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伝説の第1回「TGS」…東京ゲームショウ'96と、当時のベストゲーム10本:レトロゲーム浪漫街道

メモリーカードのステッカー、また配ってほしいぞ~

柳 雄大(Yudai Yanagi), @yanaginekote
2018年9月22日, 午前09:00 in Retrogame
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今年も東京ゲームショウが始まりました。直前にミニプレステこと「プレイステーション クラシック」が発表され話題の中心になっていたり、レトロゲームの盛り上がりだったりも見逃せない規模になってますね。今回は初代プレステ談義の肴という意味でも、もはや伝説となった「第1回東京ゲームショウ」のお話を。

プレステもサターンも持ってなくてもマストでした

東京ゲームショウ(以下「TGS」)の初開催は、今から22年前の1996年(平成8年)。この年にもっとも売れたゲームソフトは、ナムコの「鉄拳2」(3月29日発売)でした。そして8月22日~24日。現在の9月開催より1か月早い夏休みシーズン、まだ完成したばかりの東京国際展示場(ビッグサイト)で「TGS」は開催されました。現地には、これまた開通したばかりの東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)に乗って行ったことを覚えています。

「東京ゲームショウ'96」告知ポスターのビジュアル


東京ゲームショウ2016概要より

このころのゲーム業界は、一言でいえば"FFVII前夜"で、'96年12月に発売予定だった「ファイナルファンタジーVII」(実際は翌年1月31日に発売延期)を前にプレイステーション周辺が半端なく盛り上がっていました。対抗するセガサターンも当時は大変勢いがあり、(その勝敗を決定づけたとされる)「FFVII」が出る前までは次世代ゲーム機戦争として取り沙汰されることも多かったですね。

筆者自身は中学1年生で、欲しかったプレステもサターンもまだ持ってなかったんですが、それでもこの年の「TGS」には行きました。もうゲーム機を買うことはあとまわしでいいから、絶対に行かなくてはならない"場"がそこにある! 的な雰囲気。さらにいえば、初期の「TGS」は年2回開催でした。このときのゲーム業界にはニュースが多すぎて、1年おきのイベントでは追いつかないスピード感だったんです。

ちなみに、1996年は夏の「TGS」のあと、秋に「PlayStation EXPO」なるプレイステーション陣営の大きなイベントもあり、以下の話でときどき記憶がそっちと混ざってることがあると思いますが、ご容赦ください(笑)


▲1996年の「PlayStation EXPO」で配布されたスクウェアのパンフレット。(「アクエス」ブランドの別冊子もあった......って、「アクエス」を覚えてる人が今どれだけいるのやら!?)

このときの注目タイトルといえば......

1996年後半、第1回「TGS」に出展されていたものを中心に、筆者自身が注目していた(というか欲しかった)ソフトを10本挙げると以下のような感じです。(メーカー名はすべて当時表記)
  • 女神異聞録ペルソナ(プレイステーション 96年9月20日発売 アトラス)
  • サクラ大戦(セガサターン 96年9月27日発売 セガ)
  • ザ・キング・オブ・ファイターズ '96(ネオジオ 96年9月27日発売 SNK)※後にセガサターン、プレイステーション版も発売。
  • スターグラディエイター(プレイステーション 96年10月25日発売 カプコン)
  • アークザラッドII(プレイステーション 96年11月1日発売 ソニー・コンピュータエンタテインメント)
  • 電脳戦機バーチャロン(セガサターン 96年11月29日発売 セガ)
  • エネミー・ゼロ(セガサターン 96年12月13日発売 ワープ)
  • ロックマン8 メタルヒーローズ(プレイステーション 96年12月17日発売 カプコン)※後にセガサターン版も発売。
  • ソウルエッジ(プレイステーション 96年12月20日 ナムコ)
  • ワイルドアームズ(プレイステーション 96年12月20日発売 ソニー・コンピュータエンタテインメント)

特にプレステは「FFVII」を前に沸いていた時期ということもあり、本体を先に購入した人が「FFVII」の前に何を遊ぶか......という需要がかなりある状態。プレステのRPG、「アークザラッドII」と「ワイルドアームズ」の2本はそこに見事に応えた名作でした。「RPGを遊ぶならプレステ!」というイメージがここで明確化したのは大きかったですね。

その他も、今となってはレジェンド級のメジャータイトルばかりですが、プレイステーションの「スターグラディエイター」(スター・ウォーズっぽいオリジナルの世界観がカッコいい3D対戦格闘)、セガサターンの「エネミー・ゼロ」(当時、「Dの食卓」で話題になったクリエイター飯野賢治によるホラー・アドベンチャー。CD-ROM4枚組の大作!)なども、今はちょっとマイナーですが当時はなかなかの注目作。

スーファミ世代が初めて味わう...任天堂1強じゃない戦国時代感

ちなみに、「TGS」に出展していない任天堂についても少しだけ。当時の任天堂は、「ニンテンドウ64」を1996年6月に発売したばかり。そもそもスーパーファミコンがまだ好調だったのと、この年は初代「ポケットモンスター」(ゲームボーイ)がじわじわとブームになり始めた頃で、プレステ、サターンの次世代ゲーム機戦争とは一線を画する存在でした。

第1回「TGS」とその前後のゲーム業界は、「任天堂1強」ではなくなった戦国時代感がありつつ、それ以降の90年代後半の情勢もかなり決定づけられた時期だったと思います。このころ特有の、"天下統一前の盛り上がり"は今も貴重な思い出。


▲当時、プレステ系のイベントに行くと配布物としてもらえることが多かった「メモリーカード用のステッカー」。「ワイルドアームズ」で1枚だけ使って、あとはもったいなくて貼れませんでした。

Gallery: 1996東京ゲームショウ | 4 Photos

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