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アップル、テレビ番組のシーズンパス販売で集団訴訟を起こされる。予告編もカウントして話数を水増し?

『ブレイキング・バッド』でも同じような訴訟がありました

Kiyoshi Tane
2018年10月10日, 午後04:50 in AV
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iTunesのTVドラマ1シーズンまとめ売り機能「シーズンパス」で購入した番組が、当初うたっていた話数に大幅に足りなかったして、アップルを相手取った集団訴訟が米カリフォルニア州の連邦地裁に起こされました。

原告の主張によると、アップルはシーズンパス販売の際にそのエピソード数に、予告編やプロットエピソードといった短いプロモーション映像もそれぞれ1回とカウントし、購入者を欺いていたとのこと。

iTunes Storeにおけるテレビ番組購入方法には、1話ごとのSingle episode、すでに終了したシーズンをまるごと購入するBuy Season、放送済みおよび放送予定の特定のシーズンエピソードすべてを購入するSeason Pass、シーズンに括られず、一定数のエピソードを購入するMulti Passという4種類があります。

今回問題になったのは3つ目のシーズンパス。このシーズンパスで購入したTV番組の話数に関して、アップルが予告編などドラマ本編ではないものまで1話とカウントし、エピソード数を水増ししたかのように表示していたと主張しています。

原告側は「消費者は、各エピソードとは標準的なプロットに沿ったエピソードであり、シーズンパスを購入することで、各エピソードを個別に買うよりもかなりの割引を受けていると考えるのが合理的だ」とした上で、「実際に内容の多くは宣伝映像にすぎず、期待通りのエピソード本数と割引を受けていない」と述べています。

被害を受けたとする一人は、『ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン』を全13話だと思ってシーズンパスを24ドルで購入したところ、実際は6本の本編と7本のPVという内訳だったと主張します。さらに別の原告は、ドラマ『Killing Eve』のシーズン1をシーズンパスで購入してたものの、11本のうち6本が宣伝映像だったと語っています。

今回の訴訟の趣旨は、アップルが虚偽広告や不正競争、詐欺行為をしたということ。訴状では「アップルがiTunes Storeを再設計するまで、あるいはAppleがさらなる誤解を招く表現を禁じられるまで、原告やその他の消費者は被害を受け続ける」と記載されています。

iTunes Storeでのシーズンパス販売をめぐる訴訟は、今回が初めてではありません。たとえば2013年には人気ドラマ『ブレイキング・バッド』の最終シーズンでは、当初予定の全16話をシーズンパスとして販売したものの、途中で版権元のAMCが8話ずつ、2パートに分けて放送するという方針変更が入りました。そしてiTunesでも同様に前半8話をパート1、後半8話をパート2として個別に扱ったところ、シーズンパス購入者から虚偽表示だとして訴えられた事例がありました。

すでに放送済みのシーズンであれば話数の把握もしやすいものの、これから放送される文も含むシーズンパスではなんらかの事情によりエピソード数が変動する可能性は否定できません。ただ、あまりに当初の数と違ってしまう場合は視聴者から不満が出てもおかしくはありません。

アップルがこうした問題をどこまで把握していたかは今後明らかになるはずですが、2013年に同様の問題が発生していたのなら、アップルはもっと販売内容の把握と管理を徹底しておくべきだったと言えそうです。

編集部駐:『ジーニアス:世紀の天才 アインシュタイン』は全10話、『Killing Eve』は全8話が実際に放送されたエピソード数です。


Via: 9to5Mac
関連キーワード: apple, AV, iphone, itunes, ItunesStore, lawsuit, seasonpass, TvDrama
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