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新iPhoneのDSDS対応に想うこと 香港版「iPhone XS Max」を買うべきか(石川温)

DSDS対応を選ぶべきか、通信速度を選ぶべきか

石川温
2018年9月14日, 午前06:00 in apple
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新型iPhone、アップルにとって最大の旨味はストレージの利益?部品の値下げが価格に反映されてないとのうわさ

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Kiyoshi Tane, 17 時間前
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アップルが9月12日にスペシャルイベントを開催し、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRを発表した。



実際のところ、事前にネット上で漏れていた情報の「答え合わせ」的な発表ではあったが、個人的にワクワクしたのはデュアルSIMへの対応だった。



これまでiPad ProやApple Watchなどで採用されてきたeSIMをiPhoneの新製品にも対応させ、オンラインで契約できるようにしてきたのだ。通常のSIMカードスロットに加えてeSIMを備えることでeSIMのオンライン契約だけでなく、SIMカードスロットへ刺したSIMカードとeSIMの同時利用ができるという。またDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)対応で、2つのSIMでの同時待ち受けも可能となる。



「ついにiPhoneもDSDSか」を色めき立ったが、次に出てきたプレゼン資料で肩を落とすことになる。対応するキャリアのロゴに、日本のキャリアが一切、出ていなかったのだ。



もし、日本のキャリアが対応していれば、eSIMでキャリアと契約し、電話のカケホーダイプランを利用しつつ、SIMカードスロットには格安SIMを挿入して、データ通信料金を安くするいったことも可能なはずであった。しかし、あっさりとその夢が絶たれてしまうこととなった。

確かに以前、「iPhoneがデュアルSIMに対応したら、どうするんですか」とキャリア幹部に聞いたことがあるのだが、その時に「2枚目のSIMカードスロットに格安SIMを入れて使われちゃうから、嫌だなぁ」と本音を漏らしていたことがある。

まさに、自分が利用したいと考えている方法をキャリアが敬遠しているのは明らかであった。

キャリアとしてはiPad ProやApple WatchでのeSIM対応は、新規契約が増え、データ通信が発生し、収入が増えるのだから、前のめりで導入して当然といえる。だが、iPhoneでeSIMに対応しても、デュアルSIMとならば話は別だ。やはり、デュアルSIM対応は「できればやりたくない」だろうし、日本ではなかなか導入するキャリアが出てこないのではないか。



中国市場では2枚のSIMカードが刺さるモデルが登場

そんな状況のなか、中国市場向けには2枚のSIMカードが刺さるモデルが投入される。もともと、デュアルSIMに対応するスマホは、とにかく安いSIMカードを刺して使いたいという中国市場で人気があるといわれていた。


そこで頭をよぎったのが「新しいiPhoneを中国や香港で買うのもアリだな」ということだ。

海外でiPhoneを購入する場合、気にしなくてはいけないのは対応周波数だが、例えば日本で発売される「iPhone XS Max」は「A2102」、香港版が「A2104」。日本版にあって香港版にないのが、バンド11(1500MHz)、バンド21(1500MHz)、バンド28(700APT MHz) 、バンド42(TD3500)となっている。

新しいiPhoneは5CC CAや4X4 MIMOに新たに対応しており、auでの最高速度は818.5Mbps。これは3.5GHz帯も束ねて実現するため、香港版ではそのスペックを享受できなそうだ。



結局のところ、「日本版で速度をとるか、香港版で2枚のSIMをとるか」で悩むことになっている。昨年発売されたiPhone 8では、香港版においてもApple PayでSuicaが使えることをEngadgetの記事で確認済み。ただ、香港で購入した場合、「技適マークがない」という可能性もある。

いずれにせよ「iPhone XS」「iPhone XS Max」の発売は9月21日。それまでもう少し悩んでみることにしたい。


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