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ケータイオタクが「NichePhone-S 4G」のニッチな利用法を考えてみる

とにかくちっちゃくてカワイイ

石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2018年10月13日, 午前07:30 in NichePhone-S 4G
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フューチャーモデルから9月14日に発売されたNichePhone(ニッチフォン)シリーズの新モデル「NichePhone-S 4G」。手のひらサイズのSIMフリー携帯をどう活用するか、ケータイオタク目線で考えてみました。


「小ささ」は抗いがたい魅力

ニッチフォンシリーズの特徴は、なんといってもその小ささ。約90×50×9.5mmとまさに手のひらサイズです。外観は携帯電話というより、コンパクト電卓のようにも見えます(なお、電卓機能は搭載していません)。

ひと昔前の「フリスクフォン」「Sony Ericson mini」もそうでしたが、「この小ささで電話ができる」というのは、それだけで携帯電話好きにとっては抗いがたい魅力になるのではないでしょうか。しかも、「4G」が製品名に含まれているだけあって、LTEに繋がります。

NichePhone-S 4G

この小ささなら、「どうやって持ち歩くか」にもこだわりたいところでしょう。ジャケットの隠しポケットに収納して、颯爽と取り出すのなんか、カッコいいですね。

カードサイズのニッチフォンですが、厚みがあるためカードケースへの収納は厳しいかもしれません。厚さは9.5mmと先代モデル「NichePhone-S」より増しており、iPhone X比では2mm弱厚くなっています。

純正ケースでレッツ社用携帯 

「ニッチフォンをどう持ち歩くか問題」を考えたとき、筆者がオススメしたいのは、別売の純正レザーケースの活用。ネックストラップ付きで、ニッチフォンを首から提げて持ち歩けますし、ケースに入れたまま通話もできます。

NichePhone-S 4G

ニッチフォンの無骨なデザインはどこか"業務用"なテイストを感じていたのですが、このケースに入れて首にかけると「社用携帯っぽさ」がマシマシに。その実力は、いつもクタクタな服装で取材先とカフェを渡り鳥している駆け出しフリーライターの筆者でさえ、昼休み中のサラリーマンに仕立ててしまうほど。昼の新橋に紛れ込んでも違和感はなさそうです。

なお、ケースの裏側はカード入れになっており、本物の社員証やICカードを入れることができます。

NichePhone-S 4G

「電話」+「SMS」+「テザリング」

主な機能は「電話」と「SMS」と「テザリング」という、大胆な割り切りっぷり。単体ではブラウザーもマップもカメラもLINEもTwitterもInstagramもNetflixも使えません。スマホジャンキーにとってこれ1台だけを持ちあるくのは禅寺で修行するくらいには決意が必要になりそうです。

修行はともかくとして、電話機能だけが必要な環境を想像すれば、活躍の場は確実にあるでしょう。例えば、構内撮影禁止の工場で働く人の社用携帯として、または子どもが親に持たせる緊急連絡用携帯として(フリック世代の子どもにケータイ打ちを覚えさせるには最適かも?)。

もっとも、Engadgetの読者には2台持ちどころか、ガジェットを「N台持ち」しているようなコアなモバイラーもいらっしゃるでしょう。そうした人が「N+1台目」として持ちあるいても全然かさばりませんよ。

ニッチフォンの実力は?

通話専用携帯として真面目に考えると、ニッチフォンを使う必然性はかなり限られてしまうように思えます。

特に、LTEはサポートするもののVoLTEには非対応なのも厳しいところ。小型のマイク+3G通話という組み合わせは、通話品質の面で明らかに不利です。

そんなハンデを抱えているにもかかわらず、実際に通話してみると、会話自体はスムーズにできてしまいます。騒々しいファーストフード店から電話していたにもかかわらず、通話相手によるとあまりノイズを感じなかったようです。とはいえ、「小声で話していると何をしゃべっているのか全然わからなくなる」とのことで、VoLTEスマホで通話するときよりは朗々と話した方が良さそうです。

NichePhone-S 4G

新モデルでの機能追加には、通話やSMSメインで使う人にも便利なアップデートが追加されています。たとえば日本語入力では「FSKAREN」の採用により変換性能を改善されています。

しかし、筆者の意見としては、すでにスマートフォンをメインにしている人が通話用として買い替えるのは、あまりオススメしません。連絡先移行の面倒さなどもあわせて考えると、正直不便さが勝ってしまうのではないかとも思えます。

通話メインでハマる使い道を考えるなら、たとえば、昔使っていた音声回線で、電話でしか連絡が取れない人がいるといった状況で、待受専用に回線を残しておきたいといった場合には良いかもしれません。

非常時の回線確保ツールとして

「ときどきカバンの中に入ってるスマホの数が分からなくなるようなケータイオタク」を本稿の読者と主に想定して書いているので、あえて言い切りますが通話用として考える必要はありません

テザリング専用と考えればいいんです。それも非常時専用の。たとえばスマホの電池が3台すべて切れてしまって充電ができない。しかしまだPCの電池は生きている。そういった状況でも、(満充電の)ニッチフォンを1台カバンに忍びこませておけば、Wi-Fi難民になることなく仕事やTwitter監視を継続できます。初代モデルは「3GのBand1のみ対応」と、この使い道には今ひとつな仕様でしたが、LTEで複数のバンドに対応するこのモデルなら、カバーエリアも許容範囲内と言えるでしょう。

まさにニッチな使い方ですが、意外と実用的。なぜかSIMが入っていないスマホを持ち歩く機会が多い筆者にはしっくりくる使い方でした。ニッチフォンのために維持費が安いMVNOを契約してカバンに忍ばせておこうかなと考えています。

ボイスレコーダーとしてはアリ?

意外にも、ニッチフォンには「音楽プレイヤー機能」を搭載しています。ただし、曲のデータをパソコンから転送する必要があり、聞くのはBluetoothヘッドフォンが必要と、お世辞にも手軽とは言いがたいです。

もうひとつのオマケ機能「ボイスレコーダー」は、もしかしたら使いどころがあるかもしれません。ニッチフォンの新モデルではショートカットキーが拡充され、「5」キーを長押しすると、ボイスレコーダーで録音が開始されます。一見して録音などしているようには思われないデバイスなので、不意をついて録音する使い方がもし必要なら重宝しそうです。

ネックは充電

取り回しは良いニッチフォンですが、充電の不便さにはツッコミを入れたいところです。この端末の充電は、同梱の充電アダプターを背面に装着して行います。ただ、このアダプターは独自仕様になっており、これをなくすと充電ができなくなってしまいます(Amazonなどで再購入はできます)。

NichePhone-S 4G

もちろん、薄型化のためにmicroUSB端子を別付けにしたいという事情は理解できます。ただ一方で、「N台持ち」を前提としたら、充電の汎用性は考えておきたいところ。携帯電話本体の充電だけならまだしも「充電用アダプター」が生命線になってしまうというのは、薄型化のメリットよりも弱点を増やしたマイナス面が大きいのではないでしょうか。

デザインが素敵な純正レザーケースにも、できればこの充電アダプターを一緒に持ち運べるポケットをつけてほしかったところです。いっそのこと、ケースに充電アダプターの機能を組み込んでしまえば、充電と持ち運びの問題を一気に解決できるかもしれません。

とまあ、いろいろとツッコミどころはありますが、肝心の通話やテザリングはちゃんと使えますし、この小ささでキビキビ動いているさまを見ていると愛着がわいて、欠点には全部目をつぶってしまいそうです。ふだんは使わなくてもカバンに1台放りこんでおきたい、と思ってしまうのは筆者がケータイオタクだからでしょうか。

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