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スティーブ・ウォズニアック創設の「Woz U」、授業内容がひどいと苦情が多数。ウォズ氏本人は運営にノータッチ?

授業料150万円は「お手頃」とは言いづらい

Kiyoshi Tane
2018年10月3日, 午後04:50 in Business
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Woz U

アップルの共同創業者の1人であるスティーブ・ウォズニアック氏が創立した学習プラットフォーム「Woz U」に対して、学生や元従業員から大きな失望の声が上がっていると報じられています。

Woz Uは、誰でも高度なデジタルスキルを学べるプログラムを提供することを謳ったサービスです。手頃な価格での教育を提供できるよう設計されたはずでしたが、実際に学生がカリキュラムを修了した今となって、プログラムに多くの問題点があったと指摘されています。
CBS Newsの取材に、元海軍の核専門家である受講生の1人は、33週間で
1万3200ドル(約150万円)もの安くない授業料に、授業内容の品質が伴っていなかったと語っています。

教材通りにコードを実行すると、その中にタイプミスがありました。エラーが発生しても、エラーの理由が分からないんです。誰かが校正しなかったのか? 実際に動作を確認しなかったんでしょうか


誤植は問題の1つに過ぎず、いわゆる「生きた講義」は過去に記録されたもので時代遅れ、学生メンター(指導者)は無資格、ある時点では講座の1つで講師がいなかったとか。

元受講生は「これは1万3000ドルの電子書籍のようです。壊れていてまともに動作せず、ただマイクロソフトのドキュメントとWikipediaへのハイパーリンクで時間を潰すしかない」とまで語っています。

プログラムに対する苦情は24人以上から聞き取られ、不満は広く抱かれているようです。Woz Uへの入学を勧誘する元カウンセラーの1人も、上司から売り込みを増やすよう圧力をかけられ、登録させた数が減ると解雇されたと告白。

この人物は、Woz Uの仕事をしたことに後悔はないかと聞かれ「生徒たちにお金を使わせてしまったことは後悔しています、でも私は家族を養わなければならなかった......」と振り返っています。

ウォズ(愛称)氏はCBSからの質問に対して回答を拒否しましたが、Woz U社長のChris Coleman 氏はコース内容に間違いがあったことを認め、品質管理システムを導入するとともに「ウォズニアック氏がカリキュラムを見直す」とコメント。もっとも、学生にプログラムを無理やり売り込む商法については否定しています。


実際、ウォズ氏がどれだけWoz Uの実務に関わっていたのか。米Business insiderのKlf Leswing氏は、本人から聞いたという「運営面には携わっていないので報道されたような内容は知らず、質問に答えることができない」との声明をツイート、ウォズがぼったくりを全く知らなかったとしています。
アップル創業の足がかりとなったApple ⅠやApple Ⅱを独力で開発した偉大なカリスマであるウォズ氏が、悪評高いビジネスにタッチしていなかったと信じたい人も少なくないはず。しかし、本人の名声と信頼の上に成り立つ学習プラットフォームを放置していたとすれば、それはそれで大きな問題がありそうです。


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Via: 9to5Mac
Source: CBS News
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