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20世紀末のロックマントリビュート、「ロックマンX5」を知ってほしい:レトロゲーム浪漫街道

エックスVS.ゼロ戦の熱さは一見の価値ありです

柳 雄大(Yudai Yanagi), @yanaginekote
2018年10月20日, 午前09:00 in Rockman
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2018年10月4日、「ロックマン」シリーズ久々の完全新作「ロックマン11 運命の歯車!!」がついに発売されました(おめでたい!!)。......のですが、実は、1か月前にうっかり買ってしまった「ロックマンX アニバーサリー コレクション 1+2」の遊びごたえがありすぎて、新作の方になかなか手がつけられてないというのが今回のお話。

「ロックマンX アニバーサリー コレクション 1+2」は、25周年を迎えたカプコンのアクションゲーム・ロックマンXシリーズ8作品を1本のパッケージでまとめて遊べるという夢のようなソフト。「ロックマンX アニバーサリー コレクション 1」には「ロックマンX」~「X4」が、「ロックマンX アニバーサリー コレクション 2」には「X5」~「X8」が収録されており、「1+2」パッケージはそれらの2枚組という仕様になっています。

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▲PS4版「ロックマンX アニバーサリー コレクション 1+2」。Nintendo SwitchやPC版も発売されていますよ。

「ロックマンX アニバーサリー コレクション 1+2」の収録作を順番に遊んだ中で、今回取り上げたい一本が「ロックマンX5」です。正直、この5作目はシリーズの最盛期を過ぎていて一般的知名度は低めだと思うのですが、ロックマンファンにとっては重要で忘れられない作品になりました。それはなぜか?


新機軸満載で賛否は分かれがち

2000年(平成12年)11月30日にプレイステーション用ソフトとして発売された「ロックマンX5」。PS後期の作品であり、20世紀最後のロックマン作品(だったはず)です。

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本作の特徴はまず、スペースコロニー衝突の危機が迫る地球を救うという、これまでにない終末観たっぷりのストーリー。それに伴い、ゲーム内に時間経過の概念があり「コロニー衝突まで残り●時間」といったカウントダウンが表示されたり、ボスキャラを倒さないで放っておくとどんどん強くなっていったりするシステム。そしてゲームの進行に応じたマルチエンディングが採用されています。

このほかにも、アクションの一環として「しゃがむ」動きが追加されたとか、ロックマンXシリーズ特有のパーツシステムがリニューアルされたとか、従来シリーズからの新要素・変更点は数知れず。ただ、システムががっつり変更されたことも大いに関係して、「ロックマンX5」は評価そのものも賛否に分かれる作品であるように思います。

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▲ロックマンXの強化パーツシステムは、これまでの「全4種のパーツを入手して徐々に強化していく」ものから、「4種のプログラムを集めてアーマーを完成させるまで強化が行われない」ものへ変更。さらにアーマーも複数種類を換装できるように。

20世紀末の"ロックマントリビュート"


そんな「ロックマンX5」、もうひとつの大きな特徴が、ロックマンXシリーズ......あるいはさらに遡ってロックマンシリーズ全般へのオマージュ要素が多いこと。個人的に本作を推したいのは、この点がかなり大きいです。

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分かりやすい例でいえば、「ロックマン2」(1988年/ファミコン)で有名なクイックマンステージの再来。画面の左右から即死ビームが飛んでくるのを一生懸命避けながら進んでいくアレ......といえば知ってる! という人も多いのではないでしょうか。本作の後半に登場するこのトラップ、攻略法も「ロックマン2」を再現していて、時間を止める特殊武器を使って即死ビームを避けることができます。

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また、有名なボスキャラの再登場というのもあります。「ロックマン」(1987年/ファミコン)の難敵として有名なイエローデビルや、「ロックマンX」(1993年/スーパーファミコン)のランダ・バンダの復活版といえるボスが、やはりゲーム後半にプレイヤーを苦しめます。この2戦では、BGMもそれぞれの作品で流れた曲のリメイクになっていて、"強敵との再会"感を強調。

過去作品のBGM再登場というところでは、海中ステージ(タイダル・マッコイーンステージ)に流れる曲が「ロックマンX2」(1994年/スーパーファミコン)にあった曲のリメイクになっているというのもありました。

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そして本作の極めつけが、プレイヤーキャラの「エックス」と「ゼロ」の対決です。「ロックマンX」はもともと「ロックマン」の遠い未来の話という設定が見え隠れしていて、そこが「X5」でいよいよはっきり打ち出される場面。常々、エックスはかつてのライト博士が、ゼロはワイリー博士が作ったものらしい......と匂わされてきており、ずっと一緒に戦っていたふたりでしたが、本来は宿敵同士だったわけです。

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「X5」の終盤に待つエックスとゼロのバトル、そのステージの背景にはワイリー博士の「W」マークが浮かび上がっています。このときに流れるBGMはかなり激しく、かつ悲愴感にあふれていて、これまでのシリーズを遊んできたファンなら戦いながら泣けてくるというようなものでした(と書きながら泣いている)。

それでもロックマンXは終わらなかったけど...


ストーリーの終末観、過去作への全開オマージュ、そしてエックスVSゼロの決着という要素から、シリーズそのものの完結を感じさせた(実際にはその予定だったふしもある)「ロックマンX5」。結果としてシリーズは終わらず、後日談の「ロックマンX6」とそれ以降に続くことになりましたが......実際に世紀末を迎えていた時代性もあいまって、この雰囲気は忘れられないものがあります。

前述のとおり賛否両論の要素もはらんでいるので、ゲームとして必ずしも名作ではないかもしれないながら、ロックマン好きとしては心に残る一本として、個人的に今でもときどき遊びたくなる「X5」。知らなかったゾ、という方は「ロックマンX アニバーサリー コレクション 1+2」で前後の作品とともにぜひどうぞ。

Gallery: ロックマンX5 | 8 Photos

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