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Apple Watch Series 4の進化がもたらす、現実的な2つの未来

本当に嬉しいアップデートはこの2点だ

井上晃(AKIRA INOUE)
2018年9月17日, 午後01:05 in Apple Watch
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既報の通り、米国時間9月12日にApple Watch Series 4が発表され、すでに国内の予約販売も開始されています。シリーズとして第4世代に相当する同モデルでは、ディスプレイサイズの大型化など、デザインの刷新が図られました。

発表会では心電図機能の搭載(日本での提供予定は未定)や転倒検知の話題がセンセーショナルなこともあって注目されていますが、私たちが日頃頻繁に恩恵を受けられるのは、そのほかのアップデートにありそうです。

発売は日本時間で9月21日ですが、合わせて、18日には「watchOS 5」もリリースされる予定。そこで、新OSの新機能も考慮しつつ、新モデルのメリットについて考察してみました。

Gallery: Apple Watch Series 4の写真 | 10 Photos

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1)大画面化でライフスタイルが変わるかも


Apple Watchの記事を追っている方は既にご存知でしょうが、「Series 4」では、ケースのサイズが40mm・44mmの2種類になりました。これは従来モデルの38mm・42mmと比べて、それぞれ2mm大きくなっています。一方、厚みは0.7mmほどスリムになりました。合わせてケースのカラーとしては、新色のゴールドが追加されています。



会場で自前のSeries 3と並べてみたところ、ケースサイズの変化は微々たるものでした。しかし、ベゼルが薄くなったことで、ディスプレイの表示領域については、それぞれ35%、32%サイズアップ。
実機を見た印象としても、明らかに視認性が向上していると感じました(上記の写真では右端のSeries 3の表示領域がわかりにくいですが、ご容赦ください)。

ディスプレイ形状についても、Series 4ではケースのカーブに合わせて曲線を描くようになり、プロダクトとしての美しさも増しています。
従来はケースの内側に四角いディスプレイがあるな、という感覚でした。しかし、新モデルではディスプレイそのものを腕につけているという印象に変わったのです。Series 4用に新たに追加された「INFOGRAPH」文字盤も、新しいケースにぴったりで、デザイン・使い勝手ともに好印象でした。



こうした再設計は、watchOS 5の新機能を考慮すると、重要な意味を持つことがわかります。例えば、メッセージで受信したURLから、直接Webページにアクセスし、テキストや写真を混ぜた状態で閲覧できるようになる......というアップデートがあることを覚えているでしょうか。

Series 3の38mmモデルを使っていた当時は、正直「表示がかなり細かくなるだろうから、実際はそこまで利用するかなぁ?」と疑問に思っていたのですが、Series 4でディスプレイが広がったことで、こうした考えを改めました。



筆者は初代からApple Watchを使い続けていますが、従来は「腕で通知の概要を確認して、それからiPhoneやiPadでじっくり中身を確認する」という使い方がメインでした。これは筆者が38mmモデルを使っていたということも一因ですが、Apple Watchのディスプレイをじっくり見るということは、実際少なかったように思います。



しかし、Series 4とwatchOS 5の組み合わせでは、Apple Watchで直に情報を確認できるでしょう。「手元で気づく」から「手元で確認し、応答する」までをこなすデバイスとして、根本的な役割に変化が起きるかもしれないと期待しています。

2)市民ランナーに受け入れられるデバイスへ


こうした大画面化に伴い、普通なら消費電力の増加も懸念されます。しかし、同ディスプレイに使われた「LTPO(Low Temperature Polycrystalline Oxide)」という新技術が、電力効率の向上に一役買っているとのこと。こうした新技術により、Apple Watch Series 4のバッテリーは、しっかり1日持続するようです。新搭載の「S4」チップも省電力性に貢献しているかもしれませんが、まだ詳細はわかりません。

もともと筆者の経験上、Apple Watch Series 2以降のモデルを使っていて、オフィス勤務を想定した利用では、Watchの電源が1日持たずにオフになってしまうことは稀でした。

