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Steamで初の「無修正100%」アダルトゲームが審査を通過。今週金曜からリリース

パッチを当てなくてもOK

Kiyoshi Tane
2018年9月12日, 午後02:04 in AV
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Dharker Studios

Valve社が運営するPC向けゲーム配信プラットフォームSteamにて、初の「無修正100%」のポルノゲーム、日本でいうエロゲーが審査を通過したことが報告されました。

この決定をTwitterで報告したDharker Studiosは、様々な成人向けビジュアルノベルを手がけてきたデベロッパーです。同スタジオの『Negligee:Love Stories』は公式なサムズアップ(承認)を得たとされ、今週の金曜日にリリースされると述べられています。

「Steam史上初の無修正エロゲー」というと刺激的な響きがありますが、ここに至るまでには一筋縄ではいかない経緯がありました。

そもそも当初のSteamはアダルト表現どころか「ビジュアルノベル」のジャンルそのものを認めていませんでした。後にユーザーからの投票により登録できる権利が得られる「Steam Greenlight」が導入されたことで、ビジュアルノベルの配信は一応は可能に。

ただし、Steamストアで性的なコンテンツを含むゲーム登録はやはり認められないまま。2015年頃を境にして「ストアでは表現をマイルドにした本編を配信、外部サイトで性的な内容をパッチとして提供」というスタイルが定着しました。が、2017年にパッチへのリンクをSteamコミュニティ上に掲載することを禁じるなど、Valveの方針はその時々で揺れ動いています。

さらに2018年5月に、Valveがアダルト表現を含んだタイトルに対して「今月中に修正しないとストアから削除」との方針を通告したことで、大きな物議を醸しました。


様々な方面から批判を受けたValveは「Steamをスタートしたときに最優先していた原則の1つ」に戻るとした上で、今後は「違法であると判断されるものや、明らかな荒らしを除いて、すべてを許可する」との方針を発表しました。

しかし、すべてのゲームが登録できる自由さと、ユーザーの「目にしたくないもの」を見ない権利をどう両立するのか。今月6日、Valveが進捗の報告として発表した方法は、個人が見たいもの/見たくないものをコントロールできる2種類の「フィルタ」でした。

1つは個人の好みによるフィルタ。これまでは個々のゲームごとに「無視する」を選択するかたちでしたが、開発者やパブリッシャーごとスルーすることが可能に。個人設定では、除外するタグも以前の3つから10に増やされ「見たいもの」だけを表示する仕組みが作られています。

もう1つは、今回のニュースに直接関わる「成人向け」フィルタ。個人設定には「成人向けコンテンツ」「暴力表現やゴア表現の頻出」「ヌードまたは性的なコンテンツ」「成人向けの性的なコンテンツ」(露骨で生々しいもの)のチェックボックスが用意され、チェックを外したタイプは表示されなくなります。

そして暴力的または性的なコンテンツを含むゲームの開発者には、コンテンツに関する説明を義務付け、その情報を元にユーザー自らがゲームが不快かどうかを判断できるようにしたとのこと。Valveは「コンテンツが表示される際の文脈は重要」と述べています。

「Steamで無修正エロゲー配信」の実現までには、表現の自由と個人の「見たくない権利」をどう両立するのか、議論と思考が尽くされたプロセスがあったわけです。そんな思索に浸りながら、エロゲーをプレイするのも新鮮かもしれません。

Source: Twitter
関連キーワード: adult, adult content, AV, gaming, steam
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