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人工光合成で水素と電気生成・インフルエンサー、宣伝不履行で訴訟・弾道ミサイル迎撃試験映像: #egjp 週末版140

Snapメガネはクール...?

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年11月5日, 午前06:50 in Weekend
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「人工光合成で水素と電気を生成」「インフルエンサー、インフルエンスせず」「米軍の弾道ミサイル迎撃試験成功映像」といった話題を取り上げました。

電気だけでなく水素も作る人工光合成デバイス

solar cell
化石燃料に代わる再利用可能エネルギーを追求するにあたり、研究者らは水を酸素と水素に分離させる人工光合成で水素を生み出す方法を追求しています。しかしこの方法は効率化させるのが難しく、なかなか実用的なレベルには到達できていませんでした。

カリフォルニア州にあるローレンス・バークレー国立研究所は、太陽光と水から水素燃料と電気という2種類のエネルギーに変換する新しい"hybrid photoelectrochemical and voltaic (HPEV) cell"と称する、新しい人工光合成装置を開発し、既存の方法よりはるかに高効率なエネルギー生産を可能にしようとしています。

ある人工光合成の方法では、まず太陽光から電気を生成し、その電気で水を電気分解して水素燃料を生成します。ところが既存の方法では太陽光を浴びたシリコンが作り出しているはずの電気のごく一部しか使うことができていませんでした。

研究を率いる Gideon Segev氏は「これでは自動車を常に1速で走らせているようなもので、せっかく励起された電子が何も仕事をしないままエネルギーを失っています。新しい装置では単純にその電子を取り出すようにしただけです」と説明します。

ではどうするのかと言えば、太陽電池として機能するシリコン部分に、新たに配線を加え、使われていない分の電気エネルギーを取り出すようにしたとのこと。つまり余っている電力はその場で使うか、バッテリーに充電できるようにしたということです。

これにより、これまでの人工光合成装置のエネルギー発生効率6.8%から20.2%に向上したとのこと。

頭が回る人なら、それならわざわざ水素に変換しなくても全量太陽光発電でいいのでは?と思うかもしれません。燃料電池もまだ高価です。しかし、水素はクリーンかつ蓄積可能、さらに加工もしやすい便利なエネルギーとして大きく注目されており、将来を見据えてその生産を向上させる、あらゆる方法が求められています。

Instagramインフルエンサー、宣伝失敗で訴えられる

Luka Sabbat
奇抜なファッションでモデルとして活躍しつつ、Instagramなどを通じたインフルエンサーとしても知られるルカ・サバト氏が、カメラ付きサングラスSnap Spetaclesのプロモーション契約を破ったとして、Snapに訴えられました。

契約では、サバト氏はSnapから6万ドルの契約金でSnap Spetaclesを使ったInstagramストーリー3本と、日常的な写真投稿を1回、公開する取り決めだったとされます。しかしサバト氏が作ったのはInsatgramストーリー1本だけで、これも最終的に公開されていません。またサバト氏は「ミラノコレクション」とも呼ばれるミラノ・ファッション・ウィーク期間中、公的な場でSnap Spetaclesを着用して撮影されることにも同意していたものの、これも実行されることはなかったとのこと。

この結果、Snapの依頼でプロモーションを担当するPR Consulting Inc.はサバト氏に対し、すでに支払った4万5000ドルと「結果的かつ偶発的損害」やその他費用をの返還を求めて訴訟を起こしたということです。

有名人がSNSを通じて宣伝活動をそれとなしに行わせるはずだったこのプローモーション手法をみて、"ステルスマーケティングまがい"じゃないかと思う人もいるかもしれません。

実際にインフルエンサーマーケティングはステルスマーケティングとよく似ているものの、きちんとプロモーションの一環であることをハッシュタグやその他文言でわかりやすく伝えているぶんには問題とされません。また絶大な知名度を誇る(膨大な数のSNSフォロワーを持つ)有名人を利用したプロモーション活動やその失敗に対する賠償請求はThe Fashion Lawが報告するように"業界では一般的"なことなのだそう。

