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ファーウェイ、高性能で爆安な新スマホ「nova 3」国内投入 狙いを聞く:週刊モバイル通信 石野純也

P20 Proと同じSoCを搭載しながら、SIMカードとのセットで2万円台に

石野純也 (Junya Ishino)
2018年10月3日, 午前10:50 in huawei
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P20やP20 Proと同じ「Kirin 970」を搭載しながら、価格を5万円台前半に抑えたファーウェイの「nova 3」が発表されました。キャンペーン価格ながら、NTTレゾナントのgoo SimsellerではOCNモバイルONEのSIMカードとセットで2万7600円をつけるなどの爆安ぶり。ハイエンドモデルとは思えないコスパのよさに、人気が出そうな1台です。

もともとnovaシリーズはドイツ・ベルリンで開催されたIFAで2016年に発表されたモデルで、若者や女性がターゲット。スペックもある程度抑えたミドルレンジモデルとして展開されてきました。ところが、nova 3は一転、ハイエンドモデルとなり、P20やP20 Proに手が届かない層へ訴求する端末となりました。

一方で、日本ではすでにP20やP20 Proが販売されており、間もなく英ロンドンで発表されるとみられる「Mate 20」シリーズも控えています。こうした中、nova 3はどのような戦略で投入されたのでしょうか。ファーウェイ・ジャパンのデバイス事業で日本・韓国リージョンの代表を務める呉波(ゴハ)氏にお話を聞きました。



▲nova 3を投入した意図や日本での戦略を語る呉波氏

——nova 2はauから発売されましたが、nova 3の発表会ではMVNOとの協調姿勢を打ち出していたように見えます。大手キャリアとMVNOのバランスはどう考えているのでしょうか。

今年の1月にauからnova 2が発売されましたが、今回はMVNO各社を通じてSIMフリーモデルとして販売されます。日本市場ではP、Mate、novaと3つを出していますが、どれをどの販路でとは決め打ちしているわけではありません。製品ごとのスペック、ターゲットとなるユーザー層をベースに、どの販路で売るかを決めています。

——1つのブランドを特定の販路で販売した方が定着しやすいのではないでしょうか。

あえてフレキシブルに、novaも違う販路を通して販売しているように見えるかもしれませんが、そういった意図はありません。今、グローバルでnovaシリーズを発売するタイミングと日本の通信事業者の発表のタイミングが合っていない。日本のキャリアが新しい製品を出す時期が決まっていて、夏と冬が慣例になっているからです。


▲nova 3はSIMフリーモデルとして、さまざまなMVNOも販売する

——P20とスペックが近いが棲み分けはどうするのでしょうか。

Pシリーズとnovaシリーズは、ターゲットとする消費者層が違います。novaシリーズは若者やファッションに関心のあるユーザー層がターゲットです。P20とnova 3の一番の違いは見てもわかるとおり、P20はプロレベルのカメラ機能がついています。これは、Leicaと共同で開発したカメラです。

一方のnova 3は一番のセールスポイントはAIカメラで、価格も少し違います。プロ並みの写真が撮りたい消費者であればnova 3よりもP20を選ぶのではないでしょうか。逆にそこそこの写真が撮れてより低い値段で手に入れたいのであれば、nova 3を選びます。そういうこともあって、nova 3をご採用いただいたMVNOは、P20のときと比べてだいぶ多くなっています


▲カメラはLeica協業ではないが、AIによる最適化機能には対応する

——防水、FeliCa、NFCなどには非対応ですが、これはターゲット層の違いなのでしょうか。それとも、価格を重視した結果なのでしょうか。

やはりコストパフォーマンスを重視したからです。日本市場に対して市場調査を行っていますが、この価格帯においてどういった機能を一番求めるかの結果を見て、最終的にnova 3を投下することを決めました。キャリアを通してスマホを買う人よりも、SIMフリー市場はより価格にセンシティブです。

