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極小タフネススマホ「Unihertz ATOM」ファーストインプレ。DSDVにIP68対応、技適も取得済み

小さい端末には夢があります

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年10月29日, 午後06:30 in mobile
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米国では往年のPalmブランドが復活し、3.3インチのPalm Phoneが発表。国内ではドコモからワンナンバーサービスに対応したワンナンバーフォンや、名刺サイズのカードケータイが発表されるなど、急に小型端末界隈が活気づいてきました。


そんな中、クラウドファンディングKickstatertで出資していた極小タフネススマートフォン「Unihertz ATOM」がやっと手元に届いたので、ファーストインプレッションをお届けします。

ATOMは、2月に国内販売も開始された2.45インチの極小Androidスマートフォン「Jelly Pro」の姉妹モデルというか後継モデルと呼ぶべきもの。SoCやRAMなどを強化しつつ、防水性や耐衝撃性を追加した端末です。



Unihertz ATOM
▲付属品一式。本体、マニュアル類のほか、保護シート、USBケーブル、USB-ACアダプタ、ストラップが付属します

ディスプレイは2.45インチ 432x240でJelly Proと変わらず。決して綺麗で見やすいわけではありませんが、日本語フォントも潰れず、WEBサイトもちゃんと読めるレベルです。

Unihertz ATOM

ディスプレイ下部にホームボタンを兼ねた指紋センサも搭載されています。ATOMは画面サイズが小さいだけに、キーボード入力は楽とは言えません。指紋センサが追加されたことで、ロック解除が楽になるだけではなく、1Passwordなどを利用して、各種WEBサービスやアプリなどへのID・パスワード入力も簡単になっています。

Unihertz ATOM
▲キーボード入力はかなり厳しい

背面も全体的にラバーコーティングと滑り止め加工が施されています。Jelly Proとは違い、ユーザーによるバッテリー交換は不可となりました。そのバッテリー容量は2000mAhに大幅アップしています。

Unihertz ATOM

本体向かって右側面には電源ボタンとUSB-Cポート、そしてPTTボタン(オレンジのボタン)があります(後述)。

Unihertz ATOM

左側面にはボリュームとSIMスロット。奥がSIM1、手前がSIM2。microSDには非対応です。

Unihertz ATOM

SIMはVoLTEの同時待ち受け(DSDV)に対応しています。技適も取得済みなので、日本国内での利用も安心です。

Unihertz Atom


3.5mmジャックは上面に。

Unihertz ATOM

底面というか背面には、ストラップホールがあります。

Unihertz ATOM

Jelly Proと比べると、全体にかなりゴツイ印象です。しかし、肝心の耐衝撃性能については、どの程度の強さなのか、とくに言及はありません。

小さく軽いので1m程度の高さからの落下なら問題なさそうですが、あたりどころが悪ければディスプレイは割れるでしょう(Gorilla Glassを採用はしています)。せっかくストラップホールもあることですし、過信せずにストラップなどを使ったほうがいいかもしれません。なお、防水防塵はIP68相当となっています。

Unihertz ATOM
▲重さは実測で110g

Unihertz Atom
▲Jelly Pro(右)と比較

Unihertz Atom
▲iPhone XS(左)と並べると小ささが際立ちます

SoCの型式は公開していませんが、CPU-Zで確認したところMT6763とのこと。これはMediaTek Helio P23に相当するものです。ただ、動作クロックが2.0GHzなので、下位モデルの「MT6763V」と考えられます。RAMは4GB、ストレージ64GB。

ベンチマークは、AnTuTuでは「84293」、3DMarkは「457」との結果になりました。

Unihertz ATOM

スペックとしては、ある程度のゲームもプレイできそうですが、画面サイズ的には実用的ではなさそうです。なお、WEBブラウズ程度は問題なく行えます。視力との戦いになるかもしれませんが。

Unihertz ATOM

そのほか、NFCには対応していますが、残念ながらFelica(おサイフケータイ)は非対応。Bluetoothは4.2。Wi-Fiは802.11 a/b/g/n(2.4/5GHz)に対応します。

アプリを割り当て可能なPTTボタン

先に触れた、本体側面にあるPTTボタンですが、デフォルトではこれを押すとPTTサービス「Zello」が起動します。PTTは「Push To Talk」のこと。普通の1対1の通話ではなく、トランシーバーのように1対多の通話を行えるサービスです。

Unihertz ATOM

トランシーバーと言っても、モバイル回線を使うことに変わりはないので、圏外では利用できません。しかし、ボタンを押している間はこちらの話がグループ全員に伝わるのは、イベントスタッフや登山、スキーなどでは便利そうです。PTTボタンが無い機種でも、画面内をタップすることで同サービスは利用できます。

なお、PTTボタンは、カメラや電話アプリの起動など、他の機能を割り当て可能です。

Unihertz ATOM
▲割当は、「設定 > スマートアシスト > ショートカットキー」から

カメラの画質はアップ

背面カメラは16MPに大幅アップ。ぱっと見は大差ないようにも見えますが、よく見ると解像感はアップしています。ただ、色乗りは悪くなっているような気も。SNSにアップしたりするには十分だとは思いますが、もう少しいろいろなシーンで試してみたいと思います。

Unihertz ATOM
▲ATOMで撮影

Unihertz ATOM
▲Jelly Proで撮影


コンパニオンデバイスとして使いたい

冒頭でも触れた通り、最近はメインのスマートフォンと一緒に持ち歩く、あるいは一時的にメイン端末の代わりにするコンパニオンデバイスとしての小型端末が人気の様子。

ATOMや前モデルのJelly Proは、それ単体でスマートフォンのフル機能を利用できるのが魅力ではありますが、どちらかというと、上記のようなコンパニオンデバイスとして使いたい人も多いのではないでしょうか。

後付けでの対応は難しいのかもしれませんが、ワンナンバーサービスのようなものに対応してくれるのを期待したいところです。

Kickstarter出資者は登録住所の確認を

ATOMの出荷は9月末から開始されていますが、まずはクリップなどのアクセサリーを頼んでいない単体での出荷から行っているとのこと。

ただ、アクセサリーを頼んでいなくても、前回のJelly Proに出資した人にはおまけでアクセサリーが付属します。このために前回出資者の出荷が後回しになってしまったようです。

Unihertz ATOM
▲おまけのクリップ。リュックのベルトなどに固定出来ます

なお、この遅れとは別に、Unihertzが送った調査メールに未回答だったり、出荷先住所が不完全なため、出荷できずにいる人が多数いるようです。まだ出荷できていない人のリストに自分のBacker No.が無いか確認し、もし載っていたらUnihertzに連絡して正しい情報を伝えないと、いつまで待っても届かないので注意してください。
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