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新型iPhoneは電池切れでも改札を通れる?スペックシートに「予備電力付きエクスプレスカード」の記載

定期券ユーザーに朗報か

石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2018年9月15日, 午後01:30 in transportation
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アップルが13日に発表した新スマホ「iPhone XS」シリーズ。そのApple Payの製品仕様が話題となっています。

製品仕様ページによると、新型iPhoneのApple Payは「予備電力付きエクスプレスカード」に対応しているとのこと。英語版にはなく、日本語の製品仕様のみに記載されています。

執筆時点(9月15日)では、製品仕様ページ以外にこの記載は存在しないため詳細は不明ですが、おそらく「iPhone本体の電源が切れた状態でもしばらくはApple PayのSuicaを使えるようにする仕組み」が導入されたものと推測されます。

「電池切れで改札に閉じ込められる」問題

Apple Payは2016年発売のiPhone 7からFelicaを採用し、SuicaやQUICPay、iDといった電子決済サービスを使えるようになりました。

Android端末やフィーチャーフォンの「おサイフケータイ」と同じFelicaを採用しているものの、Apple独自の実装のため、一部の機能に異なる部分があります。

その1つが「iPhoneの電源が切れていると使えなくなる」という点。おサイフケータイにはFelica領域専用の予備バッテリーが内蔵されていて、端末の電池が切れてもしばらくは利用できる仕組みになっています。

Apple Pay Suica
↑Apple PayのSuica(機種はiPhone 7)
一方、Apple Payにはその仕組みがなく、iPhoneの電源が切れたらFelicaの機能はすべて使えなくなります。この仕様は、特にSuicaで鉄道に乗車しているときに注意が必要で、乗車中にiPhoneの電池が切れたら、改札から出られなくなってしまうという問題を抱えていました。JR東日本の「Apple PayのSuica」のヘルプページにも、この件の注意が記載されています。

iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRに搭載される「予備電力付きエクスプレスカード」は、おそらくiPhone本体の電源が切れた場合でも、Suicaで改札を出られる程度の予備電力を確保しているという意味合いの記載と思われます。

なお、「エクスプレスカード」は、Suica対応の際に導入された機能。Apple Payの利用時に必須となる生体認証をバイパスし、かざすだけで決済できるようになります。

Apple Pay上にはSuicaを複数枚登録できますが、「エクスプレスカード」に設定できるカードは1枚だけ。また、QUICPayやiDはエクスプレスカードに登録できません。

「予備電力付きエクスプレスカード」によって、"電源が切れたら改札を出られない問題"を解決したと思われるiPhone XSシリーズ。iPhone 7や8でApple Payをガッツリ使っている方には、乗り換えの大きな理由になりそうです。

いじわるな見方をすると、フィーチャーフォンなら12年前の機種から対応していた仕様にようやく追いついたともいえます。一方で、iCloudでのバックアップなど、Apple Payにしかない便利さもあり、この改善でより実用的になるのなら、歓迎すべきことでしょう。


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