例えばラッパーのジェイ・Zは2016年に自身が監修した香水「Gold」の販売促進に失敗し、製造販売元の Perfumania Holdingsから約180万ドル(約2億円)の損害賠償を求めて訴えられたりしています。またそのジェイ・Z人脈のひとりカニエ・ウェストの妻キム・カーダシアンもヘアコスメ「カーダシアンビューティ」ブランドの宣伝活動を怠ったとして1800万ドル(約20億円)の訴訟をおこされていました。

ちなみに、Snap SpetaclesのメーカーであるSnapは「この訴訟には関与していない」と述べています。

米国政府、ジェットエンジンの知財盗んだ中国人ハッカーを提訴

Boeing 737 MAX 9
米司法省は、2015年1~5月にかけ米国とフランスの航空宇宙企業からハッキングにより航空機用エンジンの知的財産(IP)を盗み出したとされる中国人グループ10人を訴追しました。

このグループは、2人が中国江蘇省安全保障局に籍を置く人物とされ、別の2人は被害を受けたフランス企業の内部関係者、のこる6人はハッカーだとされます。

犯行の目的は、大規模な旅客機に使われるターボファンエンジンの開発費用を削減させる、もしくはライセンス購入をさけるためと言われ、米司法省によると中国のある航空宇宙企業が、盗み出された情報に近いエンジンの開発に取り組んでいたとのこと。

知財情報はアリゾナ、マサチューセッツ、オレゴンにある米国の航空宇宙企業から盗み出されたと考えられます。この企業にはフィッシング手法やマルウェア、ドメインハイジャックといった攻撃が複合的に行われ、ウェブサイトの脆弱性をついて顧客情報を盗み出すと同時に内部にウィルスを侵入されていました。一方フランス企業のほうも、中国・蘇州の事務所にSakulaマルウェアを使用したハッキングがあったとのこと。

訴追されたのは10人ですが、米司法省は安全保障局の2人が中国から身柄を引き渡されるであるとしたものの、記事執筆時点では犯行グループの誰もまだ米国内に拘束できていません。

FacebookがTikTok風動画アプリLasso開発中

musical.ly
Facebookは、TikTok / Musical.lyに似た、単体の短いBGMつき動画作成アプリを開発中と伝えられています。例にあげたアプリ同様、10歳前後からヤングアダルト層をターゲットにしていることはあきらかで、そのためユーザーが高齢化するFacebookの機能としてでなく、パパやママやおじさんおばさんに見られることのない単独アプリとして開発しているとのこと。

「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon 」のリップシンクバトル、「The Late Late Show with James Corden」のカープールカラオケといった歌ものコーナーの人気から広がったとも言えるリップシンク。実はすでにFacebookアプリには"Lip Sync Live"機能としてライブ配信機能に組み込まれています(日本では未提供)が、この手の機能はやはり若いユーザー層のほうが利用率は高そうです。

米軍、模擬核弾頭の迎撃実験が成功

米海軍が、宇宙空間を飛行する模擬弾道ミサイルを撃墜する高度な迎撃技術試験を実施、成功しました。試験はハワイ沖に停泊するミサイル駆逐艦ジョン・フィンで行われ、発射したSM-3 Block IIAミサイルは、中距離弾道ミサイルを模した標的に見事に命中しました。

米軍は「発射された弾丸を別の弾丸で撃つ」と表現してその試験の難しさを説明します。米軍ではこのようなミサイル迎撃システムを陸海に展開でき、海軍ではイージス弾道ミサイル防衛システムの一部に組み込んでいます。想定される用途は、ロシアや北朝鮮が備蓄する短距離・中距離弾道ミサイルの迎撃で、ミサイルが大気圏に再突入する前に宇宙空間で撃墜できるよう設計されています。

今回は2回続いた試験での迎撃失敗のあとでの成功で、通算で2回めの成功となります。アメリカミサイル防衛局は、観測と初期データを確認したうえで今回の試験の成功を歓迎し、今後もシステムのパフォーマンスを評価し続けるとしています。

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