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iPhone XS Maxは早まったかも? と思うiPhone XRのデキ(石川温)

中身のスペックに妥協なし

石川温
2018年10月24日, 午前06:50 in iPhoneXr
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ここ数日、iPhone XRを使ってきた。正直な感想を一言で言うと「1ヵ月前、iPhone XS Maxを購入したのは早まったかも...」というのに尽きる。実際、iPhone XRはとても良くできていると思う。

iPhone XS MaxとiPhone XRを比較してみると、まずディスプレイが違う。iPhone XS Maxは有機ELであり、iPhone XRは液晶だ。確かにiPhone XS Maxのほうが色味が濃い印象があるし、斜めから見ても鮮明だ。

ただ、iPhone XS MaxとiPhone XRを比較した上での話であり、iPhone XR単体で見る分には全く不満はない。

画面サイズに関しては、iPhone XS Maxが6.5インチ、iPhone XRが6.1インチ、iPhone XSが5.8インチとなっている。iPhone XS Maxを一ヶ月、使い続けたこともあり、6.5インチにはすっかり慣れてしまった。片手での操作も何ら問題ない。

そんな手でiPhone XRを持つと、ちょっとばかり小さく感じる一方で「あれ、厚い」という違和感があったりする。実際、iPhone XS Maxの厚みは7.7mmだが、iPhone XRは8.3mmとなっている。0.6mmの違いしかないが、これが意外と手のホールド感に違いをもたらしている。

有機ELディスプレイはバックライトが不要なため、本体を薄くできる。部材の違いが結果として、iPhoneの厚みの違いとなっているようだ。

「iPhone XRで充分かも」と思わせる単眼カメラ

iPhone XS MaxとiPhone XRで、もうひとつの大きな違いといえばカメラだ。

iPhone XS Maxは広角と望遠のデュアルカメラであり、iPhone XRは広角のカメラが一つしかない。

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この一ヶ月はiPhone XS Max、その前はiPhone Xを使い続けていたが、iPhoneの10倍ズームはあまり満足していないというのが正直なところだ。さすが10倍に拡大するとなると、画像がガビガビとなってしまい、使い物にならない。

もちろん、広角から望遠という2倍の切り替えもできるが、これまたあまり使った経験がない。望遠を使うくらいなら、被写体に一歩、寄って写真を撮ったほうがいいだけに、結局、望遠の出る幕が極端に少なかったように思う。

この週末、子どもが運動会ということで、「張り切って写真を撮るぞ」と、望遠ズームが使えるデジタルカメラであるRX10M3を持参した。グラウンドの中にいる時の子どもはデジタルカメラ、運動会の休憩や終了時にはiPhone XRで撮影するという使い分けをやっていた。

iPhoneで望遠で撮影したいと思うことはあまりないので、「iPhone XRで充分かも」という気にもなってきた。

実際のところ、iPhone XRでもポートレート撮影をすれば、背景をボカすことは可能だし、さらにあとからボケ具合の調整もできる。「カメラが2つなくても、ちゃんとボケるじゃないか」ということにあっけにとられた。iPhoneでは2つのカメラを使うというよりも、ニューラルエンジンによる機械学習で、被写体と背景を認識し、背景をぼかしているようだ。このあたりは、グーグルのPixel 3と同じようだ。

実際に、iPhone XRでポートレート撮影をしてみたが、きちんと背景をボカすことが可能だ。運動会だと、どうしても背景に他の子どもや親が写ってしまい、SNSに上げづらくなるのだが、ポートレートで背景をボカしまくれば、そうした心配をすることなく、写真をSNSにあげられるというのも便利な使い方だろう。

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iPhone XRの何がいいって、チップセットに関しては、iPhone XS Maxと同じA12 Bionic が使われているという点だ。実際にARアプリをいくつか試してみたが、iPhone XS Maxと同様に全くストレスなく利用できる。
 
中身のスペックに妥協がないというのも、iPhone XRを安心して選べるメリットと言えそうだ。

豊富なカラバリは細かい仕上げにも注目

iPhone XRを購入する上で、唯一、悩ましいのが、色選びだ。

今回、ブルー、ブラック、イエロー、コーラル、プロダクトレッド、ホワイトの全6色が用意されている。ウェブ上で見る画像と、実物はおそらく印象が違って見えるはずだ。実物はガラス素材とアルミのフレームでかなり高級感がある。他のメーカーと違い、アップルではアルミのフレームにも着色が施されている。まさかブルーではフレームも青くなっていると思わなかった。このあたりの細かい仕上げも注目なのだ。

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iPhone XS MaxとiPhone XRの価格を比べた場合、決して「廉価」ではないが、iPhone XRのほうがちょっとだけ安かったりする。同じ容量で比較した場合、256GBモデルは、iPhone XSが14万184円なのに対して、iPhone XRは10万9944円だ。

KDDIとソフトバンクは、端末の割引がなくなってしまっただけに、少しでも安く買えたほうがありがたいのは間違いない。

コスト面や実力においても、いまからiPhoneを買い換えるのであれば、iPhone XRが大本命になるのは間違いなさそうだ。


関連キーワード: apple, Gadgets, ios, iphone, iPhoneXr, smartphone
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