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ウェアラブル搾乳器・EdgeとSafariにURL偽装の脆弱性・ジェフ・べゾスが慈善団体設立 : #egjp 週末版134

Safariは早く対策して欲しい

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年9月17日, 午前07:50 in Weekend
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「ウェアラブル搾乳ポンプ」「EdgeとSafariにURL表示偽装の脆弱性」「ジェフ・べゾスが慈善団体設立」といった話題を取り上げました。

気候変動観測衛星ICESat-2、Delta IIロケット最後の打ち上げで軌道へ

9月15日、NASAは気候変動の影響による海面上昇を予測するために極地の氷床や海上の氷を観測する人工衛星ICESat-2を打ち上げました。ICESat-2に搭載される地形レーザー高度計(ATLAS)は季節ごと、年度ごとの氷河の変化や海氷の縮小具合をレーザー照射とその反射光到達の時間によって測定します。

また、氷だけでなく、地球全体の木々の高さを測定しバイオマス総量としてデータ化することで、植物による炭素循環の研究にも役立てられるとのこと。

気候変動による地球温暖化が、氷河や極地の棚氷を溶かしているという話は誰もが見聞きしたことがあるでしょう。NASAは「氷河が後退し、海氷が縮小し、氷床が溶けゆくいま、地球の極寒領域は劇的に変化している」と語っています。

ちなみに、ICESat-2を打ち上げたDelta IIロケットは、これが最後の打ち上げになりました。初の打ち上げは1989年(平成元年)であり、30年の節目の年、そして平成最後の年に最後の打ち上げを迎えたことになります。

EdgeおよびSafariにURL欄が偽装される脆弱性

マイクロソフトのEdge、アップルのSafariという、いずれもデスクトップOSにおける標準ブラウザ-に、URL欄が偽装される脆弱性がみつかったとセキュリティ研究者のRafay Baloch氏が公表しました。Baloch氏はすでにマイクロソフトおよびアップル両社にこの脆弱性を報告済みで、マイクロソフトは2018年8月のセキュリティアップデートでこの問題に対応した一方、アップルはまだこの問題に対処していません。

ブラウザーのURL欄は表示中のウェブページのインターネットアドレスを表示するためのものであり、ページが正規のものであるかをユーザーがひと目で確認できる重要な機能を担います。しかし、今回見つかった脆弱性ではウェブページを読み込んでいる最中にJavaScriptを実行してURL欄を書き換えてしまうことが可能です。

このためユーザーは悪意あるサイトへのリンクをクリックしたとしても別の正しく見えるURLを表示されてしまうため、問題に気づくことができなくなってしまいます。

Baloch氏は6月2日にマイクロソフトとアップルにそれぞれこの問題を報告し、情報の開示まで90日の猶予をおきました。しかし、アップルはまだこの問題に対応できていないとのこと。ただし、当然ながらこのまま放置されることはなく、アップデートは提供される見込みです。

ウェアラブル搾乳ポンプ

以前に骨盤底筋トレーニング用の器具とアプリを発表しているElvieが、今度は授乳中の女性の負担を軽減するためのウェアラブルな自動搾乳ポンプElvie Pumpを発表しました。この搾乳ポンプは授乳中の女性の胸の形にフィットするよう作られており、下着との間に挟んでおくことで手で絞らなくとも自動的に張った胸から母乳をタンクへ絞り出してくれます。

ボトルは食洗機での洗浄、電子レンジでの加熱に対応しており、搾乳バッグを使った方法よりも扱いの手間が少ないとのこと。さらに動作音も静かで、さほど周囲に気を使わずに使えるとElvieは説明します。

Elvie Pumpはただの搾乳ポンプではなく、専用のモバイルアプリによって、搾乳動作の強弱を7段階で調整したりといった操作が可能。ポンプはボトルがいっぱいになれば自動で停止するため、絞りすぎて溢れ出てしまうと言った心配もありません。またポンプはUSBで充電するようになっています。
Elvie CEOのTania Boler氏は「赤ちゃんを育てる母親は様々な物事で信じられないほどのストレスを感じることがあります。私たちは妊娠後の女性たちにヒアリングを実施し、前時代的で扱いにくい搾乳器具が母乳による子育てを望む女性の障壁になっていることを知りました。女性には最近の新しくも忙しいライフスタイルに見合ったテクノロジーが必要なのです」と語ります。

Elvie Pumpは現在、FDA認証を受けるべく手続き中。今年後半には直販サイトやAmazonなどで入手可能になるとのこと。

米Amazon CEOジェフ・ベゾス、約2240億円規模の慈善団体を立ち上げ

米AmazonのCEOで、地球上で最も莫大な資産をもつジェフ・ベゾスと妻マッケンジーが、20億ドル(約2240億円)規模の慈善団体「Day One Fund」を立ち上げたことを発表しました。この団体は「低所得のコミュニティに属する幼児たちのために非営利の幼稚園ネットワークを構築する」とベゾスCEOは説明しています。

Amazonは従来より従業員を低賃金で働かせていると避難される一方、CEO本人は純資産額が1600億ドルを超え、有り余るお金を慈善事業に活用したいと発言していました。今回のニュースを聞いたAmazon従業員がどう思うかは我々にはわかりませんが、恵まれない子どもたちが少しでも良い教育を受けられる点に限って言えば、素晴らしいことには違いありません。

MIT、壁も透視するワイヤレスヘルストラッキングセンサーを開発

マサチューセッツ工科大学のDina Katabi教授が、無線信号とマシンラーニングを組み合わせてワイヤレスでユーザーの健康状態をトラッキングできるセンサーの試作品を開発しました。この機器はWiFiルーターにも似た外観をしているものの、近くにいる人の呼吸、心拍数、睡眠、歩行の様子をモニターできるようになっています。そして、すでに米国内200人のパーキンソン病、アルツハイマー病、鬱病、肺疾患といった患者のモニタリングに試用されています。

この機器は、アンテナから発した信号が人体に反射して戻るのを検知します。電波は壁を通り抜けて戻るため見通しの場所でなくても利用でき、戻った信号をニューラルネットワークで分析して、その人の状態を知ることができます。もちろんモニタリング対象となる人は大人でも子どもでも問題なく、家の中を自由に動くことができます。そして、なにも身につけることなく睡眠の監視をすることまで可能です。

つまりモニタリング対象者は何も意識することなく日常生活をすれば良く、データを得た医師は患者に対する投薬がどのような効果を発揮したかを把握するのが簡単になるということです。もちろんモニタリング対象者のプライバシー確保のため、信号は暗号化されており、さらに監視するにあたってはその人の同意を得るようになっているところも抜かりはありません。

最近のヘルストラッカーは、最新のApple Watchのように心電計やEKGをナイズして心房細動の検出まで可能です。また睡眠を追跡して自身がどのような睡眠を取っているかを知ることもできます。しかし、MITの機器であれば、粒度個細かい生理学的データを医師に直接届けることができるとKatabi教授は主張します。Katabi教授はスタートアップ企業Emerald Innovationsを通じて医療関係企業にこの技術を提供できるようにしていく考えです。


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