ!ではなく、別のメッセージなのでしょうか。いずれにしろ、もうイベントは目の前です。

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