SIMフリーのタブレット製品を例にすると、防水とフルセグ、ワンセグのついた端末も販売しています。しかし、最終的な販売数量を見ると、日本仕様のついていないタブレットには及びませんでした。一方でキャリアを通して販売している製品は防水やワンセグ、フルセグを搭載すると販売状況はよくなります。日本市場に向け、どういった製品を発売するかというと、あくまで消費者の購買意欲と購買結果で決めています。

しかしながら、弊社の目標としては、コストパフォーマンスが高く、かつ防水やFeliCaがついている製品をお届けしたいと考えています。

——nova 3のau VoLTEはあとから対応するというお話でしたが、過去モデルではMate 10 Proが未対応です。スケジュールを教えてください。

弊社の製品にはハイシリコンのチップを搭載しているため、auとは接続試験をしなければなりません。今もいつauのラボが使えるのかの日程を調整しています。しかし、弊社も宣言をしたので、その責任は負わなければなりません。次回の発表会で、いつ対応するのかのはっきりしたスケジュールをご紹介したいと考えています。次回は12月の頭を予定しています。

(更新:2018 /10 / 3 /12時40分)インタビュー対象の要請をうけ、事実との相違があったため一部発言を修正しました)



▲3キャリアの回線で利用できるため、mineoも採用に至ったが、au VoLTEへの対応はアップデート後になる

——12月頭の発表とは?

nova 3を含む製品がいつまでに対応するのかを発表します。今のところ、12月に何を発表するのかはお教えできませんが、過去の慣例にならってやりたいと考えています。

——若年層、女性と消費者のすそ野を広げていますが、どのように使っていただきたいのか意気込みをお話ください。

若者には、nova 3を、InstagramやSnapchat、Facebookに投稿するためにぜひ使っていただきたいですね。AIカメラによる撮影を体験していただければと考えています。あとは、nova 3を使ってApp Galleryでゲームをダウンロードし、サクサクとしたゲームを体験してほしいと思います。

有料ゲームに関しても、無償でお試で遊ぶこともできます。色々なテーマも無料で取得できるようにしているので、ぜひ使ってみてください。コンテンツプロバイダーとも一緒に宣伝していくつもりです。


▲ファーウェイ独自のアプリストア「App Gallery」に対応する

——GPU Turboでどのくらいの変化があるのでしょうか。ゲームの数は今2つですが、どのくらいまで増えていくのでしょうか。

GPU Turboはゲームにだけ使われる機能です。これまでスマホでゲームを遊ぶと、主に2つの問題がありました。1つが、画面がカクカクしたり、コマが飛んだりしてしまったりすることです。音が飛んでしまうこともあります。

GPUをそれぞれのゲームに最適化することで、あたかもパソコンで遊んでいるかのような体験をスマホで得られます。これをやるには、ファーウェイとゲーム会社が深いレベルで協業しなければなりません。対応ゲームは、今後どんどん更新されていきます。

——OPPOがSIMフリー端末にFeliCaを搭載しましたが、ファーウェイはいかがでしょうか。

今のままだと、FeliCaに対応すると安定した供給が保証できなくなるおそれがあります。今、NFC(での決済)とFeliCaの同時に対応できる技術を探しています。こういったやり方にした方が、継続的にお手頃な値段で買えるようになると考えています。

——カメラの進化はどこまでいくのでしょうか。カメラ以外の機能の充実はどこで図っていくつもりですか。

カメラに関しては上限がなく、どこまで進化するのかとどまるところを知りません。ベストはなく、ベターを目指しています。具体的には、より近くとより遠くを撮影できるようにしていきます。

たとえば、デジカメは望遠レンズに取り換えることで、人やモノだけでなく、鳥もキレイに撮ることができますが、それができるスマホはまだありません。ですから今後の方向性としては、望遠のレンズで鳥もキレイに撮れるものが考えられます。接写と望遠はこれからも進化させていきたいですね。




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