例えばSeries 3の電池持ちの公称値は18時間でしたが、モバイル通信をオフにしておけば1日半くらいは持つイメージで運用していた記憶があります。Series 4での公称値も18時間なので、おそらく同じくらいの利用時間を期待して良いでしょう。



一方、ランナーにとっては朗報。GPSの利用が想定されるアウトドアの利用シーンでも、6時間程度はバッテリーが持つと公言されました。4G LTEを併用しても最大5時間持つそうです。詳細は「Apple Watch Series 4のバッテリーに関する情報」(https://www.apple.com/jp/watch/battery.html)で確認できます。



例えば、42.195kmを走るマラソンを、筆者のような初心者ランナーが走った場合、途中でスタミナが尽きると1kmあたり7分程度かそれよりも遅い走行ペースになることは多々あります。つまり、42km完走には約5時間以上かかるわけです。

ちなみに、Apple Watch Series 3の場合は、公称でもGPSのみのワークアウトで最大5時間、GPSと4G LTEの併用で最大4時間といったところ。
実際に、「マラソンで電池が持たないよ」という声は、筆者の知る範囲でも頻繁に耳にする話題でした。

これをたった1時間の差と言うなかれ。
今回のバッテリーの機能向上はマラソンランナーにとってのデッドラインを大幅に伸ばしてくれたことを意味します。記録よりも走る楽しみを重視する市民ランナーに、広く受け入れられることは間違いないでしょう。筆者としても、ここはぜひ深く検証してみたいところです。



そもそも、Apple Watchでは、走行ペース、心拍数などをリアルタイムに確認でき、走行ルートや高度変化を記録できるというメリットがあります。さらにiPhoneに簡単に同期できるというのも利点。
また外装となるアルミニウムケースは、一般的な「スマートウォッチ」と比べるとかなり軽量で、スポーツ用途に適したバンドも複数種類展開しています。防水対応なので、雨が降ってきても故障しません。さらにいえば、日々の走行ルート上にコンビニがあれば、Apple Payで決済も使える......というオールラウンダーぶり。

そこに加えて、watchOS 5では、ランニング中に「直近のラップタイム」も表示できるようになり、目標として設定したペースより早いか遅いかを通知する機能なども新たに追加されます。こうしたメリットがあるので、電池持ちが良くなるだけで、長距離ランナーにとっても頼れる相棒へと変わることは間違いないでしょう。

ちなみに、関連した話題だと、一部のスポーツループバンドに蛍光繊維が織り込まれたことで、夜間に車のライトなどを反射するようにもなりました。公道を夜ランすることが多い人にはオススメですので、気になったらチェックしてみてください。

昨年のSeries 3と比べると1万円ほど高いけど


Apple Watch Series 4では、そのほかにもマイクとスピーカーの配置を左右に分け、通話時のエコーを低減できるようになり、同時にスピーカーの音量もUPするなど、通話に関連する改良も施されています。また、ディスプレイ面だけに配置されていたアンテナがケース背面にも搭載され、電波の受信感度が向上していることもトピック。
さらに、技術的な部分では、自社開発のデュアルコア64ビットプロセッサーを搭載し、処理速度はSeries 3と比べて2倍になりました。

あるいは、冒頭で述べた通り、転倒検知や心電図機能(国内未定)に加え、心拍数のアラート表示などもヘルスケア機器としては、注目度が高いでしょう。マニアックなところでは、デジタルクラウンを回す際の振動も非常に心地よいです。



しかし、やはり多くの人にとって購入の決め手となるのは、先に述べた通り、ディスプレイの表示領域が拡大したことと、+1時間のスタミナを得たことでフルマラソンで十分に使えるようになったことではないかと思います。

最後に改めて、Series 4の価格を見てみましょう。これはGPSモデルで4万5800円(税別、以下同)から、GPS+Cellularモデルで5万6800円からとなります。

Series 3の発表時点での価格がGPSモデルで3万6800円、GPS + Cellularモデルで4万5800円〜だったことを考えると約1万円前後高価になっているわけですが、ここまで紹介した諸々のメリットを考えると妥当かもしれません。

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