「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」は、コナミデジタルエンタテインメントと一般社団法人日本野球機構が共同開催するeスポーツリーグ。ゲームタイトルの「実況パワフルプロ野球」を用い、各プロ野球団がそれぞれプロゲーマーを登録、プロ野球さながらのペナントレースを行うというものとなります。
「eBASEBALLドラフト会議」はその出場選手の選考会。プロ野球のドラフト会議と同様に各球団の首脳が集まり、選手を指名していきます。まあ、本来のドラフトには絶対に参加しないマスコットがいたりしますが。そんなわけで本稿ではその模様をレポートしていきます。

▲表示パネルもプロ野球のドラフトっぽい感じ
すでに東日本、西日本選考会が行われており、今回の「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」に参加するプロ選手36名は確定しています。つまり、プロ野球のドラフト会議のように、指名権を得たあとに入団交渉をするのではなく、「eBASEBALLドラフト会議」では、すでにプロリーグに参加を決めている選手がどの球団の所属になるのかを確定させるわけです。
12球団にはそれぞれ3名のプロ選手が所属できます。「eBASEBALLドラフト会議」では、1巡目と2巡目が同時入札により、選択希望選手を提出。希望選手が重複した場合は、抽選により入団するチームを確定します。

▲読売ジャイアンツのテーブルには、引退したばかりの村田修一氏も参加していました

▲阪神タイガースのテーブルには、あの亀山努氏が
3巡目は、昨年のプロ野球のペナントレースの成績の逆順で指名ができ、セ・リーグ、パ・リーグの交互で指名していきます。
ちなみに各球団には、東日本、西日本選考会への出場するためのオンラインランキングでの成績、選考会での成績、そのあとに行われた面接の内容などの資料が渡されている状況。選考会には球団関係者もいたので、実際に目で確かめて選手選びをするところは、まさにドラフトそのものです。
1巡目で重複したのはマエピー選手。今年1月に開催された「パワプロチャンピオンシップ」では優勝。選考会でも抜群の成績を残しており、パワプロ界のトップランナーであることは間違いなく、人気が集中したのもうなずけます。

▲4球団から指名されたマエピー選手
ヤクルト、日本ハム、楽天、DeNAの4球団がマエピー選手を指名し、抽選の結果ヤクルトへの入団が決まりました。「パワプロチャンピオンシップ」では楽天代表で出場していただけに、楽天はがっかりだったのではないでしょうか。

▲すでにクジを引き終えたプレップ・ザ・フォックスは、スイッチが引いたクジが気になる様子。しかし、ドラフトのクジをマスコットが引く日が来るとは
というわけで、「eBASEBALLドラフト会議」により、入団が確定した選手は以下の通りです。
広島東洋カープ
- 1巡目 ゴジラ選手
- 2巡目 坂本選手
- 3巡目 カイ選手
福岡ソフトバンクホークス
- 1巡目 さんらいく選手
- 2巡目 ケーバック選手
- 3巡目 tell選手
阪神タイガース
- 1巡目 ベルガモット選手
- 2巡目 びび選手
- 3巡目 ショーラ選手
埼玉西武ライオンズ
- 1巡目 BOW川選手
- 2巡目 ミリオン選手
- 3巡目 なたでここ選手
横浜DeNAベイスターズ
- 1巡目 じゃむ~選手
- 2巡目 ヒデナガトモ選手
- 3巡目 AO選手
楽天ゴールデンイーグルス
- 1巡目 ねお選手
- 2巡目 okd選手
- 3巡目 MASA選手
読売ジャイアンツ
- 1巡目 てぃーの選手
- 2巡目 たいじ選手
- 3巡目 ころころ選手
オリックス・バファローズ
- 1巡目 みっすん選手
- 2巡目 いちろー選手
- 3巡目 N・岡田選手
中日ドラゴンズ
- 1巡目 でらナゴ!選手
- 2巡目 ふが選手
- 3巡目 m.o.m.o選手
北海道日本ハムファイターズ
- 1巡目 ビッシュ選手
- 2巡目 TOKING選手
- 3巡目 JOY戦士選手
東京ヤクルトスワローズ
- 1巡目 マエピー選手
- 2巡目 TKD選手
- 3巡目 えぞひぐま選手
千葉ロッテマリーンズ
- 1巡目 イッキー選手
- 2巡目 スンスケ選手
- 3巡目 マツ選手

▲すべての選手の指名が終わり、無事各選手の入団先が決定。eドラフト会議は滞りなく終了しました
「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ 2018」は11月10日に開幕し、第5節までがeペナントレースとして行われます。12月16日にはセ・リーグ、パ・リーグのAクラスの球団がe日本シリーズへ出場するeリーグ代表決定戦が行われ、それぞれのリーグの代表チームが決定します。そして来年1月12日にセ・リーグ覇者とパ・リーグ覇者によるe日本シリーズが開催される予定です。
プロ野球のオフシーズンに、熱戦が繰り広げられるパワプロ・プロリーグ。ゲームファンも野球ファンも大注目の一戦となること間違いなしですよ。

▲何故か、マスコット軍団のフォトセッションも。まあ、撮りますけどね