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危険な夜中のてんかん発作をすばやく通知「Nightwatch」スマートウォッチ。オランダの大学が開発

ITで救える命がある

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年10月30日, 午後04:00 in Bracelet
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オランダのアイントホーフェン工科大学(TU/e)の研究者が、深刻なてんかん発作を検出できるブレスレット"Nightwatch"を開発しました。このブレスレットは常に患者をモニターし、てんかんの発作を検出するとすぐにケアスタッフに通知できます。難治性てんかんを持つ患者は、5人にひとりが夜間の発作で命を落としているとも言われており、そうした事態から患者を救うことが期待されます。

Nightwatchには心拍センサーとモーションセンサーが内蔵され、これらを組み合わせて以上に高い心拍数と発作による震えを検出します。

実験では、Nightwatchが重度のてんかん発作を85%の正確性で検出でき、最も危険なレベルのものでは96%をとらえることができたとされます。もちろん、100%でないことは完ぺきを求める人からすれば不安材料です。しかし、危険なレベルの発作を21%しか検出できなかった従来品から考えれば大幅な機能アップです。

まだ開発初期にあるNightwatchは、てんかんの症状に応じた2種類のアラートを発するだけです。それらを組み合わせてより高い精度を引き出すために、研究者は開発を続けています。ただ、製品化はそれほど先のことではないようで、すでに研究者らはLivAssuredと名付けられたNightwatchを製造販売する会社を立ち上げました。

研究者は、最終的にはNightwatchで患者ごとにアラートをカスタマイズできるようにし、どのような異状もすぐに検出して、タイムリーな対応を可能にしたいと考えています。

ちなみに、Nightwatchと同様に心拍センサーとモーションセンサーを内蔵したてんかん患者向けの腕時計型デバイスEmbraceが米国では2018年2月にFDA認可を得て発売されています。また日本では京都大学が、てんかん発作を1分以上前に予知する技術を開発したと、2017年10月に発表しており、数年後にはこうした機能を持つデバイスも世に出てくることになりそうです。

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