Google、メールアプリInboxを2019年3月に終了。Gmailへの移行ガイドを公開
今後はGmailに注力するとのこと
Googleが2014年にリリースしたメールアプリ「Inbox」を2019年3月に終了すると発表しました。Googleがサービスやプロダクトを終了させるのは珍しいことではありませんが、Inboxも4年足らずで終了となります。
InboxはGmailで得た知識や経験をもとに開発されたアプリ。仕事からプライベートまで、メールがさまざまな要件で使われていることを踏まえ、リマインダーの設定や、指定日時にメールを再表示するスヌーズ機能、SNSやプロモーションメールの自動分類機能などを実装。
また、メールを開かなくてもオンライン注文の内容やフライト状況、予約の詳細などを確認できるなど、メールを起点とする各種タスクをよりスムーズに行えるような機能が搭載されていました。
しかし、2018年4月には、Gmailに大規模なアップデートが行われ、スヌーズやスマートリプライなど、Inboxの機能がいくつかGmailに移植されています。
Googleとしては、「誰にとっても最高の電子メール体験をもたらすため、Gmailに重点を置く」とのことで、Inboxの終了を決めたようです。
とはいえ、Inboxのすべての機能がGmailで使えるようになったわけではありません。このため、GoogleはInboxからGmailへの移行ガイドを公開しています。例えばInboxで利用できたメールの固定は、スターやカスタムラベルを使うと後で簡単に見つけられるとのことです。
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