Sponsored Contents

Weekendの最新記事

Image credit:
Save

AIで誰でもピアニスト・中国向け自動運転開発でアウディとファーウェイが協力・MITがCPU脆弱性軽減技術: #egjp 週末版138

8ボタンでソロが弾ける

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年10月22日, 午前09:30 in Weekend
73シェア
7
23
0
43

連載

注目記事

4年ぶりの新生Mac mini レビュー。10万円以下で買えるCore i3モデルの実力は?

4年ぶりの新生Mac mini レビュー。10万円以下で買えるCore i3モデルの実力は?

Brother Hawk, 12月10日
View
1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「AIで誰でもピアニスト」「中国向け自動運転開発でアウディとファーウェイが協力」「MITがCPU脆弱性軽減技術」といった話題を取り上げました。

アウディ、ファーウェイと自動運転技術で協力

audi
アウディとファーウェイが中国国内におけるレベル4の自動運転技術開発のためにパートナーシップを組むことを発表しました。両社は7月に覚書に署名し、9月よりファーウェイのMobile Data Centerをルーフに載せて試験走行を開始しているとのこと。このデバイスにはCPU、複数のAIチップ、カメラ、LIDARなどが組み込まれています。

中国政府は、国外の自動車メーカーが進出するには中国のメーカーとの合弁事業にするよう求めていましたが、2018年はじめにそのルールを緩和し、最近ではテスラが単独で工場の設置を発表したりもしています。

一方で自動運転車に関しては、詳細な地図データを作られると安全保障上のリスクがあるとして、外国企業単独での開発を規制しています。このため、たとえばメルセデス・ベンツは早くからBaiduなど中国企業と提携しています。アウディもファーウェイとの協力がなければ他のメーカーの後塵を拝したり、市場そのものをスキップしていたかもしれません。

AIで誰でもピアニストになれるボタンコントローラー

AIでアートを生み出す研究プロジェクトGoogle Magentaが、ボタンを叩くだけでちゃんとしたピアノソロが奏でられる8ボタンコントローラー「Piano Genie」を開発しました。Piano GenieはAIによってボタンからの入力を88鍵をフルに使った音楽に変換します。

Google MagentaのChris Donahue氏はこのボタン叩くだけで、まるで自分が意図したかのように音楽が演奏されるツールを設計したいと考えてこのデバイスを開発したとのこと。AIはMinnesota International Piano-e-Competitionから得た1400もの演奏をニューラルネットワークに叩き込み、どのように音符が組み合わせられるべきかを判断することで、ユーザーがあたかもアドリブで引いているようなメロディが出力されます。

MIT、Meltdown/Spectreタイプの攻撃を軽減する対策を開発

CPU
マサチューセッツ工科大学が、CPUの投機的実行の脆弱性をつくMeltdown/Spectre型攻撃に有効だというDynamically Allocated Way Guard (yes, DAWG is on purpose)なる対策方法を開発しました。この方法はCPU上のメモリーキャッシュを分離して管理し、互いに不用なアクセスを差し控えます。

この方法ならば、インテルがXeonプロセッサーで採用するCAT(Cache Allocation Technology)よりも効果的な保護が実現でき、さらにCATが対応できない"非投機的な攻撃"からも保護が可能とのこと。ただし、まだDAWGをより多くの同種の攻撃に対応させるための作業が進行中であり、そのためにはオペレーティングシステムに最小限の変更が必要になるとのこと。

MITの研究チームは、インテルなどCPUメーカーがこのアイデアを採用することを期待しています。

ソニー、事業使用電力の100%再生エネルギー化計画を10年前倒すと発表

solar
ソニーが、米国で2040年までに達成するとしていた使用電力の100%再生可能エネルギー化を、2030年に前倒しすると発表しました。ソニーは2017年に米国内の事業において使用電力の25%を再生可能エネルギーで賄ったとされるものの、世界に展開するすべての事業でみれば5%しか再生可能エネルギーを使用していなかったとされます。

今回の前倒しでソニーは少なくとも米国では再生可能エネルギーの使用に本腰を入れたようにも思えます。すでに2017年には米国での事業に25%の再生可能電力を調達しており、オンサイトの太陽エネルギー、再生可能エネルギー証書などを組み合わせて100%に達する予定です。

なお、ソニーは既に欧州で100%再生可能電力を調達しており、次に北米、中国、日本にも順次展開する計画です。

Spotify、アーティストの競合サービスへの楽曲アップロードを支援

Spotify
Spotifyは9月、アーティストがディストリビューターの手助けなしに直接楽曲を公開可能とする機能を追加したと発表しました。しかし、この機能はSpotifyだけに有効な機能であり、Apple Musicなど他の音楽ストリーミングサービスにも楽曲を公開したいアーティストにはさほど好評を得ていませんでした。

そこでSpotifyは、スタートアップ企業のDistroKidと提携し、アーティストがSpotifyに楽曲をアップロードすれば複数の音楽ストリーミングサービスにも簡単に楽曲をアップロードできるようにする計画であることをあきらかにしました。

この機能はアーティストがSpotifyに音楽をアップロードすれば、Apple MusicやTidalのような競合するその他のストリーミングサービスにもそれらを展開できるとされます。これは特にディストリビューターを持たないインディーズアーティストにとって便利な機能になるはず。そして、まずSpotifyへ楽曲をアップロードする仕組みをとることで、Spotifyがアーティストにとって「デフォルトのアップロード先」になる可能性があります。

Sponsored Contents