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ファイル削除問題修正のWindows 10アップデート公開。まずInsiderで検証、後から一般へ

被害はインストールユーザーの0.01%に過ぎなかったとか

Kiyoshi Tane
2018年10月10日, 午後01:50 in Microsoft
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マイクロソフトは10月9日(現地時間)、ファイルが勝手に削除されるとして配信を一時停止していた「Windows 10 October Update」の更新版をリリースしたことを発表しました。問題が起こったバージョン1809をインストールしたユーザー向けには、累積アップデートKB4464330が配信されています。

同社のプログラム管理ディレクターJohn Cable氏によれば「データ削除の全てのレポートを完全に調査し、アップデートの既知の問題をすべて特定し、修正し、内部検証を実施しました」とのこと。

ただし、更新版はまずWindows Insider参加者向けに提供し、フィードバックや診断データを慎重に検討してから、一般向けに再リリースすると述べています。


Cable氏は、問題のアップデートが手動で「更新を確認」をクリックしたユーザーに限られる上に、実際のデータ消失はそのうち0.01%に過ぎないとしながらも、データ損失の事態は深刻だと認めています。

報告によると、今回のファイル削除に関する問題はKnown Folder Redirection(KFR)という、Windowsの機能に関係があったとのこと。これはドキュメントなど重要なユーザーフォルダをOneDriveにリダイレクト(保存場所を変更)して保護する機能です。

そうしたKRFを有効にしている状態で、元々のフォルダにファイルが残っていた環境で問題が起こったとか。たとえばリダイレクトにより新たなフォルダが出来た一方で、元のフォルダ内に一部のファイルが残っていれば、旧フォルダごとファイルが削除されるというぐあいです。

マイクロソフトはこれらの問題を充分に調査し、全てを解決するソリューションを開発して、最新アップデートでは元のフォルダやファイルもそのまま残るとしています。

今後そうした事態を繰り返さないのは当然として、急務となるのは「すでに被害を受けているユーザー」に対する救済でしょう。

Cable氏は「マイクロソフトのサポートは顧客を支援し、関連するデータ損失を経験したユーザーのデータを回復しようと努めています」としつつも、「ファイル修復作業の結果を保証するものではありません」として、やはり完全復旧は期待しないよう示唆しています。

ともあれ、問題のアップデートによりファイルが削除されたと思うユーザーは、影響を受けたデバイスの使用を最小限に抑えて、カスタマーサポートに連絡を取るよう再度呼びかけています

さらに今回のような問題を速やかに察知できるよう、Windows InsiderのフィードバックHubに「重大性の兆候」項目が追加したとのこと。これにより、報告数が少なかったとしても、重大な問題を適切に監視できるようになるとしています。
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この対応を裏返せば、「ファイル削除に関するユーザー報告に、早期のうちに対応していなかった」ということでしょう。「この経験から学び、プロセスと通知システムを改善して、お客様がアップデートで良き経験ができるよう保証することに努めます」との言葉を信じたいものです。

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