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圧倒的に豪華、シャオミの初音ミクスマホを詳細チェック。そして日本に持ち込んだガジェットマニアな会社とは

外箱から付属品までみっくみくです

石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2018年9月16日, 午後06:00 in hatsune miku
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中国シャオミ(Xiaomi)から発売された、「初音ミク」コラボのスマートフォン『Hatsune Miku special edition Mi 6X』をご存じでしょうか。初音ミク10周年にあわせて誕生したこの端末は、中国国内のみの販売、しかも5000台限定というレアものです。


今回、この端末を日本に平行輸入している株式会社ルクステックよりお借りしたので、外観や同梱品を中心にこの端末のレビューをお届けします。なお、同社での販売価格は5万8000円(税抜)。在庫は100台強を確保しているそうです。

※注意:「Hatsune Miku special edition Mi 6X」はいわゆる技適マークを取得しておらず、国内で通信サービスを使うと違法となる可能性があります。この記事では技適マークのない端末の国内利用を推奨するものではありません。レビューにあたっては、海外キャリアの国際ローミングのみを検証用として使用し、Wi-FiおよびBluetoothによる通信は行っていません。

「Mi 6X」初音ミクモデル「Mi 6X」初音ミクモデル
▲背面に初音ミクのイラストが印刷された限定モデル「Hatsune Miku special edition Mi 6X」


付属品が圧倒的に豪華

10周年記念モデルとあって、豪華な化粧箱入り。箱の横幅だけで15インチのラップトップと同じくらいと、なかなか巨大です。ミクさんが描かれたスリーブを取ると、アクリルパネルで作られたジオラマが登場。このジオラマは立ち上げて、ディスプレイすることができます。ジオラマの下にはシリアルナンバーが刻印されたアルミプレートも。

「Mi 6X」初音ミクモデル
▲巨大な外箱を開けるとアクリル製のジオラマが現れる

スマートフォン本体は、この大がかりなジオラマ箱の下に収められています。まるで宝石ケースのような引き出しを開けると、きれいなターコイズグリーンのミクスマホが現れます。左右にはモバイルバッテリーとクリアケースが並んでいます。さらに、スマホが収められている土台を持ち上げたところに、イヤホン、USBケーブル、充電器と説明書などが収められています。

Gallery: Miku Special Edition Xiaomi Mi 6X | 18 Photos

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カスタムテーマもミク度高し

スマートフォンはシャオミのミドルレンジモデル「Mi 6X」をベースとしたもの。メタルボディの背面には「初音未来」のイラストとシリアルナンバーを印刷されています。

流行の縦長ディスプレイにデュアルカメラ、USB Type-C端子といったトレンドを抑えた構成で、チップセットはSnapdragon 660を搭載。メモリーは6GB、ストレージは64GBとなっています。

OSはAndroidベースで、カスタムUIとして「MIUI」を搭載。MIUIにはテーマ機能があり、このモデルではオリジナルの「初音ミク」テーマを利用できます。

また、ライブ壁紙と静止画の壁紙で1枚ずつ、初音ミクをデザインした壁紙が収録されています。着信音はシャオミの着信音「Mi」端末を初音ミクがアカペラで歌うバージョンがプリセットされています。

Mi 6X ミクモデル ライブ壁紙
▲初音ミクがゆったりと跳ねるライブ壁紙

MIUIは設定アプリの項目などに多少の癖はありますが、Androidを使い慣れている人ならそれほど違和感なく使えるでしょう。ジェスチャー機能やメッセンジャーアプリのマルチアカウント機能など、便利な機能を備えています。

ただし、中国版のOSのため、Google Playストアには非対応。日本語は表示できるものの、システム言語として選ぶことはできません。

なお、ルクステック社が扱う「Hatsune Miku special edition Mi 6X」は平行輸入となるものの、Google Play対応カスタムOSのインストール代行も有償で提供するとしています。
技適マークも取得していないため、国内での常用はおすすめしませんが、充実した付属品も含めて考えれば、コレクターアイテムとしての価値は十分あると言えそうです。

Gallery: Miku Special Edition Xiaomi Mi 6X スクリーンショット | 12 Photos

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ガジェットマニアが作った貿易会社

今回レビューした「Hatsune Miku special edition Mi 6X」ですが、限定5000台という制限もあり、 中国国内でも手に入りづらい状況となっているといいます。

そんなミクスマホの在庫を確保して輸入販売している謎の企業・ルクステック。実は社員4人のベンチャー企業です。同社を設立した村野裕哉氏は、物心ついた頃からオーディオコンポやパソコンを分解していたという、根っからの機械オタク。
ガジェット好きが高じて平行輸入を手がける中で、今年で 28歳という若さながら、すでに数社の製造業や貿易会社に関わった経歴を持ちます。

村野氏は中国・深センの"スマホビル"へ単身乗り込み、現地の卸業者とのパイプを構築。希少な初音ミクモデルの在庫を確保できたといいます。

ルクステック 村野氏
▲ルクステック 代表/CEOの村野裕哉氏

一方で、村野氏によると「スマートフォンの輸入はサイドビジネスに過ぎない」とのこと。ルクステックは電波法の認可(いわゆる技適のマーク)を格安で取得する事業も行っています。ドイツの認証機関Phoenix Testlabと提携。海外で試験された端末を技適相当と認める制度「相互承認協定(MRA)」を活用し、日本ですべての試験を行う場合の半額ほどで技適を取得することができるとしています。

ルクステック社設立の段階では技適マークを格安で取れる仕組みを利用し、中国大手のスマートフォンを輸入する事業も検討していたといいます。現在は「海外端末の輸入は話題性のある機種を中心に検討していく」(村野氏)と、スマートフォンの輸入に関しては比較的消極的な姿勢です。

ルクステック 村野氏
▲製品の検証や基板の開発も1人で行う芸達者

では、同社の現時点での"本業"は......というと、IoT分野の製品開発。ボード型コンピューターを使った製品の開発を進めているそうです。

モバイル向けチップセットの性能向上が著しい昨今。例えば、マイクロソフトは「Windows 10 on ARM」として、モバイル向けCPUへのWindows対応を進めています。村野氏は将来的にはモバイル系CPUがノートパソコンのような家庭向けのコンピューター市場にも食い込んでいくと予測し、シングルボードコンピューターをベースとした製品ARMプロセッサー採用PC市場への足がかりを作ると語ります。

具体的には、教育用のAndroidタブレット組み立てキットやテレビ型のAndroidデバイス、真空管アンプ搭載のハイレゾネットワークオーディオ機器などを開発しているそうです。

▲ルクステックが開発中の、シングルボードコンピューターを活用したオーディオ製品

村野氏の語る構想は壮大ですが、その実現に向けて着実な足がかりをつけているという印象を受けました。熱い情熱を持つ村野氏率いるルクステック社から、次にどのような面白い製品が飛び出してくるのか――こちらの面でも興味深い取材となりました。



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