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スマホ着脱式の多機能ロボット指「Mobilimb」。通知着信で机トントン、画面と相互マスタースレーブ操作

Arduino Pro Microで制御

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年10月2日, 午後05:30 in Robots
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ヒューマン・コンピューター・インタラクション・リサーチャーを名乗る博士課程の研究者Marc Teyssier氏が、スマートフォンやタブレットに簡単に着脱できる指だけロボット「Mobilimb」を発表しました。コンセプトは「人間拡張(Human Augmentation)の手法によるモバイル機器の限界克服」。大雑把に言えば、指のように動く多関節ロボットを使ってスマホを便利にしようという試みです。

ではスマートフォンにロボット指を取り付けると一体何ができるのでしょうか。Teyssier氏は道具として、またパートナーとして、さらに情報を伝達する手段としての応用を動画で紹介しています。

たとえば道具としては、スマートフォンの通知が来たら指で机をトントンと叩くようなアクションで通知する、付け根から左右に動かしてトグルスイッチにする(例ではスマートフォンをマナーモードに切り替えています)、画面に表示した3D人形の関節を動かすなどといった多少は実用的な使い方から、(自分で起立する)動画視聴用スマートフォンスタンドにする、裏側に折り返してハンドル(把手)として使う、自動で尺取り虫のように這いずりまわるなどツッコミ待ちもしくはウケ狙いな例を上げています。

パートナーとしては、指先の形状を尖ったものに変えて、画面に映し出したサソリの尻尾として動かしてみたり、猫のしっぽ風に毛を付けて、画面の猫の喉を触ればしっぽを気持ちよさそうに動かすインタラクティブ性をもたせてみたり、何やら自我があるかのような振る舞いをさせるetc...
情報伝達手段の例には、何らかのアクションがあったときにスマートフォンを持った手を叩いたりなでたりして内容を知らせたり、指先にペンを取り付け画面にある図形やタイプした文字を紙に(決して上手ではないものの)描くプロッターにして使ったりしています。
まあ半分以上はなにかの冗談というか、まるで役に立つとは思えない機能ばかり。ただ、このMobilimbは実用よりもどんなことができるか(できそうか)を提示するためのデバイスと考えるのが正しそうです。

Teyssier氏はAndroid / Unity APIを開発し、画面に映ったロボット指を動かすと実物も同じように動く、またはロボット指を動かすと画面のそれも同じように動くマスタースレーブ式動作や、さらにセンサー付きのスキンをかぶせて、ロボット指の肌のどの部分触っているかを検出し画面表示させたりと言った機能の開発を簡単にできるようにしています。また指の動きをアニメーションとして記録し、後から再生したりもできるとのこと

Mobilimbは1本だけのロボット指ではあるものの、特にこれからロボット工学を学ぼうという学生たちには格好の教材といえるかもしれません。



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Source: Marc Teyssier
関連キーワード: Marc Teyssier, Mobile, Mobilimb, robot, Robots
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